「お前が”青い監獄”で変わっていくように… 俺も───何色にだって変わってく!!!」
プロフィール
誕生日 | 8月12日 |
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年齢(学年) | 17歳(高校2年生) |
星座 | しし座 |
出身地 | 東京都 |
身長 | 185cm |
足のサイズ | 27.0cm |
血液型 | B型 |
BL入寮前の所属チーム | 白宝高校サッカー部 |
利き足 | 右利き |
好きな選手 | クリスティアーノ・ロナウド |
サッカーを始めた歳 | 16歳 |
座右の銘 | 「欲しいモノは全部手に入れろ」 |
自分が思う自分の長所 | 何でもできるところ |
自分が思う自分の短所 | 何でもできて、すぐ飽きるところ |
好きな食べ物 | 石垣牛のイチボ(親と旅行先で食べて舌が躍った) |
嫌いな食べ物 | 干しイモ(…喰うモン無くなって死にかけた時以外、絶対に喰わねえ。おいしくない) |
BESTご飯のお供 | 高級肉みそ(食べたことない? 美味いよ。今度贈ろうか?) |
趣味 | 学ぶこと、自分を高めること(意識高い系じゃねぇよ。意識高えんだよ) |
好きな季節 | 冬(冬服のほうが今の自分にしっくりするから) |
好きな音楽 | the pillows「ストレンジカメレオン」 |
好きな映画 | 「トゥルーマン・ショー」 |
好きな漫画 | 「カイジ」「闇金ウシジマくん」 |
キャラカラー | パープル |
好きな動物 | ライオン(気高いから) |
好きなブランド | ZOZO(ZOZOTOWN便利!) |
得意科目 | 全部(やりゃあ出来んだよ俺) |
苦手科目 | そんなものはない |
よく読む雑誌 | 日経デジタル |
されたら喜ぶこと | 正当な評価 |
されたら悲しむこと | 色メガネ |
好きなタイプ | 萬田久子(みたいな大人の女性) |
初めて告白されたエピソード | 小学校の先生から(多分、金目当て) |
昨年のバレンタインチョコ数 | 48個 |
睡眠時間 | 7.5時間 |
お風呂で最初にどこから洗うか | 髪の毛(シャンプーはアメリカ製。トリートメントはイタリア製) |
コンビニでつい買ってしまうもの | ビジネス書、ランチパック |
よく使うスマホアプリ | 株アプリ |
きのこ派orたけのこ派 | たけのこ(リッチ感があるよね) |
最近泣いたこと | 言いたくねえ |
サンタからのプレゼントは何歳まで? | 12歳 |
サンタからのプレゼントで要求したのは | スティーブ・ジョブズと孫正義とマーク・ザッカーバーグの著書全て |
地球最後の日に何をする? | 大事な人に感謝を伝える |
1億円もらったら何をするか | 資産運用(年3%で運用しても300万円だぜ? それを複利で10年あれば~~ペラペラペラ) |
休日の過ごし方 | 朝はジムに行って、昼は読書(ビジネス書)、夜はプールとマッサージ |
CV | 内田雄馬(幼少期:稗田寧々) |
(キャラクターブック「EGOIST BIBLE」より)
概要
「ブルーロック」の登場人物。
紫色の髪をした端麗な容姿が特徴。試合時は髪を後ろ結びにしている。
伍号棟のトッププレイヤーであり同じチームVの凪誠士郎とは相棒同士で、同じ白宝高校の同級生でもある。サッカー歴は物語開始以前の半年前から始めている。チームVをリーダー格として纏めており、参謀格としてゲームメイクやチームメイトの指示を担う事も多い。凪とは違い、日本の高校サッカーでも全国的に有名な選手の名前や学校はきっちり把握している。
普段は何かとルーズで面倒臭がりな凪の世話役をよく買って出ており、マイペースな振る舞いをしている凪と別の人物との間に立って仲介役も担っている。しかし、選考が進むにつれてそのような場面が明らかに減っている。
