「俺はサッカーで、俺を試したい!」
「はじめまして日本…俺が凪誠士郎だ!!!」
プロフィール
誕生日 | 5月6日 |
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年齢 | 17歳(高校2年生) |
星座 | おうし座 |
出身地 | 神奈川県 |
家族構成 | 父・母・自分(放任主義) |
身長 | 190cm |
足のサイズ | 28.5cm |
血液型 | O型 |
BL入寮前の所属チーム | 白宝高校サッカー部 |
利き足 | 両利き |
好きな選手 | なし(知らない) |
サッカーを始めた歳 | 17歳 |
座右の銘 | 「めんどくさい」(座右の銘を考えるのが) |
自分が思う自分の長所 | ケンカしない・平和主義・怒らない |
自分が思う自分の短所 | めんどくさがり |
好きな飲み物 | レモンティー |
嫌いな食べ物 | カニ(カラをむくのがめんどい。むいてくれてる状態のは普通に食べる) |
BESTご飯のお供 | なんでもいいよ(考えるのめんどくさいし。出てきたやつ食べる) |
趣味 | スマホゲーム・スマホでマンガ・スマホで動画 |
好きな季節 | 春(何も考えなくてもいい気分になるから) |
好きな音楽 | くるり「奇跡」 |
好きな映画 | 「エターナル・サンシャイン」 |
好きな漫画 | ぼのぼの |
キャラカラー | ブラック |
好きな動物 | ナマケモノ・コアラ・パンダ(生きるの楽そう) |
得意科目 | 歴史(人名と出来事を覚えればいいだけでしょ?) |
苦手科目 | 政治・経済(キョーミない。あ、くしゃみ出そう) |
よく読む雑誌 | ジャンプ、ヤンジャン、ヤンマガ、マガジン |
されたら喜ぶこと | ほっといてもらえると |
されたら悲しむこと | 自由な時間が奪われること |
昨年のバレンタインチョコ数 | 0個 |
睡眠時間 | 8.5時間 |
お風呂で最初にどこから洗うか | 全部(めんどくさいから一気にいきたい。だから洗う時間は超短い。お風呂につかるのは好き) |
よく使うスマホアプリ | YouTube、マガポケ、ジャンプ+、コミックDAYS、LINEマンガ、あとゲーム全般いろいろ |
きのこ派orたけのこ派 | めんどくさい(どっちでもいいし、どっちもおいしい) |
最近泣いたこと | 大あくび |
サンタからのプレゼントは何歳まで? | 9歳(正体に気づいたから「もういらない」って言った。知らないふりするのがダルいし) |
サンタからのプレゼントで要求したのは | ガチャ10000円分 |
地球最後の日に何をする? | だからめんどくさい(考えるのがムダ、なるようになるし) |
1億円もらったら何をするか | 生活費にあてて働かなくていい生活を考える |
休日の過ごし方 | スマホでゲームか動画かマンガみてゴロゴロしてる |
サッカーと出会わなかったら? | 何もしてないと思う。それは「玲王に出会わなかったら」ってコトと同じだから |
好きな歴史上の人物は? | いないかなぁ。歴史に残るってコトはみんな、頑張った人たちでしょ?お好きにどーぞって感じ |
無人島に一つだけ持っていくなら? | チョキ(サボテンの友達。めんどくさくない) |
タイムマシンで過去か未来に行けるなら | そのタイムマシンを売って、めっちゃ大金持ちになって、ダラダラして過ごす。絶対これ |
CV | 島﨑信長 |
(キャラクターブック「EGOIST BIBLE VOL.2」より)
概要
漫画「ブルーロック」の登場人物であり、スピンオフである「-EPISODE 凪-」では主人公を務める。
薄めのグレーをした髪色と、たれ目が特徴。伍号棟のトッププレイヤーにして、同じチームVの御影玲王とは相棒同士で同じ白宝高校の同級生でもある。サッカー歴は物語開始以前の半年前から始めていて初心者も同然だが、実力は非常に高い。進学校に通い、授業中は殆ど寝ており、勉強をしている素振りがないにもかかわらず学業成績は上位であると、学力はかなり高い方である。
普段は何かとルーズで面倒臭がりで、マイペースそのもの。口癖も「面倒臭い。」である。
