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概要
2019年12月、オンライン小説投稿サイト『小説家になろう ノクターンノベルズ』にて連載を開始し、2020年11月に完結。その後、番外編が連載されている。作者はアイーダ龍央氏。
KADOKAWAのオシリス文庫より書籍化。イラストは天原ぺっこちゃん氏が担当していたが、後に新装版が発売される。新装版のイラストは御幸やや氏が担当する。天原ぺっこちゃん版は既刊2巻。新装版は既刊5巻。
コミックウォーカーにてコミカライズ版が連載。亀ランッパ火氏が作画を担当。既刊3巻。
しがない冒険者ギルドの事務職員の主人公が、ひょんなことで助けた謎の妖精さんのお礼で、美醜の価値観が逆転した並行世界へ転移してしまい、そこで醜い存在と肩身が狭そうにしている元の世界では美女だった冒険者達とイチャイチャしまくるハーレム異世界ファンタジー。
美醜逆転世界とは、文字通り美醜の価値観が逆転した世界のことで、元の世界ではイケメンや美人とされる者が醜いと馬鹿にされ、不細工や強面とされる者が美しいと持て囃される。例えば、元の世界ではエルフが美しく、逆転世界ではドワーフが美しい種族となっている。なお、この場合の主人公は美醜逆転に影響されない普通な顔とされることが多い。ちなみに、貞操逆転世界の要素もあり、女性の方が積極的である。
あらすじ
片田舎の街・カサンドラシティの冒険者ギルドのクエスト斡旋課で働く、しがない事務職員のリョウ。
そこに王都で活躍する美少女ばかりのSランク冒険者パーティー『ローゼンクロイツァー』が訪れるが、リョウにとって彼女達は到底手の届かない高嶺の花な存在であった。
その後、リョウはマジックアイテムの鑑定中に不注意でマジックアイテムの小瓶を割ってしまう。しかし、小瓶からは封印されていた謎の妖精が現れ、リョウを解放してくれた恩人として感謝する妖精は、お礼としてリョウを勝手に男女数・美醜価値観が逆転している並行世界に転移させてしまう。
気を失っていたリョウは夢だと思い込み仕事場に戻ると、ギルド内は女性ばかりでリョウは何故か受付を任される。そこに再び『ローゼンクロイツァー』が訪れるが、何故か彼女達は他の女冒険者達に『嫁き遅れSランク』と嘲笑されて肩身が狭そうにしていた。
リョウは受付に来た『ローゼンクロイツァー』に親切に対応すると、それに感激した彼女達に迫られるようになり…。