総資産7058億円を誇る「御影コーポレーション」の御曹司。最終選考「新英雄大戦(ネオ・エゴイスト・リーグ)」で各国の選手を日本に招いた際は日本語でしっかりコミュニケーションを取る事を可能にする超高性能な翻訳機の開発をしている。他にも、宇宙事業にも出資やビジネスとして関わる等その活動範囲や仕事ぶりは世界的である。
幼い頃から容姿端麗、頭脳明晰、スポーツ万能で、両親から多大な期待と信頼を寄せられる等、恵まれた環境にいた。
「-EPISODE 凪-」では学校生活が描かれているが、登下校はリムジンというセレブっぷりで、学校での人気も著しく高く、女子生徒から2人きりの勉強会に誘われる事もあるくらいモテまくっている。また、彼の社交的な性格もあり男子生徒からの人気も高いようである。
経済的に恵まれた家庭で育った事もあり欲しいと思うものは全て手に入れてきたものの、そのせいで常に退屈した人生を送って来た。そんな中で「簡単に手に入るモノではなく、俺だけの唯一無二の宝物が欲しい」と願っていた玲王は、高1の夏にTVで観たサッカーの試合をきっかけに生まれて初めてサッカーW杯優勝を夢見るようになった。しかし、父親(CV:東地宏樹)からははっきり、母親(CV:早見沙織)からもやんわりと、父親の経営する会社を継ぐために一流のビジネスマンになるよう強く反対された。どうやって成し遂げようか悩んでいる時に凪と出会い、一緒にサッカーをやろうと誘った経緯がある。サッカー部の方については、自身が持てるコネクションをフル活用して選手を搔き集めて対外試合をセッティングしていく等を行っていた。
裕福な環境で育ち(学業におけるトップの成績も本人が努力したうえでの結果とは言え、)大きな挫折をあまり経験しなかったためか、気が短く自分本位な考えや精神にムラがある等、精神的には未完である。それもあってチームZの雷市陣吾から「無敗の温室育ち」と皮肉られている。本人曰く、「ダサイ奴とつまんない奴が嫌い」との事であり、懲りずに八百長試合を持ち掛けるチームZの久遠渉の事も徹底的に批判した。
玲王自身も試合や練習がない日は株式投資の勉強会やビジネスセミナーに参加している等、家柄もあるとは言えとても高校生とは思えない意識の高い生活をしている。
ばぁや
「-EPISODE 凪-」及び小説2巻ので登場した人物。
凪曰く「魔女みたいな鼻」が特徴的な、御影コーポレーションの運転手・使用人。
玲王に幼い頃から付き従っており、玲王の送迎や、玲王の父親からの伝言を担当する。
能力
能力、と言うより注目すべきはパワー・スピード・テクニック等の全ての能力がハイレベルで纏まっているという点である。加えてボールのキープ力やパスのコントロールにも優れ、適材適所で誰にパスするか、自分はどう動くべきかを素早く判断してアシストする事を得意としている。普段から作戦や戦術を考えているだけにゲームメイクも一流である。
穴の無い万能型こそが御影玲王の本質である。また、潔世一のいるチームZ戦を控えた段階で6ゴールを決めている等、攻撃力も並ではない。
攻守のバランスを見事に担える実力について、潔からは『便利屋(ユーティリティプレイヤー)』と評されている。
これらを見て玲王の総合値は確かに優秀だが、裏を返せば突出した能力や長所を持ちえない器用貧乏と言う欠点も抱えている(玲王自身、「(サッカー選手として必要な能力は)全部大体90点ぐらい」と自己評価している)。どれだけ練習や努力を重ねても最大で99点止まりなため、少なくとも一つは満点以上の能力を持つ選手を相手にすれば、すぐに出し抜かれやすくなるのは明らかである。
三次選考では「相手の技やプレーを自身の器用さを遺憾なく発揮してコピーする」という新戦法「複写変化(カメレオン)」を編み出した。それでもオリジナルには一歩以上は劣るものの、注意深く観察していれば即興かつほぼ完璧にコピーできるほどのクオリティであり、攻撃技も守備やカウンターに繋げる等と臨機応変な使い方もできる。
活躍
青い監獄所属まで
高校1年の夏で自身の夢を定めた玲王は両親に反対される中、「御影玲王W杯優勝計画(レオ・ワールドカップ・プラン)」を親に内緒で立案。