私生活や練習の合間を見ては携帯ゲームをよくやっており、休暇の時はゲームセンターでアーケードゲームに興じている。腕前自体はかなりのものだが、ルーズな性格も相まって友人との用事よりもゲームを優先するほどのゲーム中毒者であり、度々約束をすっぽかしては怒られているようである。
「将来大企業に入って楽をするため」という理由から進学校に通っており、親に無理を頼んで一人暮らしをしていた。「チョキ」と名前を付けているサボテンを育てており、触った時の痛みで目覚める。PUBG風のゲームにハマっており、冷蔵庫にはゼリー食品しかない。
授業中はずっと寝ているため、周囲からは「万年寝太郎」と呼ばれ、喋ったら呪われるとも幸せが訪れるとも言われており、彼を観察していた玲王からもその生態を不思議がられている。
当初はサッカーに興味が無かったものの、ふとしたきっかけで玲王から才能や潜在能力を見込まれ、誘われる形でサッカーを始めた。
サッカー歴半年で青い監獄(ブルーロック)の得点王になっているものの、サッカーをやっている期間が短いため、サッカー界における世界的な知名度を誇るトッププレイヤーの名前をあまり記憶していない。
原作者の金城宗幸氏曰く、「自分の思う『こういう奴がカッコいい』という要素を全てぶち込んだキャラクター」。
能力
武器は桁外れなトラップ。味方から受ける大抵のパスは天才的なセンスで完璧にコントロールし、そこからシュートを決めていく事を持ち味としている。加えて本人の体格やかなり高い身体能力・センスも相まって、様々な体勢・状況でシュートを打ちに行ける事を可能にしている。また、トラップ力を応用したドリブルやパスにも優れており、1on1のスキルも高い。
その肝となっているのは全身の筋肉のしなやかさと流動性にあり、ボールをトラップする際に、全身を使って衝撃を受け止める「脱力」の才能は、世界で活躍するクリス・プリンスをして「俺以上」と言わしめる程。
短所としては、トラップという「チャンスからフィニッシュまでつなげる技術」はあっても、そのチャンスを作る技術を持っていないこと。
クリスからは、「創造性(クリエイティブ)」能力の欠如も指摘されている。これはサッカー歴の短さからくるサッカー知識の無さやキャリア不足が主な原因だが、周り(特に味方チーム)のプレイヤーレベルに依存することになり、「パートナーがそっぽを向けば存在が無価値になる」とクリスも警告している。実際、一次選考で潔らチームZと試合した際にも、同じく彼のチームメイトだった雷市陣吾や五十嵐栗夢からは玲王がいなきゃ何もできない事や主体性の無さを指摘され、一時はそれが穴になった事がある。向き合う物事に対しても元来の面倒臭がりが関係してか(勝ちたい相手に勝つ等の)、一つの目標を達成したら無意識にモチベーションが下がりやすい点も、目に見えにくい欠点の一つである。
同時に裏を返せばその短所を克服し切った時、凪の才能は紛れもなく世界で上を狙えるモノになるのは確かである。
活躍
青い監獄入寮まで
給料の出る会社に入って、そこそこ働いて辞めて残りの人生ぐうたらしたいというぼんやりとした将来のために、ガラにも無く勉強をして超進学校の白宝高校に通うが、その後は勉強する気も無く、周りに溶け込む努力もしないまま、毎日寝てはゲームをする日々を過ごしていた。
抜き打ちテストをしても、満点近く点を取る無自覚の天才だったために、周りの教師はあまり注意する事も出来なかった。また、自分から人間関係の構築に努めていないのもあって、周囲の生徒からは「カンニングした訳でもないのに満点を取るなんておかしい」と気味悪がられていたので、その才能を理解されないままだった。
進級したある日、ゲームをしてた所に玲王が接触し、落としたスマホを壊さないためにトラップした事で、その才能を見出されることになる。
玲王に誘われる当初は乗り気ではなかったが、玲王に潜在能力と才能の片鱗を垣間見られた事でサッカーを始めていき、初の練習試合では本編の活躍を彷彿とさせる超人的トラップからのボレーシュートを見せている。
その活躍が対戦相手の視察に来ていた帝襟アンリの目に留まり、玲王と合わせて青い監獄へ招待されることになった。
