曖昧さ回避
- 日本の『漫画家』。 ⇒ 本項で解説
- 漫画『ファントムバスターズ』の登場キャラクター。 ⇒ 是岸遊人
- 漫画『Mr.FULLSWING』の登場キャラクター。 ⇒ 羊谷遊人
概要
1979年、『同姓契約』でデビュー。
初期は『モーニング』や旺文社の中学生向け学年誌等で作品を掲載。その後、『実話タイムス』で初の連載をつかむものの単行本が売れず、約10年間漫画家の道を模索する。
1988年より『週刊ヤングサンデー』(小学館)で連載していた『ANGEL』が大ブレイクしたが、1990年ごろの有害図書問題の槍玉にあがり、社会問題に発展。
これにより美少女漫画家の代表格として遊人の名前は一気に広まることになった。
美少女漫画家の代表格として知られており。特に1990年代以降、風俗関係のビラや広告の多くに彼の美少女イラストが不法に使われており、その影響の強さがうかがえる。
時代に合わせて絵柄を変化させられることから絵柄パクと勘違いされることがあるが、正確にはギャグ、パロディであり、有名漫画の前知識を利用して楽しむ作品が多く、動作を独自のものに昇華させている。
遊人自身の絵柄の模倣も目立ち、オリジナリティがあったのが分かる。
また前期と後期で絵柄が大きく違っており、初期の頃は重いタッチの劇画風であるが、後期になるにつれて画風の変化に伴い、目が大きく線が細い萌え絵に近いタッチになっており、劇画の現代ものがベースなため、ロリコン漫画であっても肩幅が広い。
平成以降に出てきたロリコン漫画家にも言えるが、毎回必ず大人の色気担当が登場し、少女に大人の女性の要素を見出すバブみの描写がある。
時代を感じさせる漫画家でもあるのだ。
主な作品一覧
- 桜通信
- ANGEL
- 学園天国
- PEACH!
- 個人授業
- 超DNA戦士フロッグマン
- 南極28号
- 漂獣教室
- 校内写生