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オレ、頑張ったじゃないか……なんで認めてくれないんだ!


いらない。こんな世界、いらない。

オレを認めてくれないなら、こんな世界なんかいらない!


立川恵の漫画作品『電脳少女☆Mink』のキャラクター。


概要編集

主人公の使用するヴァーチャルキャラクター『サイバロイド』メイキングソフト「WANNA-BE」の創造主。


2099年からやって来た未来人で、デジタル・ウィザード(D.W)社に所属していた地球連邦政府公認のA級プログラマー。

自己承認欲求が激しく、独善的で思慮が足りない、非常に子どもっぽい性格。悪い意味で無邪気。ぶっちゃけマッドサイエンティストこの上ない人。


「幸せになる」を「夢をかなえる」と定義した上で「夢とは欲望である」と理解して「人々を楽しませるため」に「なりたい自分になれる」ソフトウェア「WANNA-BE」を開発した。しかし、その「WANNA-BE」が政府によって「自ら(使用ユーザー)の正体を隠した上でその欲望を駆り立て犯罪へ、最悪の場合は大量殺人へと至らしめるという修正不可能な致命的欠陥を抱えた(人間の手には余る)不完全なプログラム」であると認定された事で発禁となってしまい、この政府の決定に「自分の存在を否定された」「政府の連中は自分の考えや人間の幸せが解っていないレベルの低い奴ら」と一方的かつ独善的な不服を抱き、政府の決定に異議を唱えるために時空管理法違反を犯して「WANNA-BE」をみんくたちの時代に持ち込んだ。


のち「WANNA-BE」の管理者権限を使い、Minkたちの活動に介入。彼女らを自分の計画のプレゼンテーションに利用しようとするが、その人を人とも思わない身勝手な姿勢によりMinkたちから拒絶されてしまう。

そこで「WANNA-BE」の管理者権限を利用してMinkを強制的にみんくに戻し、モトハルの前でMinkの正体を暴こうという脅迫行為を働くが、更衣室で元に戻されたみんくが咄嗟の機転で鏡の中に姿を映した鏡をチカン扱いし、モトハルにも既に顔バレしていたため、「変態(チカン)がこわくてアイドルのマネージャーがやれるかあっ!!」とモトハルが更衣室の鏡を鉄拳で破壊(右腕に酷い重傷を負ったが)すると同時に鏡のパソコンをフリーズに追い込み、のちにMinkと叶花によって「WANNA-BE」をデッドロック・クローズされた上で管理者権限を無効にされてしまう。


この事から次はネットを通じて「WANNA-BE Ver.2」をダウンロードデータとしてバラ撒いて人々の欲望を煽り理性のタガを外し、Minkたちを多くのトラブルに巻き込み続けた。


しかし彼が望んだことは、あくまでも「人を幸せにする事」によって「自分の価値を認めてもらう事」であったため「WANNA-BE」でトラブルを招いている自分の現況とは大きな隔たりがあり、それをMinkたちに指摘・説得されて改心の兆しを見せる。だが派手に動きすぎた事で未来世界の時間警察(タイムパトロール)であるサイバー・セキュリティーに見つかり、捕縛されてしまった。


最終的に未来世界へと護送されてしまうが、Minkたちが最後に起こした「奇跡」を目の当たりにして自らの認識を改め、自身の罪と真摯に向き合う事となった。その際にMinkを「ボクを救ってくれた天使」と呼んでいる。


関連タグ編集

電脳少女☆Mink

マッドサイエンティスト プログラマー 眼鏡男子 残念なイケメン

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