ピクシブ百科事典

目次[非表示]

絵柄パクとは


絵柄パクとは絵柄パクることである。
パクリ盗作ではなく模倣した場合は絵柄模倣と呼ばれる。

悪意のない絵柄模倣の意味として使われることもあるが、「誰かに絵柄を悪意を持って真似られた」などと言いがかりに使われるケースがもっとも多い。

なぜ言いがかりになるかというと、主な理由は二つ。

  • 「絵柄をパクって似せている」ことに関して明確な証拠を用意できない
  • 「絵柄を似せているのは問題である」という論の明確な根拠を説明できない
まず大前提として、絵柄や作風に著作権はないので仮に故意に真似ていたとしても何の問題もない。つまり盗作トレパクではない。

それを「パクリ」だとして問題視することは、「証拠はないがパクリに見えて不快なので取り下げてほしい」といったような身勝手な感情論内輪ルールの押し付けになりやすく、絵柄パクそのものではなくそれを問題視することによる問題、つまりただの言いがかりになりやすいのである。

絵柄が人の絵柄に似ることに、原則として問題はない。
絵柄パクは盗作や無断トレストレパク)と違って明確な証拠となるものがなく、なりすましなどと違って相手に直接迷惑をかけるものではなく、そもそも絵柄というのは上達に伴って頻繁に変化したり流行りの絵柄に似るのが当たり前であり、ついでに絵柄作風著作権はないので仮に勝手に真似ていたとしても何の問題もない
手塚治虫ピカソだって最初は人の真似から始めたのだ。絵の歴史というのは絵柄を真似て真似られて発展してきたものなのである。

絵柄パクと言われやすいもの

デフォルメドット絵モノクロといったデフォルメされた絵柄の界隈で言われることが多い。これらの技法は情報量を圧縮するものなので、完成系は被ることもあるだろう。
二次創作の同ジャンル同士で言われることも多い。同じ作品のキャラを描いている以上は同じような絵柄や色使いになるのが普通である。
また「目や体の描き方を真似られた」「ポーズや絵の構図塗り方を真似られた」などパーツや技法単位で言われることも多い。
もちろん絵を細分化したらどこかがピンポイントで被る確率が上がるのは当たり前であるし、見栄えのいいパターンは体系化されており被って当然である。

このように「偶然似通った」というだけのことを「パクリ」だと問題視されることが多く、知り合い同士の狭いコミュニティで持ち出されるパターンが多数である。
広い場所に出してしまった場合は、「これのどこがパクリだ」と逆に疑惑をかけた側が炎上することも珍しくない。

絵柄パクに関する言論

「画風が似ること自体は問題ないが、影響を受けたのなら公言するべきだ」という意見もある。
そうした意見を持つのは自由だが、もちろん公言しない自由もある。意見の強制は個人の自由の侵害である。
「真似ているのなら公言しろ」と迫る前に、「真似ている」というのは正しいのか、勝手な推測ではないのかと前提を顧みる必要があるだろう。

絵柄を変えるのは努力が必要なことであり、いやがらせでやるのは難しいが、いやがらせで「絵柄を真似たんじゃないか」などと言うのははるかに簡単である。

他にも無断転載トレスなりすましといった行為と同罪とされることもあるが、「絵柄が似てるだけ」と「無断転載やトレスしている」ことは全く違う話である。

現在の絵柄パク

現在の「絵柄パク」は、「絵柄を真似ていない」ことの証明が不可能なことを悪用し、特定の人物を「絵柄パク疑惑者」などと貶めるための言葉として使われているのが実情である。

更に「絵柄パク疑惑=言いがかりによる攻撃」と広まりつつある現状では、逆に粘着なりすましを行ったり、類似品の販売などで著作権商標を侵害した人が、「絵柄パクをしてすみません」などと謝罪し、難癖をつけられた人を演出するケースすら発生している。
絵柄を真似ることを悪用することはできるが、絵柄を真似ることそのものが悪いわけではない。何が問題の本質なのかは切り分けるべきであろう。

盗作と言いがかりをつけることで無理やり相手の作品を抹消させるための理屈」の問題や現実にあった事例については、盗作の項目やその中の「先発優先提言事件」の項が教材となるだろう。

他にも絵柄パクの言いがかりから訴訟に発展し、まとめサイトを作るなどで「パクリ指摘」をしていた側が敗訴し、「パクリの事実はなかった」と全面的に非を認めたケースも存在する。
「自称・絵柄パク被害者」の言うことを鵜呑みにせず、事実関係を冷静に判断することが求められる。