大前提として自身の実力を高める方法として、一流のプロサッカー選手がやっていることを丸ごと取り込む事にした玲王は、フィジカル、健康管理全般、サッカー技術、メンタル、サッカー戦術の専門家を招集。(この時点でかかった費用は1億ほど)
さらに会社内の最新鋭VR技術の開発チームにも協力を依頼したり、自身の専用サッカー練習場を整備したりと、超進学校の学業も片手間で最上位をキープしながらサッカー漬けの日々を送り、集めた専門家も(「生意気」という評価と共に)目を見張るほどの成果を上げ、高校2年の春にはユースの平均を大きく上回るほどの実力を身に着けることに成功。
だが、費用がかかり過ぎたことで両親に計画がばれてしまい、夢を諦めるよう一方的に諭される。それまでに掛かった費用(3億以上)については何も言われなかったものの、父の圧の前に言い返すことが出来ず、殺意を噛み殺しながら一応は頷く。
それでも夢を諦められない玲王はそれまで運用できた資産を止められる中、個人で運用している資産の一部を切り崩して自身の高校のサッカー部を買収するも、進学校であるサッカー部は地区予選ベスト8が関の山で、今のままではどうテコ入れしても全国制覇が見込めないことも読めてしまった。夢を成し遂げるには「天才」が必要だと感じ、校内を駆け回るも見込みのある人物は見つからず、手詰まりの可能性から苛立った時に接触したのが「本物の天才」である凪であった。
階段下に落ちていったスマホをトラップする凪の才能と、凪自身がその才能を自覚していないことに驚くも、凪と一緒なら夢を叶えられると確信した玲王は強い熱意で凪をサッカーに誘う。あらゆる事に興味が薄いために乗り気でない凪を根気よく誘い続ける中、父親の差し金でサッカー部の練習試合に全国常連の強豪校「青森駄々田高校」が相手となってしまう。だが、夢のために鍛え抜いた自身の実力と凪の才能をもって駄々田高校に勝利。駄々田高校エースの舐岡了からは凪と共に”化け物コンビ”と恐れられ、その活躍は駄々田高校の視察に来ていた帝襟アンリの目に留まる事となった。
その後は地区予選で連勝を重ねるも、父親から「日本代表を背負うくらいでならなきゃ俺は認めない」と言われたことで反骨精神から更に燃える中、凪と共に青い監獄から招待を受けることとなる。
ブルーロックの説明会後、最後まで残った凪が参加を拒否するも、「エゴ」を理解していない凪を「天才もどき」と否定する絵心甚八に反発、「凪を世界一のストライカーにする」と絵心に宣言。尚も渋る凪に「昼寝よりゲームより面白い人生に連れてってやる」と宣言し、凪と共に青い監獄に足を踏み入れた。この際、凪は「最後まで一緒にいること」を玲王に願うが、後にこの約束が原因で二人の関係は大いに拗れる事になる。
入寮テスト~一次選考
青い監獄初日の入寮テスト「おにごっこ」では、駄々田高校戦で出会った舐岡了の執拗な攻撃をかわしながらテストの趣旨に考えを巡らせるも、テストのルールを理解していなかった剣城斬鉄を大声で馬鹿にしたことで斬鉄にも狙われ、凪が鬼になってしまう。帰ろうとして何もしない凪に代わってボールを持ち、参加者を部屋の隅に追い込んでシュートを放ち、斬鉄にヒット。キレた斬鉄の壁打ちシュートは偶然の要素が強すぎて読めずに当たりかけるが、当たる直前に凪に救われ、凪と共に入寮テストを突破した。
チームZ戦では凪のトラップ力を遺憾なく発揮していく事を中心に、剣城斬鉄による激しい攻撃、自身の的確なフォローによって一度は蜂楽廻以外のチームZのメンバーの心を折りかけた。しかし、蜂楽の活躍でチームZは息を吹き返し、前半終了時には1点差まで詰め寄られる。後半戦以降、スタミナに優れた雷市が自らにマンツーマンマークを付けられた事で動きとパスコースを大きく制限された事に加え、凪と斬鉄にはダブルチームを付けられてしまう。更に、雷市の執拗なマークに苛立つ余り、イエローカードをもらうファウルを犯してしまう。その上、凪は玲王を始め味方のフォローやパスがないと、トラップ力を活かせないばかりか自主的に動かないタイプである事が災いし同点に追いつかれてしまう。