概況
稼動後数週間で早くもその存在が噂されていたが、2012/8/31、ついに公式サイトにてその存在が明確に発表された。
特定の条件を満たせば表側の真ボス陽蜂の代わりに出現する。
グラフィックそのものは陽蜂と共通だが、羽の部分などのオーラが紫色などに変わっている他、背景も怒首領蜂大往生の緋蜂戦に似たものに変わる。
Xbox版で追加されたXbox360モード、及び後述するEXAレーベルのあるモードでは無条件に陰蜂と戦うことが出来る。
CV:悠木碧
設定
陽蜂の明るく元気な性格とは対照的に、かなりダウナーな喋り方となっており、抵抗するプレイヤー(人類)に対し「新たな形」を受け入れろと言わんばかりの台詞を出す。
Xbox360モードにおいては、陽蜂と陰蜂はどうやら別個体であることがわかる。
攻撃方法など
攻撃方法は陽蜂とまったく異なる。「シリーズ外も含めたCAVE歴代裏ボスの複合」が裏のモチーフ。
- 針弾を全方位に回転しながら発射。
- 発射した弾からさらに弾を複数方向へ発射する弾幕。エヴァッカニア・ドゥームの最終弾幕を彷彿とさせる。+一定間隔で高速全方位弾。
- 隙間の少ない全方位弾と突如中間から現れる自機を狙う弾。
- 時間を追うごとに発射間隔と弾速が上がっていく全方位弾。]-[|/34<#!の発狂からレーザーとふぐ刺しを除いたような超高密度弾幕。
発狂モード
二層式洗濯機と恐れられた弾幕の更に上を行く超速回転ワインダー弾幕にふぐ刺し特盛り。
二重構造であり、陰蜂に向かって内側と外側から発射されて、自機へ襲い掛かる。
さらにフグ刺しをばらまく弾を一定間隔で発射(隙間が確認できないような密度)。死ぬがよい
まさにCAVEが提言した「人類への挑戦」にふさわしい弾幕である。
その華麗(悲惨)な弾幕は動画サイトにアップロードされている。
EXAレーベル版
exA-Arcadia版『怒首領蜂最大往生EXAレーベル』にて陰蜂と直接対決が出来る「INBACHI」モードが実装された。
陰蜂語録(台詞)
- 人類がより高みに到達するために、まずその肉体が不要なのです。計画の邪魔者は排除いたします。(登場時)
- 当たらないものだな。
- 大丈夫、新たなカタチになれるから…。
- 無意味だわ…。(ボム使用時)
- がんばっても…結局ダメだったわね。(ミス時、およびオートボム時)
- まだ動いているのか?
- イライラする…!!(HP1/2時?)
- なんでまだ…。(HP減少)
- しぶといな…終わりだ!死ぬがよい!!(発狂モード)
余談
- AC版の公式サイトには「陰蜂」の項目があるものの、2023年現在も公開されていない。
- 勿論陽蜂及びエレメントドールなどの他キャラについては閲覧可能となっている
- 2020年に発売された「ゲームラボ 年末年始2021」にてケイブ開発者から陰蜂の誕生秘話について語られており、当時AC版のロケテスト中にプレイヤー側から「陰蜂は弱すぎてすぐ撃破できるからもっと強化してほしい」という要望があったことが明かされている。
- つまりプレイヤーが言わなければもう少しマシな存在になってたかもしれないのである
- 流石にケイブ側もAC稼働以降ノーミス撃破報告が上がってない事については想定外だったらしい。
関連タグ
歴代真ボス
そして遂に…
誰もがこのボスに対して諦めかけていた。
しかし、2021年12月27日にYouTube上に陰蜂戦単体のノーコンクリアの動画が公開された(トレーニングモードでの挑戦によることには留意)。
その証拠がこちらである…見るがよい!!
このプレイヤーは2021年4月から攻略を開始し、実に4ヶ月半かけてようやくクリア出来た、との事。
AC稼動からすると実に9年8ヶ月と7日の事。通しプレイでの攻略も夢物語ではなくなりつつある…のかもしれない。
陰蜂、陥落
AC稼働から12年。2024年3月21日、Xbox360版での通しプレイによるノーコンティニュー陰蜂撃破の動画がYouTube上に公開された。
こちらがその動画である。
ちなみに上記のトレーニングモードにおける陰蜂クリアと同じプレイヤーであり、アーケード実機でのクリアも目指すとのこと。
上記からさらに約3年をかけた挑戦の集大成も、いよいよ完結が近づいている…のだろうか。
そして2024年4月6日、上記のプレイヤーが京都府のゲームセンター a−choにて陰蜂チャレンジを実施し、YouTube上で生配信を実施。
そして17時06分、遂に陰蜂が撃破され、完全に陥落した。
陰蜂出現から11年と351日、蜂と人類の長きに渡る戦いに遂に終止符が打たれたのだった。