CV:山岡ゆり
概要
響達が通う小学校に在学する世界有数の大富豪『鐘山グループ』の御曹司。丸眼鏡と絶滅寸前の半ズボンが特徴の小学四年生にして系列会社のアジア支社社長を勤める小柄な少年。ミドルネームがある通り母親が外人のハーフである。長く伸びたアホ毛は父親譲りで、弄りながら話す癖がある。幼い面影を残しつつ、品行方正な性格。積極的にビジネスを行っており業種も多岐に渡るが、糠喜びになっても『失敗は成功の基』とあくまでポジティブ。ただ最近はストレスは新しい企業戦略になるから苦手なものでイタズラする、会社のホテルを壊されるかも?とパニクるなどギャグ要員に拍車が掛かり、トーコへの誕生日プレゼントに高級車を贈るなど感覚的にもズレている。既存のメディアと同様に眼鏡を外すと3の目になる程視力が弱い。
毎朝の登校には執事であるアウルを伴ったリムジン通いで、毎回違った手の込んだ催しがされており、ちょっとした学校名物となっている。一般の小学校に通うのは「経営者足る者は消費者の視点から」と言う父親の教えから。イブの日には飾りつけのツリーや巨大クリスマスケーキを外国から学校へ空輸している。
彼こそが三番目のビート『エアビート』の正体で、同じ能力を持ったオドリーと共にする者として響と琴音に素顔を明かしている。ダンストーン探しには多忙な社長業務の関係から全く興味が無く、『ロック』を奪ったのも争いの大元を絶つ故であり、直接対面の時に返却。当初は響達からの誘いを「心が通いあった者としかビジネスはしない」という教えに添った理由から断っている。
しかし、怪盗コンビが大切にしていた父親手作りの木馬を盗まれたのを契機に仲間として業務の合間にだけだがダンストーン探しに協力する事となる。その為、肝心な場面では現場に来られない、逆に単独で浄化するケースもある。
仕事業が忙しく、プライベートにはエアビートとなってダンスクラブへ赴き時間の許す限り自由を満喫している。