しかし、苦悶の表情と追い込まれてる状況、負けたくない執念を凪が見た事で、自ら主体的にプレーをし始める。これによって凪ありきのワンパターンになりがちなチームVの攻撃パターンを増やし、斬鉄からのアシストと通常ならゴールを決める角度すらない状況にもかかわらず、凪はゴールを決めた。ここからチームZとの壮絶な競り合いが始まり、試合終了間際、チームZの敗北を決定付けるゴールを凪が決めかける所、久遠渉がレッドカードをもらうファウルによってそのチャンスを潰されてしまう。この時久遠に突っかかるが、斬鉄に諫められる(この時玲王は既にイエローカードを1枚もらっているため、ここでトラブルを起こせば二枚目のイエローカードで退場となってしまうため。)。
最終盤のアディショナルタイムでは、引き分けに持ち込んでも二次選考進出は確定しているものの、凪・斬鉄・そして玲王自身は勝利を選択する。その直後のフリーキックで、不意打ちのような形で自らゴールを決めようとするも、ギリギリで止められてしまう。最終盤の潔と凪の一騎打ちの末、潔が空間認識能力とダイレクトシュートを組み合わせた勝利の方程式を生み出した事で、逆転ゴールを決められ、チームVは敗北する。
敗れはするも、凪がサッカーの面白さと全力で戦う事の素晴らしさを感じているのを傍で確認していた。
二次選考
1stステージを凪と共に潔より先に突破した後、チームVのチームメイトだった斬鉄を待っている中、潔と蜂楽に遭遇。そんな中、凪が自分ではなく潔と組む事を言い始める。ひと悶着の末、凪は潔と蜂楽とチームを組む事を選んだために置いてけぼりを食らってしまう。落ち込んでいる所、同じく潔に置いてけぼりを食らった國神錬介・千切豹馬から声を掛けられた事で、彼らとチームを組むに至った。
3rdステージでは「凪を取り戻し、潔世一を否定する。」と言う決意の下、潔と馬狼照英、そしてかつての相棒だった凪のいるチームと対戦。序盤から中盤は馬狼の独走に加え、自身を要としながら國神と千切のプレイスタイルを遺憾なく活かす立ち回りで有利な展開にしていく。しかし、潔と凪のコンビネーションと潔が馬狼を囮にしていく戦術にシフトして試合を掌握されてしまう。最終盤、千切をフィニッシャーにして勝利を狙うも、凪のリスクの高いボール奪取からの馬狼の覚醒によって3人抜きをされてしまい、死闘の末にチームは敗北。試合終了後、凪と自分自身にあるそれぞれの考えや価値観が、初めて出会いサッカーを始めた頃よりも大きく変わった現実にすれ違いを確信してしまう。問答の末、自ら凪の言葉を突っぱねた事もあり凪に「面倒臭いよ 玲王」と見切りを付けられてしまう。千切が潔達に引き抜かれ、國神と共に2ndステージに降格。この時はさすがにショックで項垂れてしまうも、國神に叱咤激励を受けた。
2ndステージに降格後、控え室でイガグリと彼に暴力を振るう士道龍聖と遭遇。士道の暴力を國神が止めたことをきっかけに因縁となって士道から勝負を持ちかけられる。國神は渋るも、玲王が「負けたら終わりの崖っぷちの底辺で逃げても強くなれない」と言う考えの下で乗ったことにより対戦となる。だが、士道の圧倒的な身体能力とポテンシャルの前に敗北。敗れはするも、士道に引き抜かれる形で玲王が選ばれ3rdステージ進出となった。
その後は士道・イガグリ、他2名の選手と共に三次選考進出となった。
國神とは特に親しいわけではなかったものの、潔から何故國神がいないかと問い質された際にバツの悪い表情をしていた事から、思う所はあった模様。
三次選考
TOP6の一つであるNo.6に凪が選ばれ、遥か先を行く凪に対する自身の境遇に不安を抱くも、潔の決心に触発される形で凪のいるチームCを希望する。そして、希望通りCチームに割り振られ、再び凪とチームを組み戦いを挑む事になった。しかし、TOP6の一人である雪宮剣優との見事なコンビネーションで先制点を挙げる凪が、自分の想像以上に上のステージに立ち真剣な姿でサッカーをしている事を悟ってしまう。懸命に喰らい付こうとするも、TOP6は100点満点以上の武器を1つ以上持っているため、玲王のプレーや能力で彼らに追い付こうとするのは不可能に近い至難の業だった。そんな中玲王は家柄・人気・成績等の欲しいモノは全て手に入れても、『ワールドカップ優勝』・『世界一のストライカー』と言う栄光や称号以外何もいらない(もしくはそれ以外の事じゃ昂らない)人間を馬鹿だと思いつつも完全な嫉妬を抱くようになる。そして、何より眩しく見えると感じるようになった。