ブルーロックの説明会後、先頭の潔に付いていくように他の選手も参加するが、最後まで残った凪は「W杯の決勝ゴールなんて俺には簡単に思い描けた」「俺はブルーロックに向いてないからきっと退屈」と参加を拒否するも、玲王の「昼寝よりゲームより面白い人生に連れてってやる」という宣言を聞き入れるように、最終的には参加を決めた。この際、凪は最後まで一緒に居る事を玲王に願うが、後にこの約束が原因で二人の関係は大いに拗れる事になる。
入寮テスト~一次選考
入寮テストの「おにごっこ」では舐岡了から狙われる中、バカにした剣城斬鉄からのシュートをもらってしまうが、帰ろうとしてオニになったまま座り込んでしまう。ただ、それは「玲王が動いてくれる」と思っていたからで、玲王がリタイアしそうになったラスト5秒でボールを奪取すると、そのまま斬鉄に向けてボレーシュート。シュートは斬鉄が寸前でかわし、真後ろの舐岡の腹に直撃。舐岡が脱落となり、入寮試験を突破した。
第1試合は、二子一揮や大川響鬼が所属するチームYと対決。果敢に攻める玲王や斬鉄を見て自分は何もしなくていいと思い、ゴールキーパー役を引き受けてさぼっていた。しかし、玲王から「ゴールボーナスで3点取れば(没収された)スマホが返ってくる」と伝えられて、攻撃に参加。二子や「おにごっこ」で険悪となっていた斬鉄の妨害に遭いながらも、超人的な身体操作能力を駆使して、攻撃に参加してから10分の間に3点を獲得、チームも8-0で勝利。
試合後は、さっそく返却されたスマホでゲームに興じていた。また、風呂場で一緒になった斬鉄と「サッカーをする理由」について話す機会があり、所々のバカっぽさはともかく、斬鉄のサッカーする理由には素直に称賛。斬鉄も凪を「変だが悪い奴じゃない」と認め、和解した。
第2試合は、鰐間兄弟が率いるチームWと対決。チームY戦の映像から玲王が徹底的にマークされる中、「斬鉄が活かされれば自分はさぼれる」と思い、斬鉄を使うよう玲王に依頼。斬鉄は反発したが、玲王のパスボールを斬鉄に渡し、玲王の有用性を斬鉄が認めるきっかけを作った。斬鉄の和解で戦略が大きく広がったことでチームWの目論見は崩れ、5-1で快勝。凪自身は終盤、チームWがゴール際で必死に止めたボールを首の後ろ → 肩で受け止めると、守備をあざ笑うように後ろ向きのボールタッチで1点を獲得。
第3試合は、馬狼照英を有するチームXと対決。空中分解を起こすチームを尻目に点を取っていくが、暴論をかざしながら玲王を吹っ飛ばす馬狼に「面倒臭い」と反発。けんか腰になりかけたところを玲王に仲裁されるが、試合終盤にはあえて馬狼とマッチアップ。馬狼の妨害をものともせず、自身の能力のごり押しでシュートを通してみせた。試合は5-2でチームVの勝利、凪は3点を獲得したが、馬狼の在り方は凪に強い印象を残すことになった。
チームZ戦では、自身のトラップ力を遺憾なく発揮していく事を中心に、玲王の攻守におけるフォロー、斬鉄による激しい攻撃によって一度は蜂楽廻以外のチームZのメンバーの心を折りかけた。しかし、蜂楽の活躍でチームZは息を吹き返し、前半終了時には1点差まで詰め寄られる。後半戦以降、雷市陣吾が玲王にマンツーマンマークを付けられた事に加え、自身と斬鉄にはダブルチームを付けられてしまう。その上、今までの超絶プレーで見落とされていたが、凪は玲王を始め味方のフォローやパスがないと、トラップ力を活かせないばかりか自主的に動かないタイプである事が災いし、同点に追いつかれてしまう。しかし、玲王の苦悶の表情と追い込まれてる状況を見て、覚醒し自分を追いつめるチームZの姿を見て、"自分を試したい"と思った凪自ら主体的にプレーをし始める事で、ワンパターンになりがちなチームVに攻撃のリズムに緩急を付けさせていく。斬鉄からのアシストと、通常ならゴールを決める角度すらない状況を自身のトラップ力で決められる状況を自ら作り出し、ゴールを決めた。
凪誠士郎の人生は退屈に満ちていた────
「ねぇ玲王 サッカーって面白いんだね あと何点取る?」
衝動を手に入れるこの瞬間までは。
