アンポンタン
あんぽんたん
ほしの竜一作画の『SDガンダム外伝 騎士ガンダム物語 円卓の騎士』において鎧騎士ガンダムF90の三人の息子達を父親が呼んでいる別呼称。
F90の偽物がそう呼ばないのを不審に思い攻撃したら化けの皮が剥がれ、皇騎士ガンダムが問い質した答えである。後にこの呼称は円卓の騎士ファンのみならず公式カードダスにも逆輸入された。
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総統閣下シリーズMADの通称「いつものシーン」のところでヒトラー(演:ブルーノ・ガンツ)が将軍4人に残る様命じた際の台詞で最後の一人(ブルクドルフ)の名をいうときに文法上"und"(英語でいうand)がつくため、そこの発音が「アンポンタン」と言っているように聞こえる空耳。原文では太字の箇所。
原文 | Es bleiben im Raum: Keitel, Jodl, Krebs und Burgdorf. |
訳文 | 四人だけ残れ。カイテル、ヨードル、クレープス、ブルクドルフ |
物語の転換部に当たる船出の場面で現れる土産物売りの女性が扱う商品の1つ。
船の初瀬(=発着地)が伏見の地であるため、物売りの口上も京言葉であり、
「どなたも、おみや宜しゅおすか?おちりにあんぽんたんはどうどす?西の洞院紙(といんがみ)はどうどすか?巻きすもじの美味しんもありますえ?おちりにあんぽんたん、おちりにあんぽんたん…」
と何を商っているのかまるでわからず、伊勢参りを終えて大坂へ帰る旅人が「あんぽんたん」と聞いて機嫌を悪くしたが、その連れから「所が変われば名も変わるのや」と解説を受ける。
それぞれを旅人に馴染みのある言葉に置き換えると
- おちり→ちり紙(京都特有の女御言葉でちり紙を「おちり」)
- あんぽんたん→東山(かきもちに砂糖をまぶして焼き膨らませた菓子)
- 西の洞院紙→浅草紙(あらゆる紙くずを混ぜて漉き直した低級再生紙)
- 巻きすもじ→巻き寿司(先述のおちり同様に女御言葉で寿司を「すもじ」)
となる。
東山の場合は「熱が加えられるうちに砂糖が徐々に溶け固まり、斑になった風合いが東山の雪景色を思わせる」、西の洞院紙の場合は「『漉き直し』の通称が浅草紙であり、浅草と言えば浅草寺である事から向こうを張って西の洞院を据えた」がそれぞれの由来となる。
そして、肝心のあんぽんたんの由来には確証こそ無いものの、落語の中では菓子の東山の俗称が「庵梵丹」であるとされ、落語研究者の一説では「甘くて膨れたもの→甘もて膨れたん→甘ん膨んたん→あんぽんたん」と訛りによって変化したとされている(この場合の「ぽん」はポン菓子の「ポン」と同義)。
このCMで使用されている。
「安さに、本気の、丹心込めて」。この省略形として「安本丹」。
「アサヒドーカメラはアンポンタンです」と言い切ってしまう潔さもいい。
同店はこれ以外にもなかなか攻めたCM展開をしていたことで東海地方民に知られる。