2022年7月28日付けでプライバシーポリシーを改定しました

詳細

ピクシブ百科事典

附子(ぶす)とは、
(1)トリカブトの別名、或いはその成分。「ぶす」と読めば毒薬となるが、「ぶし」と読めば生薬名になる。
なお、醜い人のことを罵って言う「ブス」が、この毒による表情筋の麻痺を語源とする説がある。
(2)上記の毒を題材とした狂言の演目の一つ。筋書きが簡潔で、オチも室町時代という時代背景への依存度が低いため、古文の教科書の常連である。

本稿では(2)について述べる。

あらすじ

とある屋敷の使用人である太郎冠者と次郎冠者は、ある日主人から留守番を言いつけられる。
その際主人は、
「このの中には猛の附子が入っている。開けただけで死ぬから絶対開けるなよ!絶対だぞ!」
と言付けをする。けれど開けるなと言われた以上、太郎冠者と次郎冠者は附子が気になって仕方がない。

そこで、
「附子の毒を浴びないよう、扇であおぎながらふたを開ければいいんじゃね?」
と壺を開ける二人。しかしその壺の中に入っていたのは砂糖黒砂糖)だった。
主人は美味しい砂糖を一人占めしようとしていたのだ。
江戸時代になって国内で製糖が行われるようになるまで、砂糖は貴重品だった)
太郎冠者と次郎冠者はあっという間に砂糖をなめつくし、壺を空っぽにしてしまった。

しかし、主人にこのことが知られたとなればタダでは済まされない。
そこで二人は主人が大切にしている掛軸と壺をめちゃめちゃに壊し、大泣きして主人の帰りを待った。
帰ってきた主人が「おいお前らどういうことなんだ!」と二人を問いただしたところ、
「ご主人様の大切な掛け軸と壺を壊してしまいました。なので死んで詫びようと猛毒の附子を口にしましたが、死ぬことができずに困っています」
と二人は答え、一杯食わされた主人はどうしてよいか途方に暮れる。……という話である。
演者によっては二人が「何口食べても死ねないが、死ねないことはめでたい」という意味の歌を歌いながら踊りだし、ついには主人の頭ぺちぺち叩き、ブチギレた主人が二人を追いかけ回す……といったオチをつけることもある。

関連タグ

狂言 太郎冠者
トリカブト 砂糖
教科書

関連記事

親記事

狂言 きょうげん

兄弟記事

pixivに投稿されたイラスト pixivでイラストを見る

このタグがついたpixivの作品閲覧データ 総閲覧数: 130609

コメント

問題を報告

0/3000

編集可能な部分に問題がある場合について 記事本文などに問題がある場合、ご自身での調整をお願いいたします。
問題のある行動が繰り返される場合、対象ユーザーのプロフィールページ内の「問題を報告」からご連絡ください。

報告を送信しました