概要
ブリティス王国騎士団に所属。
元々上位の円卓の騎士として在籍していたのだが諸事情により辞任し、一般の騎士として仕えていた(後任として重戦士ガンキャノンが白金卿の推薦により加入)。
王国がザビロニア帝国に滅ぼされた際、キングガンダムから皇騎士ガンダムを託されて落ち延び、賢者アントニオに皇子を託した後はレジスタンスを結成してザビロニアへの抵抗を続けていた。
滅亡から七年後、皇騎士ガンダム挙兵に伴い組織を率いて参加した。
先代と比べて若輩の多い新生円卓の騎士団では数少ない古参であり、かつ三つ子の父親であることから少なくとも若者とは呼べない年齢であろう人物。
ブリティス城奪還後、再び円卓の騎士となった彼は重甲騎士ガンダムF90へとパワーアップしし、眼の色と顎も変化している。
ゲームでの活躍
FC版・SFC版共に物語の展開上序盤に仲間になるが、FC版では氷の中、SFC版ではオックスの塔の牢に幽閉されていた。
FC版
加入当初は皇騎士ガンダムと勇剣士プラスとは一線を画す非常に高い能力で加わる頼れる存在。
しかし中盤からは徐々に2人や新生騎士団はおろか子供たちにすら追い抜かれてしまう体たらく。
所謂ジェイガンのようなポジションなのだが、困ったことに彼は中盤に挑む「ゼダンの要塞」攻略時に起こるパーティ分岐の際、別パーティのリーダーになる。
FC版ではリーダーが死ぬと常時オート戦闘になるという仕様があるのに、鎧騎士の肩書の割に守備力が騎士の中では最低なので、パーティは貧弱な彼を守るために四苦八苦することに…
彼がリーダーを務める事が本作の難易度をハネ上げてる要因なのは言うまでも無いだろう。
更に追い討ちをかけるように、
「わたしは こうみえても れきせんのゆうし わたしのほうは ふたりつけて いただくだけで けっこうです」
と、原文ママのセリフを吐き護衛が2人しかつけられないので、弱い方が手薄という状態で挑むハメになる。
この時カードダスや漫画準拠で同じ古参の友や鍛えてない村の用心棒を護衛につけると、雑魚戦全てがボス戦の緊張感になること請け合い。
トドメをさすように一度編成した場合、再編成ができないばかりかご丁寧に編成後はセーブを求められる始末。
ここでセーブしてしまうと編成したメンバーで挑まなければならず、冗談抜きで詰む危険性すらある
これらの経緯から本作の「ゼダンの要塞」はトラウマ級のダンジョンとして語り草になっている。
みんなのトラウマ またの名をチーム「33」
SFC版
FC版の酷さから一転、高いHPと全体回復の特技を所持するためパーティの生命線として活躍する。
円卓の騎士勢では重戦士ヘビィガンダム・闘士F90Jrのようなポジションになり彼らに次ぐ高い攻撃力を持つ。
並み程度の守備力と低い素早さという弱点も同じだが、彼ら2人と違い技量・精神が高く魔法をつかったサポート面でも優秀。
ただしエンカウント率に影響を及ぼす装重が最大値なので、エンカウント率が上がってしまうという問題点もある。
後半に重甲騎士ガンダムF90へとパワーアップすると、隠しキャラを除けば能力の総合計値はキングガンダムⅡ世に次いで高くなるという、先代円卓の騎士に恥じない高い能力で大活躍してくれる。
漫画版
他の作品よりも物腰が柔らかめに描かれている。そのため息子たちの事はアンポンタンと呼んでいる。大丈夫かオイ。 アンポンタンという呼び方は後に公式カードダスにも逆輸入されている。