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概要

ピンクのショートヘアで、ナイスバディな女性。普段は穏やかなお姉さんを演じているが、その本性は陰湿且つ残虐非道な小悪党。要するにただの性悪女である。

「罪滅し編」から本格的に登場するが、最初に登場したのは「祟殺し編」。

「祟殺し編」では既に死体となって登場していたが、「罪滅し編」では生きた姿を見ることができる。「罪滅し編」では、竜宮レナの父親の再婚する予定の恋人ととして登場した。

娘であるレナに取り入ろうと色々アプローチするが、レナ本人はどうも好きになれないらしい。

そんなレナにリナは本気でレナの父親の事を愛していると伝える。

その発言に次第にレナも心を開きかけていたのだが、全てはリナの芝居であった。

実はリナは北条鉄平と共謀して美人局をレナの父親に仕掛けており、金を絞れるだけ搾り取ろうとしていた。

しかし、あっさりレナにばれ、問い詰められる。

面倒臭くなったリナはレナを口封じのために絞殺しようとするが、一瞬のスキをついたレナに鉄パイプで撲殺されてしまう。因みにその後鉄平も殺害される。

古手梨花からは「漁村」で不吉の象徴とされた「深海魚」と呼ばれる。

生きていようが死んでいようが、登場するだけで不幸を撒き散らす間宮リナを上手くついた例えだと言える。

「リナ」という名前は源氏名で、本名は「間宮律子」。

以下ネタバレ注意

完全新作ひぐらしのなく頃に業の解答編である卒でも登場。

衣装のデザインが一部変化している。

レナの父親と接点があることは同じだがお店の客と店員の関係に留まっており、かつての自分と同じ一人親の家庭であることに思うところがあり手を引くことを考えていたり、レナとの会話や襲撃時に反撃や口論を一切しなかったことから、性格がかなり丸くなっていることが判明した。

美人局の協力者であった鉄平は記憶の累積による変化で悪事から手を引いていたが、リナに同じ影響があったのかは不明。

このような変化があった人物は鷹野含め3人であり、いずれも従来の世界における惨劇のトリガーとなる人物という共通点が存在する。

最終回で沙都子が梨花との激しい大喧嘩の末に繰り返すことを辞め、聖ルチアーノ女学院に入学せず雛見沢に残る道を選んだ世界でも生存が確認され、どこかの喫茶店で葛西と背中合わせで入店しており、気付きているのかは不明だがお互いに笑顔を浮かべており、こちらの世界では鬼明かし編で語っていた通り水商売を辞めて真っ当に生きて幸せを掴んだと思われる。

コミカライズ版であるひぐらしのなく頃に巡では美人局の計画を企てており性格がそれほど変わっていない一方、罪滅し編でも示唆されていた彼女の過去について詳細が語られている。

幼い頃、水商売をやっていた母親が客の男と蒸発した挙句、不器用だがお人好しの父親に借金を擦りつけてしまい、生活は困窮。

彼女は子どもながら金がないことで全て不幸になっていったと認識し、不満のない幸せな人生を送るために水商売や悪事に手を染めていった。

奇しくも似たような経歴と家庭環境を持ったレナに対し、最初は脅しをかけたが彼女の覚悟と自身の過去を重ねた末、話し合いをし、お互いに関係を断つことで(完全ではないものの)和解をした。

巡では記憶の蓄積が発生する沙都子の下準備のループがないため改心する要素がなかったが、今回のケースから罪滅し編でもお互いに話し合えば分かり合えた可能性があり、彼女が「深海魚」などと揶揄されるような救いようのない人物ではなく、本当の姿はレナと同じ『悲惨な生い立ちから幸せになる事を望んで足掻き続けていた』人物であったと言える。

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