「誰だって誰かの絵柄に似ているのは当たり前」という事実を理解し、「証拠もないのに疑いをかけるのは失礼である」という常識を習得すれば、「絵柄が似ている」ことを感じたとしても、それを軽々しく問題視することはなくなるだろう。

なぜ絵柄パク疑惑による言いがかりや炎上が起きるのか

どんな絵描きにも絵が上手い人、上手くなりそうな人に対するライバル視や嫉妬などの複雑な感情がある。
特に作風が似ている相手や、ジャンルやサークルの仲間など距離が近い相手ともなれば、プレッシャーはなおさらである。
偶然似ていただけであっても、真似られていたのだとしても、優れた後発者によって自分または尊敬する相手の「自分らしさ」を脅かされるのを恐れるのは、人として自然な感情である。

性格によってはあまり気にしない人もいるし、「仮に真似られていたのなら光栄なことだ」と前向きに考える人もいるが、どうしても気になってしまう人がいるのも仕方ないことである。
それを「自意識過剰」「被害妄想」などと揶揄する人もいるが、心とは割り切れないものであり、相手に負けじと画力を上達させるなど、気持ちをバネにしてがんばる絵描きやファンも大勢いる。

だがその中には、負の感情をどうしても認められず、攻撃性として発揮してしまう人がいる。
しかし個人的な感情から攻撃に移れば、完全に「悪」である。なので攻撃者は自らを正当化するために、「正義」になれる理屈を後付けするのである。
「絵柄パクされた」などというのは、絵柄が似ていれば誰にでも使えて、簡単に「正義の被害者」になれて、絵を描きたい気持ちを効率よく萎縮させられて、反論が困難な、便利な口実でしかない。

こうした問題がエスカレートするのは、周囲にも一因があることが多い。
最初は「なんだかそういう気がして気分悪い」程度の軽い愚痴でも、周りに「絵柄パク許せないね」などと軽率に共感されてしまうと、本当に真似られているか、仮に真似られていたところで問題があるのかなどの事実は二の次にされてしまう。
仲間ということで贔屓目があると、客観的な意見は投げかけにくい。
本人が問題に思っていなくても、周囲が疑惑だとして焚きつけたり、独自に暴走をはじめるケースもある。

内輪の愚痴で済めばまだいいのだが、集団で正義感から暴走して、「絵柄パクしないでください」などと直接意見を投げかけたり、更には「加害者に対する正当防衛」として叩き行為を行った結果、逆に「正義の被害者」となった相手側に味方が集まり、やはり正義感から暴走し、「正当防衛」をそっくりやり返す…というのが、ネットの「炎上」でよくある流れである。

そういった心理を念頭におけば、「理解不能な暴走・意味不明な難癖」のようにしか見えない絵柄パクの言いがかりや炎上がなぜたびたび発生するのか、理解の一助となるだろう。