ここからチームZとの壮絶な競り合いが始まり、試合終了間際、誰も想像しなかった背面によるトラップで潔を躱し、チームZの敗北を決定付けるゴールを凪が決めかける所、久遠渉がレッドカードをもらうファウルによって、そのチャンスを潰されてしまう。
後半アディショナルタイムでは、これまで幾度も自分の前に立ちはだかった潔を「このフィールドで今一番危険な存在」と認め、最後の勝負に打って出る。自身がトラップで潔にボールが渡るのを防ごうとするも、潔が空間認識能力とダイレクトシュートを組み合わせた勝利の方程式を生み出した事で逆転ゴールを決められ、チームVは4-5で敗北する。
「ねえ玲王…本気で戦って負けるって…こんな気持ちなんだね……悔しいや…」
敗れはするも、今まで興味の薄かったサッカーを面白いと感じるようになり、全力で戦う事の素晴らしさを知るようになった。
それ以降もルーズでマイペースな考えはそのままだが、認めた相手には強い信頼を寄せたり、サッカーに関する好奇心を表に出していく一面が目立っていく。
二次選考
1stステージを7位で潔より先に突破した後は潔と蜂楽が組んでいる所、凪自ら潔のいるチームに入りたいと玲王に申し出る。ひと悶着あったが、3人1組のチームを作り、糸師凛・蟻生十兵衛・時光青志のチームと対戦するも2-5で敗れ、蜂楽を引き抜かれて2ndステージに降格となる。
2ndステージでは、潔と共に馬狼・成早朝日のチームと対戦。試合前に潔から、共通の課題として「1on1で戦う技術」を求められる中、試合の中で、これまでの戦いから背中を向けた状態でのトラップは奇襲に有効だと学び、どんな雑なパスでもワンタッチでシュートチャンスを作る“創造のトラップ”を編み出す。序盤から終盤にかけて馬狼との個人技勝負にもつれる中、潔が成早のオフ・ザ・ボールの技術を習得したプレーによって5-4で勝利。馬狼を引き抜き、再び3rdステージに昇格。
二度目の3rdステージでは、國神錬介・千切豹馬、そしてかつての相棒だった玲王のいるチームと対戦。序盤から中盤は相手チームによる完成度の高い連携に加え、馬狼の独走に苦しめられる。加えて玲王がいた事で自身のプレースタイルを読まれては思い通りにならない場面があったものの、途中で潔との連携や馬狼の利用、最終盤のリスクの高いボール奪取と馬狼の覚醒もあって5-4で勝利。試合終了後、玲王と自分自身にあるそれぞれの考えや価値観が、初めて出会いサッカーを始めた頃よりも大きく変わった現実にすれ違いを確信してしまう。問答するが2人の関係はすれ違い拗れたまま、4thステージへ昇格。
自身のチームに引き抜かれる形で入った千切とは、マイペースな考えをしているもの同士ですぐに打ち解けている。また、空き時間を使ってトラップの上手い選手の動きを参考にトラップの勉強をするようになったりと、向上心も見せ始めている。
4thステージでは、凛・蟻生・時光・蜂楽と対戦。最初のマッチアップに凛とやり合うも、初めて戦っただけで自身のトラップ力を活かせない立ち回りをされてしまう。逆転を許す中で凪は凛に止められる直前でシュートを打つ間際でトラップによってその場でボールを浮かせ、足元に落ちてくる所をボレーで決めるという二段式フェイクボレーで凛を出し抜き、ゴールを挙げた。これには潔だけでなく凛もさすがに驚き、逆に本気にさせた。その後はトラップ力を武器にしたアシストも交えて競り合いになるも、最終的には4-5で敗北してしまう。馬狼・千切と共に3rdステージ降格になるも、斬鉄・清羅刃を引き抜いた事で、三次選考進出となった。
三次選考
TOP6の一つであるNo.6に選ばれ、同じくNo.5に選ばれた雪宮剣優と共にチームCを率いる事となる。二次選考でサッカーと二人の約束に関する価値観の擦れ違いが生じ、プレイスタイルを変えた玲王と話し合い、「待ってろ」の言葉にうなずく。
U-20日本代表戦では、卓越したボールタッチでゴールを重ねた決定力を評価され、潔と共にOMFを務めることになった。
U-20日本代表戦
前半戦、1点ビハインドの状況で凛を起点にした反撃の中でボールが回ってきた際に、自身のトラップ力を遺憾なく発揮したシュートで同点ゴールを決めて見せた。サッカー歴半年で誰にも知られてない選手だった凪のシュートは、青い監獄計画の成功を日本中に知らしめるゴールとなり、チームの起爆剤になった。
