『天地無用!シリーズ』のうち『天地無用!魎皇鬼』世界(いわゆる梶島天地)の存在で、おもに『天地無用!GXP』シリーズに登場する人物。
CV:鈴木麻里子
概説
GPの2級刑事で、美星の友人。20歳。生体強化レベル4。
射撃の名手で、火器管制コンピューター無しでの命中率は88%。
山田西南が宇宙に上がるきっかけを作った女性。しかし純粋な地球人である西南の素性の確認をとらずにスカウトしたため、1級刑事の昇進を見送られ左遷されたこともある。(もともと柾木天地を勧誘する予定だったが、西南の存在の稀有さを本能的に感じ取りスカウトする。本来、初期文明世界への接触や干渉は禁止のため地球は正木の村の住人(柾木家及び分家の正木家)以外接触は禁止)
実家は有名服飾メーカー「カウナック」の経営者で、彼女もそこのモデルをしていたことがあるのだが、自らのモデルとしての実力が解らなくなり、家柄と無関係なところでの実力を示すためGPに入隊した。
モデル時代(特にチャイルドモデル時代)の姿は、ぶっちゃけ天使。かつての彼女のファンが後述もする現在の姿を見てしまった挙句ショックで長期入院して、退院後にはアンチ芸能界思想に染まったり人間不信を長く(宇宙における長命種の価値観なので軽くて数百年~数千年レベル)患ったりする事もざらにある。どうしてこうなった。
西南の不運に打ち勝とうとするが、大抵は返り討ちに遭う。それでも、彼と付き合ううちに惹かれていく。
『天地無用! 魎皇鬼』本編でも第4期4話にも登場。本人のオヤジ臭い言動(おっさんスキル)を指摘される。
また西南と出会う前に何度かお見合いを自分で壊したこともある。
余談
実家の「カウナック」は服飾メーカーとはいうが、実はこの世界における服飾メーカー(特に大手メーカー)は軒並み「服飾に付随する(身につける)モノ」「着用している者の安全を守るため」との建前で個人武装や生体強化ナノマシン・結界・ガーディアンシステムの開発も行っているため、地球に言うところの「服飾メーカー」とは随分と趣を異にしている。
特にカウナッククラスの大手メーカーならそれこそ爪楊枝から攻銀河系兵器までクラスの事はやらかしていると見て良い。