遠回りすることなく路線同士を結ぶためのものは短絡線とも呼ばれる。その規模は駅構内の渡り線のような小規模な物からデルタ線の一辺となっているもの、独立した路線となっているものまで、形態や規模は様々。
定義
明確な定義は存在しないが、以下の何れかに該当するものがそのように呼ばれる場合が多い。
- 物理的に離れた路線同士を接続している
- その線路を介した運行が限定的と考えられるもの
- 各々の路線の本来の運行系統とは別の経路のために設置されたと考えられるもの
- 規格が大きく異なる路線同士を接続しているもの
ただし、これらの条件が当てはまれば必ずしも連絡線と呼ばれるわけではないことに注意が必要。逆に条件を満たしていても独立した線路名称を持っている場合は「連絡線」とは呼ばれない場合が多い。
正式な路線名としての「連絡線」
なお、鉄道会社によっては俗称としてではなく正式な路線名として「連絡線」の名称を用いているものもある。一例として伊予鉄道松山市内線のうち環状線(1号線・2号線)平和通一丁目~上一万間を指す「伊予鉄道連絡線」が挙げられる。