最終選考「新英雄大戦(ネオ・エゴイストリーグ)」
2週間の休息を経てブルーロックに戻り、凪がトラップの勉強で知った選手の活躍したチームでプレイしたいという考えの下でヨーロッパ5大リーグの内の一つであり、パワーやスピードが重要視されるイングランドを選ぶ(但し、凪が手本にしようとしていた選手は既に引退しており、イングランドで活躍していた事は千切から教えられた)。
指導者ストライカーであるクリス・プリンスから「どんな選手を目指すか」と問われた際、「潔に勝ちたい」と言う決意を伝える。だが、それはクリスの望んだ回答ではなく、他の質問に対しても趣旨とずれた回答を続け、クリスも「奇人か変人か」と訝しむが、凪のポテンシャルの高さにクリスの方が驚かされる事となる。一方、クリスは凪の課題として「創造性の欠如」を問題点として挙げ、それを踏まえた上での凪の練習テーマとして(凪から始まって凪で決める)「能動的なフットボール」を勧められ、凪の才能に興味を持ったアギも協力する形で、新しいスタイルを模索するようになる。
迎えたイングランドの初戦となるドイツ戦では、玲王・千切と共にスタメンとして出場。
今までにない能動的なスタイルを見せる凪に驚きを見せる潔だったが、試合中に潔が超越視界(メタ・ビジョン)を扱えるようになったことで加速的に進化、今まで奪われたことのなかったトラップ中のボールを潔に容易く奪われ、「今のままでは潔に勝てない」と思った凪は自分が夢中になれる目標を設定しなおして、玲王が必要と協力を求める。玲王からすれば身勝手な発言でしかない事から一度は断られるも、凪は「玲王との約束のために一番いい選択をし続けてきた。俺はずっと一緒だ」とこれまでの行動の理由を説明し、お互いの夢に向かって協力を受けることに成功。玲王のパスから受けるイメージに反応して動く凪のコンビネーションでゴール前まで抜け、シュートポイントで待ち構えていた潔とミヒャエル・カイザーを相手にする際には、二次試験で見せたフェイクボレーを超える五連式回天空砲蹴撃によって二人を完全に出し抜き、ゴールを決めて見せた。配信を見ていたビューワーからも、凄まじいまでの絶賛を受ける事になった。これをきっかけに「創造性」を捨てた事でアギは凪から離れていくこととなり、再び玲王と共に夢を追いかける事になった。しかし、絵心からは「違和感しかないゴール」「再現性が皆無」「才能以上の成功は身を滅ぼす危険を孕む」と称され、このゴールについての危険性と、まだ凪の深層のエゴが未覚醒である事を仄めかされている。
試合には敗れたものの、年俸額8800万円でクリスが所属している『マンシャイン・C』からオファーを受ける事になった。
しかし、第6試合のフランス戦では0ゴールで、オファー先から前の試合のゴールは再現性のないゴールと見られたのか、4500万となってしまった。
イタリア戦では、アギからパスを貰うも、目の前にドン・ロレンツォが表れたことでシュートを躊躇ってしまう。玲王に撃てと言われ撃つも、一瞬のタイムロスが仇となり、オリヴァ・愛空に潔相手じゃないとこんなもんかと言われ、シュートをブロックされてしまう。
また、試合終了時には玲王との関係を、アギから「共依存」と言われてしまう。
そして、馬狼からも「お前全然めんどくさくねえぞ」と言われてしまう。
今回も、500万DOWNの4000万となってしまう。イングランド戦で挙げたスーパーゴール以来、目立った活躍ができていない状況の危機感と燃え尽き症候群気味になり、一気に力とランキングを上げるライバル達を見て、焦りを認識する。そして、不安を本気で覚える玲王に「変わり続けなきゃ世界一には届かない」 「俺に新しい熱をくれ」と再び内に秘めたエゴイズムを燃やすのだった。
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三笘薫…2023年1月29日のリヴァプール戦で、「センタリングのパスをワンタッチで浮かせ、そのままボレーかと思わせて更にトラップ、最後に浮いたボールを押し込んでゴール」という、凪の二段式空砲直蹴撃を思わせるスーパーショットを見せた。