性能
マナ・コスト | (3)(赤)(赤) |
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カード・タイプ | 伝説のクリーチャー — 法務官(Praetor) |
パワー/タフネス | 4/4 |
あなたがコントロールするクリーチャーは速攻を持つ。 | |
あなたの対戦相手がコントロールするクリーチャーはタップ状態で戦場に出る。 |
概要
新ファイレクシア、赤の派閥「静かなる焼炉」の法務官。男性である。
支配権抗争にはあまり関せず、それどころか部下たちとすらほとんど会わず「隠れし者」の二つ名で称される。
実態
他の法務官と違い彼にだけキーワード能力が無いが、第一の能力は自身も含むので実質速攻をもつ。
敵勢力ミラディンより焼炉へと流入した人々への対処を仰がれ、「成すがままにさせよ。」と言い放ちとても困らせた。
また特に、洞察が苦手で気性の荒い性格といわれており、さらには人前にも出てこないので、完全に引きこもりである。
赤マナを拝し、その身も赤く煌びやかな炎を纏うように描かれ、とても美しく見られる。
しかし性格面では難があるので、そのギャップに驚かされるだろう。
こんなに素晴らしい彼なのだが、5法務官の中で採用率は最も低い。
まず、相手のクリーチャーがタップインになるのは確かに弱くはない。弱くないが、遅ければ5ターン目の降臨であり、彼の属するスタンダード環境は特に展開が早く下手をすれば手遅れの状況ですらある。さらに召喚酔いが存在するため、アンタップインにしろ攻撃には参加できず、次のターンには何事も無くアンタップするため、相手に対する拘束としてはとても弱い。
そして自軍への速攻の付与であるが、これは赤という色の特性の一つであり、同じ赤のクリーチャーであれば元々持っている者も少なくはない。また、彼以降、つまり6マナ以上のいわゆるファッティに分類され始めるサイズのクリーチャーが速攻を得る事はとても強いが、それも場に出たターンを過ぎれば全く恩恵を受けない。そして赤という色自体がファッティを主体にするより、小粒でもパワー重視で前のめりな攻撃と火力で焼き切ることを得意としているので、どこまでも噛み合っていない。
ただ、彼に続いて業火のタイタンが召喚・攻撃で2度も能力を撃ち込んでくるのは驚異である。
そんな筆舌に尽くし難い彼ではあるが、それがかえって庇護欲を刺激し「ずっと隠れたままでもいい」「彼が望むなら成すがままにされてもいい」とつい思ってしまうのではないだろうか。そうに違いない。
以上のことからファイレクシアを代表する萌キャラである。
関連項目
永遠のリュウセイ・カイザー:このカードを基に開発された、MTGの弟分のカード。こちらは派生カードが本当の意味で萌えキャラになっている。
外部リンク
MTG Wiki>ウラブラスク(一部引用)