概要
桃龍斎氏とkosuke(バンシィ)氏が共同で投稿された小説である。主人公サイドが「悪の組織」であるというのが特徴で、主に主要人物が怪人であるパターンが多い。
あらすじ
カイザーイービルが率いる悪の組織イービルダークネス。しかしそれは、独善や偽善といった正義を名乗る邪悪を懲らしめるために作り出された部隊でもあり、一般的な正義の味方では、対応できない悪党に対抗するための組織ともいえる。卑劣な悪の組織デスデビリオンの悪事を阻止するため、彼らが乗り出した。
登場人物
邪悪大魔帝カイザーイービル(イラスト中央)
一見恐ろしい風貌の首領だが、見た目と名前とは裏腹に、部下思いで熱い情熱の持ち主。むしろ頼もしい上司とも言える。
憤怒の魔将サティヌス(イラスト左側)
七魔将のリーダー格。元戦隊の赤の隊員。短気ですぐに頭に血が上るが、もとリーダーだけに非常に部下思い。炎に関する技を覚える。
色欲の魔将アスティア(イラスト右側)
元戦隊のピンクの隊員。卑猥な行為に走ろうとすることも、少なくない。だが組織では、母の立場の人物で心優しく家事もお手の物。敵を操ったり、戦闘不能にする能力を持つ。
傲慢の魔将ルース(イラスト左側)
元戦隊の金色の隊員。高貴で紳士的が、その名の通り偉そうに傲慢である。頭の回転が速く、取り調べや説明等で活躍する。
嫉妬の魔将レヴィア(イラスト右側)
元戦隊の青の隊員。自分の周りの人物にやきもちを焼く、嫉妬深い女幹部。ルースとカイザーでないと、彼女を止められない。動物好きで、動物から怪獣までを飼育している。
怠惰の魔将ヴェルフ
元戦隊の黄色の隊員の少女幹部。居眠り屋で指示されるまで動かない。彼女の羊毛に触れば、カイザーと幹部以外は極度の睡魔に襲われる。菜園を請け負って、魔法植物まで飼育している。
暴食の魔将ヴェルズ
元戦隊の緑の隊員の少年幹部。食いしん坊で大食らい。しかし何故か太らない体質である。エネルギーを吸収して強化できる。ロボットや乗り物などが大好きで、発明や整備を担当している。
強欲の魔将マームモーム
元戦隊の黒の隊員の幹部。最年長の七魔将。イービルダークネスの稼ぎ頭。凄まじい幸運の持ち主。影や闇を操ることができる。外見の割に人柄が良い。経理士を任されている。
マシーンメンズ(画面左)
イービルダークネスが作り出した機械怪人。乗り物をモデルにしている。改造前は悲惨な過去に見舞われた人物であることが多い。
モンスターレディ(画面右)
デスデビリオンの女怪人。洗脳もされているためマシーンメンズとは違い、志願で動いてはいない。
生物をモチーフにした改造人間。イービルダークネスに保護され、それぞれのパートナーになる。