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進藤亜衣

しんどうあい

「劇場版シティーハンター 新宿PRIVATE EYES」に登場するゲストヒロイン。

概要編集

CV:飯豊まりえ


都内の現役モデル。医大の2年生で、年齢は少なくとも20歳以上。

15歳の時に母と離婚した父が1か月前に不慮の交通事故で死亡してから何者かに狙われるようになり、警察が取り合ってくれなかったため、噂を頼りに冴羽獠に自身のボディーガードを依頼した。


IT企業ドミナテックと契約しており、劇中ではコンタクトレンズキャンペーンガールを務めている。


かつては父の夢だった医者を目指していたものの、離婚した父が家族を捨てたと思い込み、父への反発から医学の道を拒絶したが、母の強い希望により医大に進む。その母も1年前に病死し、一人で生きていくために大学を休学してモデルの仕事をするようになった。


最初は獠のスケベっぷりに呆れつつも次第に彼を理解し、信頼していくようになっていく。

若者らしく恋バナにも敏感で、獠にノリノリで幼馴染同士の槇村香御国真司のディナーに尾行することを提案した。

上記のような生い立ちから芯の強い性格でもあり、獠の死角を狙う傭兵に使い慣れないマシンガンをぶっ放して助けるというファインプレーも見せた(周りがハチの巣だらけになったが…)。


以下、劇場版のネタバレを含みます。
















亜衣の父である酒井純一博士は脳科学の研究者だったのだが、それに目を付けた御国が脳波で無人機器を遠隔操作するシステム「メビウス」を開発させるために「(従わなければ)妻子に危害が及ぶ」と脅迫し、博士は妻と亜衣に危害が及ばないよう何も告げずに家を出ていくことを選んだ。

メビウスを完成させた博士は御国がメビウスの軍事転用を企んでいることを知り、システムにロックをかけて逃走。博士は逃走中に自分のスマートフォンに娘へのメッセージを残すのだが、その際に前方から目を離したために車の運転を誤り、交通事故を起こして命を落としてしまった。


博士がシステムのロックに使った「鍵」は、亜衣の瞳の生体認証であり、修復した博士のスマートフォンに残されていた彼の「遺言」からそれを突き止めた御国から「父の遺言を聞かせる」と連絡を受けた亜衣はドミナテックの本社へ向かう。御国から父のスマートフォンを受け取り、父が最期に残した映像を食い入るように見つめる亜衣だったが、御国は博士のスマートフォンを遠隔操作して亜衣の瞳をスキャンし、メビウスのロックを解除することに成功、新宿の街を舞台にしたメビウスのデモンストレーション…新宿ウォーフェアが始まってしまう。


獠たちの活躍によって御国の野望は阻止され、獠に頼んでメビウスのプログラムが入った端末を破壊してもらった亜衣は、父をずっと誤解してたことを悔い、涙を流した。

事件解決後、両親の思いを汲んで大学に戻ることを獠と香に告げ、モデルの仕事の際に撮った香のウエディングドレス姿を写したポートレートが入った封筒を彼女に渡して二人の前から去っていった。獠と香の間の強い絆も理解しており、「いつか二人のように間に誰も入れないぐらいの最高のパートナーを見つけたい」と別れ際に語っている。



続編となる劇場版『天使の涙』では、冒頭でビルの広告に彼女が映っており、大学に行きつつモデル活動も続けている様子。


関連タグ編集

新宿PRIVATEEYES モデル

バーナビー・ブルックスJr.…同じく科学者を家族に持ち、その家族が開発した技術を悪事に利用されることに逆らったため殺された点で共通している。

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