概要
pixivユーザー「tomohiro」氏が、2010年より不定期でpixivへ掲載しているオリジナル小説の短編集。
同氏が構想に立てていた「オムニバス形式の単発作品」を、「逆襲の藤隆」という名称でひとまとめにしたものである。
作例およびあらすじ
2021年7月1日時点で第363話まで掲載。ここでは、そのうち第40話までの作例を掲載する。
- 黄色い叢の門:主人公は関東南部の実家を飛び出して日本中を転々としたのち、戒厳令下の名古屋に住んでいる。名古屋地区は日本から独立し「東海聯邦」となっていた…
- sexy,sexy:海に来ていた1人の少年と大学生ぐらいの女性の出会い。
- 瀬戸内の怪:瀬戸内のある大手スーパーで、水着売場配属となった主人公が褌リバイバルブームに疑問を呈する。
- 帰郷:會社で渡された企画書を手にしながら、瀬戸内にある故郷へ数年ぶりに戻ってきた主人公。
- 窓から見える秋。:首都が東京から移転した日本における、主人公のとある朝。
- 秋田市から来た女:褌が大好きでいつも海や川で泳いでいる少年にまつわる噂。
- 執筆するに我に有り:福岡市のとあるファミレスにいる主人公は、出版社へ原稿を届けた後1人悩む。
- 梅ケ丘と桜ケ丘:主人公は会社の人事異動のため、生まれ育った梅ケ丘市から対岸の桜ケ丘市へ移り住んだ。
- 水になれ:自分が執筆しているヤクザ小説の展開をどうしようかと悩む主人公。
- 入れ物:義父の共同研究者の亡き妻のクローンとして生まれた主人公。
(※以下の作品はすべて同一世界観)
- 瀬戸内褌傳:岡山と香川の県境地方にある、とある街。ここでは小学生の男子は海や川では褌を水着として着用するのが定番になっていた。主人公の松永友輝はどんな「水着」にするか悩んでいた…
- 三浦半島褌記:関東に住む主人公・浅岡蓮次と、関東へ遊びに来た友人・松永友輝とのやり取り。
- I can fly:主人公・逹彌が、松永友輝の姉といちゃいちゃ。
- 水着パーティー:同学年の女子のハイレグ競泳水着を見て、主人公・日下部浩一郎は…
- バーミリオン・ブルース:外国人の青年・バーミリオンが浩一郎と談笑する。
- 秋から冬へ:秋から冬に成り代わろうというとある日、ヒロイン・平賀知世の家にバーミリオンが訪ねてきた。
- でこぼこ浪漫:山梨と神奈川の県境にある湖で寒中水泳大会が開催される。
- デコボコリプライズ:上記の寒中水泳大会の後日談。
- 朗読劇で読んだ本:文化祭の朗読劇原作を読んで、浅岡蓮次たちが高校時代を振り返る。
- 大胆にさせる物:知世は、服を脱いで褌一丁になる浩一郎を見て…
- ヴォイニッチジョーク:「褌に最適ヴォイニッチ・コーデックスの水着布」という広告を目にした浩一郎。
- バドワイザー柄:主人公・平賀知世は、大人向きのSサイズの水着を着ている同級生の萌美ちゃんに「ハイレグ競泳水着が好きな理由」を尋ねる。
- 水着の話題である。:浩一郎が褌ではなく競泳用海パンを穿いてきた。
- 海辺へ向かう車:上記のバドワイザー柄のエピソードを萌美視点にしたもの。
- 平賀知世さんのこと:浩一郎が知世に対し、普段の服装について話す。
- なりたい物になれる:あこがれのお兄さんであるバーミリオンに思いの丈をぶつけた浩一郎。
- 水着の素材。:浩一郎は萌美、知世、蓮次とともにショッピングモールに来て新しい水着を購入しようとするが…
- 嫉妬:上記の水着の素材の後日談。