「何もないほうが、いい。いつもと、同じであってほしい。」
「意味がわからないし、紫暮を親にはしたくない。」
プロフィール
心をふさいだ静かな少年
寡黙だが意志の強い、少し潔癖気味な少年。
口数が少なく、大勢での行動を嫌うため冷たく見えるが、
心持ちには年相応の幼さが残っている。
伊勢崎や佐海と同じ養護施設の出身で、
現在も施設に通う子どもたちのことを特に大切に思っている。
(公式サイトから引用)
概要
メインストーリー2章から登場。西地区の代表校、ラ・クロワ学苑の1年生。
ヒーロー襲撃事件が発生する中、パトロール中に怪我人を見つけた三津木慎と佐海良輔が、頼城紫暮と斎樹巡に犯人と勘違いされている現場に現れる。誤解が解けた後は、認可校のヒーローとして襲撃事件の犯人捜査および大規模防衛戦に当たる。
人物
寡黙で人見知り。愛想を振りまくタイプではないが、心根の優しさが行動に表れている。強い意志のもと行動する、ラ・クロワ学苑期待の新人。集団行動を好まず、ひとりでふらりとどこかへ行ってしまう癖がある。綺麗好きで、やや潔癖。
伊勢崎敬や佐海良輔と同じ間宮養護施設の出身。施設を出た現在も施設と施設の子どもたちを守るべき対象として大切に思っている。守ることへの覚悟は並ではなく、施設の平穏を壊そうとする者について「誰だろうと、絶対に殺す。どんな手を使ってでも。」と発言している。その背景には、霧谷が「姉さん」と呼ぶ人の存在があるようす。
能力
勉学 | 運動 | 感性 | 生活力 | 社交性 |
---|---|---|---|---|
2 | 4 | 4 | 5 | 1 |
武器種は術式、使用武器はカード。
ラ・クロワ学苑の採用する「ミュータント化手術」を受けており、前髪で隠れた右目は手術の副作用で黄金色になっている。使用武器はラ・クロワ学苑が技術介入した新型術式武器で、扱いの難しいそれを1か月ほどで使いこなすようになったとのこと。斎樹から「遠隔が(重式武器である)俺のところまでくるなって何度も(言っている)」と言われる場面があり、戦闘の際には前線に上がりがちなもよう。
なお学業成績は振るわないようで、先輩たちに勉強を見てもらっているようだが当人はやる気がない。所属校からALIVEに苦情が来ている「チーム・バカ」のうちの1人。
人間関係
ウザくてうるさくて暑苦しい人。先輩だが「紫暮」と呼び捨てにしている。なにかにつけて過保護にしてくる頼城を邪険にあしらっているが、認可外の学生に絡まれた際には「なんだか難しい……。紫暮がいないのが、悪い。」と発言するなど、状況によっては頼りに思っていなくもないらしい。
安全地帯。先輩だが「巡くん」と呼んでおり、対頼城の場合とは違って穏やかに接することが多い。頼城と斎樹は幼馴染であるため、斎樹の方からは頼城のふるまいに関して申し訳なく思われている。
同じ間宮養護施設の出身。所属する学校は違うものの仲のいい友だち同士。施設にいたころは霧谷が一番小柄だったそうで、佐海からは「身長伸びたな…」と思われている(現在の身長は霧谷が174.2cm、佐海が173.1cm)。