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霹靂紫脈線

ぴーりーしみゃくせん

「霹靂紫脈線」とは、霹靂布袋戲で素還真が登場するシリーズの第9作目である。
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「霹靂紫脈線」とは、 霹靂布袋戲素還真が登場するシリーズの第9作目である。

1992年5月開始で、全20集。


作品解説編集

概要編集

 タイトルにある「紫脈」の説明は、本編中に出てくる。

 終わらない中原正道と集境、滅境、魔域の抗争に新たな勢力「三分縫」が関係してくる。

 そのかたわら、素還真父子、葉小釵祖孫、霧告老人父子、そして一休兄弟等の、肉親同士の交情と対立が描かれる。

主な登場人物編集

 中原一の賢人。「霹靂眼」以来の葬儀描写あり。

 素還真の息子。滅境で急激に成長し、父母との対面を果たすが、生命の危機を迎える。

  • 鬼帝

 魔域の現在の首領。素續緣を仲間に引き入れようとしている。

  • 表象意魔

 滅境十三邪霊の長。素續緣を仲間に引き入れようとしている。

  • 鬼王棺

 三途判の生き残り。表象意魔に協力し風采鈴を拉致する。

  • 大圓覺

 滅境の僧侶。素續緣の師の一人。滑稽に振舞うが徳は高い。

  • 眾天

 滅境の僧侶。素續緣の師の一人。一頁書と面識がある。

 雲渡山の高僧。不自由な素還真に代わり中原の志士をまとめるが、毒に侵される。

  • 武皇

 集境の統率者。苦境で孤児を見繕って養子に迎え、自分の護衛に仕立てる。

  • 阿鶴

 武皇の元妻で酒楼の女将。いろいろ被害者。

 刀狂劍痴の通称で知られる剣客。孫に襲われ半身不随になる。

  • 金小開

 葉小釵の孫。三分縫で武功を身に着けるが、麻薬に溺れ性質の悪さに拍車がかかる。

  • 小霸王

 わずか九歳で麻薬売買を仕切る神童。金小開と親しくなる。

  • 黄金籠

 名は誅十七。武皇の養子になる孤児。花非花とともに銀童に育てられ、自分の出自と仇を探している。

  • 花非花

 葉小釵の孫で金小開とは双子。深夜になると様子が変わる。

  • 銀童

 黄金籠と花非花の恩人。

  • 今生一劍

 集境出身の剣客。頭の剣をきっかけに葉小釵を主人と仰ぐ。

  • 枯葉

 苦境の剣客。霧谷老人のことで魔域に利用され、命を落とす。

  • 霧谷老人

 枯葉の父。枯葉を生き返らせようと奔走する。

  • 醉貴妃

 輿に乗って苦境を闊歩する三分縫の女性。苦境の三大天書を探している。

  • 一瓢水

 三分縫の三大勢力の一つ「無念経」の教主。全身の経脈が断絶している。

  • 宇宙至尊棺

 手に小さな棺を持った奇面の僧侶。吸雷針を必要としている。

  • 呼雷戰神

 三分縫の三大勢力の一つ「武功之家」の代表。体の表面が金属化している。

  • 巴左護

 三分縫から現れた三神秘の一人。特殊な武器を探している。

  • 讀千經

 三分縫の三大勢力の一つ「光明城」の城主。心臓に剣が刺さったままになっている。

  • 一休禅師

 眼帯をした修行者。天禍妖狐とは血のつながらない異母弟で兄、という関係にある。

  • 天禍妖狐

 片目を隠した魔域の刺客。一休禅師とは血のつながらない異母兄で弟、という関係にある。

  • 烈陽神

 雪原の部族に神と崇められた青年。素續緣の働きにより俗世に復帰する。


関連タグ編集

霹靂布袋戲 素還真

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