概要
『ガクエン退屈男』の登場人物。
永井豪のオールスター作品であるバイオレンスジャックにも早乙女門土と共に登場する。
美形の女装男子としては70年代に誕生した非常にエポックメイキングな存在である。(ただし、バイオレンスジャック版はどちらかといえば女性的な容姿がコンプレックスであり、性別:身堂竜馬と呼べるような状態になっている。)
劇中では妙に両手を縛られて拷問されるリョナシーンが多い。
人物
名の売れた学生ゲリラ。非常に美しい容姿を持ち、女装を得意としている。
ちなみに劇中ではほとんど女装姿か裸だが、何故女装をしているかの理由については全く触れられていなかったりする。
語られた過去では男にも女にもモテていた他、わるのり学園が雇ったちびの中国人用心棒にも惚れられていた。
キレると手が付けられなくなり、事情があったとはいえ自分を愛してくれなかった両親に愛してもらうために兄であった三泥の顔面に硫酸を掛けた挙句拒絶されると両親を殺害したり、門土の部下を皆殺しにする残虐性を発揮することも。
身堂とは倫理観の違いもあって腐れ縁と言って差し支えない関係だったが、最終的には窮地を救われ確固たる信頼関係を築いている。
「バイオレンスジャック」版では楽天的な性格で女顔がコンプレックスとなっており、必要時以外は女装を行っていなかったが徐々に門土への感情が友情から愛へと変化し始めたのか、自ら女性的な口調で迫ったり裸で抱き着いて好きと言う程度には親密な関係となっていった。
彼をモデルにしたキャラクター
身堂竜子という彼をモデルとしたビルドエンジェル隊の隊員が登場する。
なお、こちらは男性ではなく女性である。
女性的な容姿の設定は全く引き継がれていないが、人造人間といった設定や怒ると手が付けられなくなるといった設定が受け継がれている。
関連タグ
流竜馬:当時ガクエン退屈男で永井豪のアシスタントをしていた石川賢が手掛けたロボット作品ゲッターロボの主人公。読みは違うが門土の早乙女と共に名前だけ引き継がれている。