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「たった1人でも世界を征服すると決めたらする。そこまで傲慢になれば、もう世界は既に私の手の中にある」

概要

CV:井上和彦


世界征服を目論む超能力組織「爪」の支配者。

様々な超能力者を集め、世界征服を目論み爪を設立。調味タワーを選挙し、超能力者による未曾有のテロを企てる。


外見

まるで稲妻のような特徴的なギザギザ眉に、鋭い眼光の持ち主。髪は短く整えられた赤色。

常にスーツとネクタイのサラリーマンスタイルで、戦闘時もそのまま。


性格

極めて自己中心的かつ過剰な自信家。

までの人生で一度も失敗や挫折を味わった事がない故の冷徹さと傲慢さを持ち合わせ、他者への配慮というものも考えていない。実の息子の鈴木将相手でも容赦なく痛め付けた。

自信家のあまり計画を甘く見積もる癖があり、肝心要の世界征服もその杜撰さにより多くのキャラクターは唖然としていた。

一方で自信に値するだけの実力はあり、また世界征服の計画のために20年もの間準備を整えるなど極めて執念深い。

言葉による統治にも優れ、芹沢克也を始めとする数多の強力な超能力者を引き入れ、また万能感に酔いしれる爪の下っ端をコントロールしてテロを引き起こすなど、組織の長としての能力には長けている。


能力

一言で言えば「エネルギー操作」。

自身・他者の超能力のエネルギーを操作することができ、超能力の蓄積、譲渡、吸収をしたり、自身の超能力を炎や雷、重力や冷気、バリアや身体強化、エネルギー弾や破壊光線などに変換したりするなど多彩かつ強力。

20年間超能力を蓄積し続けており、その莫大なエネルギーは600人もの無能力者に力を貸し与えながら「蛇口の栓を少し開けていたようなもの」と軽く流すほど。

「20年世界中を旅し、自分を超える超能力者はいないと判断した」と称するだけあり、そのあまりのエネルギーの強大さと応用の広さに、幾度もなく100%に達し様々な超能力を発揮するモブに果敢に応戦しながら、一度は死を直感させるほどの実力を発揮した。


過去

かつては「超能力者の権利向上を目的とする非営利団体」を運営しており、妻との仲も良好だった。

しかしながら目的の達成のために強硬策を取り続けた結果、妻と決別。その後超能力の強大さを主軸とする勢力拡大路線を続けた結果、今の爪が出来上がった。

心の奥底には本人も忘れかけていた別れた妻への想いが潜んでおり、「爪」の目的である世界征服も「世界を支配すればもう一度妻と会えるかもしれない」という願いにも似た思いから始まっている。


ネタバレ

人間の領域を超越した戦闘を繰り広げる中で、ストレスを受け続け変化していくモブ同様、統一郎自身もまたストレスによって変化。一時は優勢となるも、彼との和解を諦めたモブの反撃により再び劣勢に陥る。

「お互い影響を与え合い続けた」結果、彼が蓄積していた全てのエネルギーが出力され、暴走。肉体自体が巨大なエネルギーそのものへと変質し、コントロールを失って大爆発を引き起こしかける。しかしモブが彼を見捨てず力の吸収を試みたことにより命を救われた。


このとき行き場を失ったエネルギーは、全てモブのポケットに存在したブロッコリーの種子に注ぎ込まれ、結果巨大な力を有した神樹を形成。やがて神樹はとある人物によって、調味市全体に引き起こされる新たな事件のきっかけとなる。


最終章では服役中であり、政府の用命を受けて暴走したモブを止めるため将と共に参戦。

しかし蓄積したエネルギーを消失した事もあってかモブの暴走した強大な超能力には歯が立たず敗北。

改めて超能力の恐ろしさを痛感した。


関連タグ

モブサイコ100 超能力者 ボス 悪のカリスマ 野心家

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