玲王自身は青い監獄(ブルーロック)から脱落したとしても、父の会社を継ぎ一流のビジネスマンと言う道もあるため何もかも失う事こそないが、それは玲王の望みではない道に戻る事を意味している。試合や凪との関わりを通して、自分が欲しいと切に願うモノは青い監獄(ブルーロック)にしかないと信じ切り、決意する。
玲王「どうせこのまま無残に消えてなくなるなら――――― 全部脱ぎ捨てて俺もバカになってやる」
「お前(凪)が青い監獄(ここ)で変わっていくように…俺も――――― 何色にだって変わってく!!!」
オールラウンドに全てを高水準でプレーできる”器用さ”こそが玲王自身の才能だと開き直り、答えを出した。その答えとは、自身の”器用さ”を遺憾なく発揮し、相手の技を複写(コピー)すると言う玲王の新しいプレイスタイル。その名は、複写変化(カメレオン)。
同じCチームの雪宮のジャイロシュートを再現しゴールを挙げて見せた。周囲が驚きを隠せないほどの進化を見せるも、100%以上のオリジナルとやり合えば簡単には勝てず、各選手固有の身体能力や才能まで真似するのは流石に難易度が高いため、まだまだ発展途上である。
試合に敗れはするも、玲王は自身の進むべき道が確かに見えた事と「凪が追いかけたくなるくらいの人間になって、俺は必ず・・・欲しいモノを手に入れる。」と言う目標を再確認するのだった。この時、二次選考の3rdステージで一度は見切りを付けられた凪との関係に修復の兆しが見えた。
トライアウト2試合目は事実上、玲王が主役と言っても過言ではない内容だった。
自身は1点を取り潔からも選ばれる可能性は高いと思われていたが、結果は凪と潔はスタメンに選ばれ玲王の名前が出される事はなかった。一方、絵心甚八が選んだサブメンバーには選ばれている。
U-20日本代表戦
後半10分、二子一揮の負傷に伴う交代で登板。登板された目的は「士道を止める」ことであり、U-20日本代表チームのDF陣の守備能力をコピーして士道を迎え撃つ。また、誰よりも一番見てきた凪の超絶トラッププレーをコピーすることでカウンターに繋げるなど活躍した。
「新英雄大戦(ネオ・エゴイスト・リーグ)」
2週間の休息を経て青い監獄に戻り、「金の匂いがする。」と言う考えの下でヨーロッパ5大リーグの中から、パワーやスピードが重要視されるイングランドを選ぶ。また、凪と再び同じチームで参加する運びとなった。
指導者ストライカーであるクリス・プリンスからどんな選手を目指すかと問われた際、「俺一人の力で勝ちたい。」と言う決意を伝え、彼のコーチングによって身体能力を大幅に向上させた。
迎えた初戦となるドイツ戦ではスタメンとして登板。その際、ドイツチームの一員として復活した國神と再会し、少なからず喜んだ。
実戦でも糸師冴と糸師凛のプレーやテクニックをコピーして攻める攻撃力を見せ付けた。同時に当初は凪に依存していたやり方が嘘のように1on1スキルに磨きをかけただけでなく、凪のポジションすら作戦に組み込んで攻めにかかる等、ゲームメイクにも幅が広がった。
試合中、加速度的に進化していく潔に対しても焦ることなく、今まで凪に「理想を押し付けていた」ことを認め、一人で戦える事を証明するために決意を新たにする。
…が、ここで潔にどうしても勝ちたい凪から「凪(オレ)には玲王(オマエ)が必要なんだ」とかつて言ってほしかった言葉と共に協力を要請される。当初は玲王の身勝手な発言から反発するも、凪からこれまでの言動について説明された事で、凪に協力することを選択。凪のコンビネーション中で「FLOW」に突入。潔が体得した「超越視界(メタ・ビジョン)」の片鱗も見せることで凪の要求に応え続け、凪のスーパーゴールのアシストに貢献した。