実際に絵柄パクが発生したときの対処法


絵柄パクを見つけたとき

  • 自分や好きな絵師さんの絵柄をパクられた!
    • まず、絵柄が似ること・似せることは何の問題もありません。あなたの絵やあなたの好きな人の絵も、先発の誰かの絵柄に似ている・似せているはずです。なので、「パクっている」というのは間違いです。あるのは「似ている」だけです。
    憧れの絵師さんの絵柄をパクっている疑惑がある人を見つけたが、パクられ側に報告したりパクリ側に注意をすべきか。
    • 絵柄が似ている人がいても特に問題はありません。本人が「私に絵柄が似てる人がいたら教えてほしい」と公言しているなら伝えてもいいですが、それ以外なら無用なストレスを与えるだけなのでやめておいた方がいいでしょう。
    • 同様に注意もやめておいた方がいいでしょう。絵柄を真似するのは特に問題ありません。ましてやそれを無関係な人間が注意するなどというのは完全に筋違いです。あなたは正義の味方気取りの無自覚な悪として、守りたいはずの「パクられ側」に多大な迷惑をかけてしまうことになるでしょう。
    • 「嫌な思いをしているかもしれない」「今は大丈夫でもいずれ問題が起こるかもしれない」などの疑念があるのかもしれませんが、それならなおさらあなたが率先して問題を起こそうとするのはやめましょう。問題ないところに問題を起こそうとするのが一番の問題であり、一番嫌な気分にさせる行為です。
    絵柄がコロコロ変わっているのはおかしい。絵柄パクの疑惑がある。
    • 絵柄は努力や本人の性格によっていくらでも変わります。絵柄が変わるのは問題ありません。むしろ努力の証です。
    • また、「オリジナリティを出すために絵柄を変えようと試行錯誤している」可能性もあります。それでも先発の誰にも似ない絵柄になるのは無理です。どのようにも取れることに関して、わざわざ悪い方に取るのはやめましょう。
    パクらなければこんなに似るはずがない。なのに黙っているのはアンフェアだ。
    • 似るはずがないということはありえません。「上手い」と感じる作風には一定の法則がある以上、全くの偶然で似てしまうことだってあります。また、それぞれ影響を受けた大元が同じなだけで、直接真似ていないパターンもあります。
    • いずれにしても、影響を受けた相手を公言するかどうかは本人の主義によるので、押し付けないようにしましょう。
    著作権の問題はなくても、創作のマナーとして先発が優先されるべきでは?
    • そのようなマナーはありません。先発者が「作風」や「アイデア」を独占できるようにしたら、絵だけではなく誰も何も作れなくなってしまいます。仮にマナーがあるとしたら、「絵柄を真似られた気がしても寛大な目で見守ること」でしょう。
    • また、現代では発表の場が多岐にわたり、厳密に何が先発かを判断するのは非常に難しいです。先発を優先するあまり、デマや誤解から「先発のはずの人間をパクリ・乗っ取りとして糾弾する」という本末転倒の事態すら起こりえます。オリジナルを尊重するのであればこそ、そのような思想は危険なのでやめましょう。
    悪意を持って真似られているのでは? 乗っ取られたり潰されるのでは?
    • 「悪意を持って真似る」というようなことはありえません。絵柄は努力の結晶です。愛や敬意によって似ることはあっても、悪意で真似るのは困難です。そもそも悪意があって相手を攻撃したいなら、もっと簡単かつ効果的な方法がいくらでもあります。(絵柄パクしているぞと悪い噂を流すとか…)なので気のせいです。
    • 「自分と似た作風の人間が現れたことによりショックを受けてやる気がなくなる」のは、本人のモチベーションの問題であり、後発の絵師に責任はありません。その本人も自身の絵柄でどこかの誰かにショックを与えていたはずであり、みんな同条件です。
    • それでも、もし騒ぎ立てて相手の絵柄を変えさせるようなことになれば、「他人を潰すことにより絵柄を不当に独占している」のは、あなたということになるでしょう。
    似た絵柄の人がいるのは、どうしても不安になる。
    • 大丈夫です。あなたの先発であなたやあなたの好きな絵師に絵柄が近い絵師たちも、自分に似た絵柄のイラストがめきめき上達していくのを見て不安になっています。クリエイターならば誰しも感じることです。不安になったり気持ち悪くなるのは仕方ないですが、できるだけ気にしないようにしましょう。
    口調や態度など、絵柄パク以外での相手の対応が気に入らない。
    • いきなり「絵柄パクでは?」などと言われた相手は、覚えのない疑いをかけられて動揺しているのでしょう。そのような心境では適切な対応もできないかもしれません。エスカレートして敵対的な関係を作ってもみんな不幸になるだけです。冷静になりましょう。
    絵柄パクを指摘したら消し逃げされたりアカウントに鍵をかけられた。後ろめたいことがあったからでは? 納得できない。
    • 難癖をつけられたから面倒なことにならないうちに対応したり、怖くなって消してしまっただけかもしれません。「身に覚えがないなら堂々としていればいい」という意見もありますが、「疑いがかかったならトラブルの種になるためいったん下げるべき」などの意見もあり、あなたが納得できない対応でも、誰かは納得しているかもしれません。万人を納得させる対応はないことを理解しましょう。
    絵柄が似ていたのでAさんの絵を私の好きなBさんのものだと勘違いしていた。
    • 絵柄そのものが好きなら、絵柄のフォロワーが現れたことを喜びましょう。Bさん本人のファンなら、誰がどの絵を描いているか、これからはファンとして正しい知識を身につけましょう。ほとんどの場合はイラストレーターの仕事は公開されています。
    • なお、それぞれ影響を受けた大元が同じなだけで、直接真似ていないパターンもあります。あなたが独自の作風だと思っているBさんも、誰かの絵に似ていた・似せていたであろうことは考慮しましょう。
    トレパクなどは問題になっているのに絵柄パクは問題ではないのか?
    • 人のイラストをそのまま転載する無断転載、相手のハンドルネームやイラストを自分のものであると偽るなりすましや、盗作トレースによるパクリであるトレパクなどと、「絵柄が似る」ことを「絵柄パク」と呼称し問題視することは別の話です。絵柄が(偶然あるいは意図的に)似ることは、なりすましでもパクリでもありません。
    • 無断転載なりすましトレパクをされた場合、それぞれの項目を読んで適切な対応をしてください。また、無断転載なりすましトレパクなどの言葉を拡大解釈すると混乱を招くのでやめましょう。
    トレパク盗作を行っている相手を見つけた。絵柄パクに関しても疑惑があるので追求したい。
    • 盗作などの証拠を探すのはいいですが、上述のように絵柄パクはそれらとは全く別の話ですので、並べて話をするのはかえって本来追求したい事柄の信ぴょう性まで失ってしまうのでやめておいた方がいいでしょう。
    • そうした場合は「疑惑」と称したものを下手に混ぜたり、「どう見てもパクリ」などと主観で語るのではなく、客観的に通用する明確な証拠のみを提示しましょう。すでに「言い逃れできない証拠を持つクロ」である相手を、わざわざ「疑惑がかかっているグレー」に戻してあげる必要は一切ありません。
    パクリと参考は別では? 参考にするのはよいが絵柄パクはよくない。
    • そのように分けられても、他の人はどこまでが参考でどこまでが(あなたの言う)絵柄パクなのかわかりません。あなたが思う「セーフの絵柄参考とアウトの絵柄パクの違い」の定義を明確にすると、話がスムーズになるでしょう。
    「パクられている(気がする)」と愚痴を言ったらファンが相手に対して攻撃を始め、相手のファンも反撃してきて抗争になった…
    • 互いに自身とファンを厳しく律して平和に行きましょう。迷惑なファンがフーリガンと化してあなたたちに迷惑をかけるのは、人気や交友関係の裏返しです。
    • 同じタイプの絵柄を操る人が現れたら、個性が脅かされて不安になるのは仕方のないことですが、口論になったらますます絵を描く喜びから離れてしまいます。どうしても吐き出したいなら、あなた自身と相手が両方とも絶対に特定されない形で気を付けて愚痴りましょう。
    • 絵描きも周囲も「絵柄パクの疑いをかけることは『愚痴』や『疑念』などではなく、明確かつ直接的な『攻撃』である」という認識を持ちましょう。「疑念」などと曖昧な表現で責任逃れをするくらいなら、最初から発言をやめましょう。
    Aさんの絵柄に近いBさんに「Aさんの絵柄をパクるな」と注意したら、反論されたり無関係な部外者が現れ、Aさんまで巻き込まれて収拾がつかなくなった…
    • 当然です。AさんでもBさんでもない無関係な部外者であるあなたが、他人に絵柄パクがどうこうと言いがかりをつけて問題を引き起こしている光景は、よそから見れば「悪」の所業です。そして「悪を攻撃したい部外者」は、何も絵柄パクを指摘する側だけに存在するのではありません。
    • さいわい、AさんとBさんに元は問題は起きていなかったのですから、原因であるあなた一人がしっかり対応するだけで問題は収まりやすい状態のはずです。Aさんに迷惑をかけてしまって辛いでしょうが、小さく済ませられるようにがんばりましょう。
    絵柄を真似ることによって楽して褒められても本人のためにならない。法律やマナーに違反せず悪意がなくとも、真似はやめてオリジナルの作風で勝負するべきだ。
    • あなたがそう思って他人に似た絵柄を避けるのは自由です。しかしそれを人に押し付けないようにしましょう。上手くなる方法は十人十色です。


「絵柄パクだ!」と誰かに言われたとき

  • 知らない人に絵柄パクだ!と言われた。
    • 対象が知らない人なら、「知らなかったんですがいい絵ですね」などと適当に流しましょう。ほとんどは純粋に疑問に思っただけの(言葉の選び方が下手な)人で、あなたを攻撃しているつもりはありません。いきなりパクリだと言われるのはショックでしょうが、感情的にならないようにしましょう。
    • ただ、相手はあなたから悪意を感じ取ろうと粗探ししている可能性もゼロではありません。例えば「知らない人に似てるって言われてビックリした」と素直な気持ちを呟いただけで、相手は「(絵柄パクしたくせに)知らないとはどういうことだ」などと受け取るかもしれません。いずれにしても言葉に気を付けて、感情や隙を見せないようにしましょう。もし粘着荒らしと化した場合は運営に適切な対処をしてもらいましょう。
    リアルで付き合いのある友達や、同じ創作グループの人に絵柄パクだと言われた。
    • 人付き合いをがんばりましょう。大抵の動機は「パクリのくせにちやほやされているのが気に入らない」、つまりあなたへの嫉妬を正当化するために難癖をつけているだけです。
    • どう考えても妬んでいる側が悪いのですが、嫉妬や人間関係が絡むと複雑になります。こうなると「あなたがパクっているのは私を潰すためだ」という被害妄想が発生したり、仕方なく絵柄を変えてやっても「絵柄パクだから絵柄を変えた」などと延々と言われる可能性があります。あなたが正しくても、いくらでも悪者に仕立て上げられるのが人間関係の怖いところです。いじめなどに発展する可能性もあり、理屈でどうこうなるものではありません。環境が学校なら美術に理解のある先生や大人に相談するのもいいかもしれません。その際は双方の言い分をよく聞いてもらいましょう。
    自分は特に気にしていないが、「あなたの絵柄がパクられていますよ」という報告が来た。
    • 迷惑なファンがやりがちな行為です。あまり気になるようであれば、「気にしてないのでいちいち報告するのは迷惑なのでやめてほしい」という意思を明確にするといいでしょう。
    • こうした報告者はほとんどはファンとしての善意や愛を暴走させているだけですが、悪意によってトラブルを起こそうとしている愉快犯の可能性もなくはないので、一応気を付けておきましょう。
    実際に絵柄を真似ているのだが、見抜かれた。
    • 本当に真似ているのなら、素直にそれを話してもいいでしょう。相手が個人的な友達ではなく、人格に問題のないプロのイラストレーターや、大昔の画家や漫画家なら、大抵は真似しても「悪意の絵柄パク」ではなく「敬意を持ったフォロワー」として好意的に見られるでしょう。絵画や漫画の歴史はそうしたフォロワーによって発展してきたのですし、そのプロだって最初は誰かのフォロワーだったのですから同じ条件です。
    • ただし世の中には「絵柄の真似を絶対に許さない」とか「絵柄は真似てもいいがそれを仕事にするのは許さない」といった価値観を持った人もおり、(大抵は真似られている人とは無関係な人です)そのような問題のある人とのトラブルが起きるリスクもあります。
    創作界隈においては別の案件(例えば二次創作キャラクター著作権を堂々と侵害している)の方が多いと思うのだが、そっちはいいのに絵柄や塗り方が似ているのはダメなのか?
    • ここまで書いてきたように、絵柄パクの言いがかりは「自分や好きな絵師の個性を脅かされるのが怖い」という感情が一番にあり、理屈は後付けです。絵柄パクだなんて言い草が本気で通じると思ってるような相手に、そういうところを指摘しても意味は薄いでしょう。なんにせよ「○○はいいのに××はダメな理由はなぜ」という提起は論点のすり替えになりがちなので、絵柄パクは絵柄パクで個別に対応しましょう。
    絵柄パクがバレたことに関して罪悪感がある。謝罪したい。
    • それは本当に「絵柄を真似たこと」を謝るべきでしょうか?例えば絵柄を真似ることはなりすまし著作権商標権の侵害の手段になります。しかし、それらは絵柄を真似るのに問題があったのではなく、「絵柄を真似ることを悪用した」のが問題なのです。謝罪すべきことが起きた場合、何が問題なのかは正確に切り分けるのが誠実な態度でしょう。
    • 問題を切り分けた上で、「絵柄を真似たのが悪かった」という結論に達したのならいいでしょう。ただし一般には絵柄の真似は問題ないことですので、謝罪する場合に説明が不十分だと、「何が原因なのかわかっておらず適当に謝っている」「自らの罪状を誰しもが行っている絵柄の真似という行為に一般化して責任転嫁している」などと思われるリスクがあります。
    疑惑がかかったイラストを消した方がいいのか?
    • 消してもいいですが、「疑惑がクロだったから消した」と邪推されるリスクがあります。シロであることが明らかであるなら、証拠の意味も兼ねて消さない方がいいでしょう。
    疑惑がかかったら、絵柄を変えた方がいいのか?
    • 変えなくても問題ありませんが、変えたいなら変えてもいいです。ただ、無理に変えるとスランプに陥る可能性もあるので気をつけましょう。また、変えたら変えたで「絵柄パクしているからすぐ絵柄が変わるのでは」などと邪推されるリスクもあります。
    絵柄パクをされたと主張している人とそのファンによって、自分の周囲が炎上してしまっている……
    • がんばりましょう。ここまでくるとデマやトレパク捏造などによる誹謗中傷も始まっている可能性もあります。絵柄が似ることは問題ないのですから、あとは相手のデマや中傷を証明できれば形勢はあなたに傾きます。運営に頼ったり、絵柄パク問題以上の名誉棄損が始まった場合は、警察弁護士に相談するなどしましょう。どちらに分があるかは裁判で判断してもらいましょう。


関連タグ


パクリ トレパク 参考 模写 なりすまし

コメント