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ストーリー

猫は歌姫と長靴がお好き

開幕:ある想区を訪れた一行。そこはオペラ座と呼ばれる劇場が栄えており、人気オペラ歌手クリスティーヌと、オペラ座に潜む謎の男、“オペラ座の怪人”の噂が持ち上がっていた。

そんな中、一行は一匹の猫に声をかけられる。長靴をはいた猫と名乗るその猫は一行に仕事を頼みたいと持ちかけてくる。それを断る一行だったが、その前にヴィランたちが立ちふさがってきた。

終幕:長靴をはいた猫とともに一行は、猫の飼い主カラバ侯爵の城に逃げ込み、そこで話を聞くことに。猫はいま新人のオペラ歌手、ラプンツェルのコンサルタントを行っているのだが、そのラプンツェルがオペラ座の怪人に狙われていたのだ。一行はこの想区で一ヶ月前から起きているヴィラン発生の謎を追うために、猫の依頼を引き受ける。

一方、クリスティーヌに音楽の手ほどきをしていた怪人ファントムもまたラプンツェル排除のために動き出す…

亜麻色の髪の歌姫

開幕:長靴をはいた猫の紹介で、一行はラプンツェルと出会う。黄金のような輝きと蔦のように長いラプンツェルの髪をよじ登り、オペラ座に潜入した一行はファントムが待つオペラ座2階の5番ボックス席へ向かおうとする。だがそこへファントムが強襲を仕掛けてきた。一行はラプンツェルを追って逃げ、猫は単身、ファントムに立ち向かおうとするが…

終幕:ラプンツェルを追うファントムはその刃を彼女に向ける。だが、猫が密かに仕掛けていた罠にかかり、ファントムは動けなくなってしまう。ファントムを問い詰める猫だったが、何者かの手により、ファントムは連れ去られてしまった。一連の出来事から、ファントムとは違う何者かの介入を感じ取る長靴をはいた猫。そして連れ去られたファントムは自分の仮面を何者かに奪われてしまう…

音楽の天使

開幕:猫はファントムの言葉から、クリスティーヌとファントムに関わりがあることを掴む。一行が猫の依頼でクリスティーヌの張り込みを行っていると、彼女は一人、オペラ座の地下へと降りていく。そこで一行が見たのは、オペラ座の地下に広がる巨大な洞窟だった。ファントム=エリックを止めに来たというクリスティーヌに協力する形で、一行はクリスティーヌとともに洞窟の先へと進んでいくが…

終幕:クリスティーヌは一行に、エリックと自分の関係を告白する。ファントムと名乗るエリックを“音楽の天使”と慕い、その才能を開花させたクリスティーヌ。しかし自分のために暴走する運命にあるエリックに彼女は心を痛めていたのだ。そして一行の前に、仮面をつけたファントムが現れる。だがそれはエリックではない、別の男だった。レイナは男の言動からその正体を見破る。偽ファントムの正体、それは外から来た『空白の書』の持ち主だったのだ。

虚構の仮面

開幕:“最上の音楽”を求める偽ファントム。彼はラプンツェルの歌に聞き惚れ、本来オペラ歌手になるはずではなかった彼女をそそのかし、この想区の運命を歪めたのだ。さらに自分がファントムを名乗ることで、想区の住民になろうとしていたのだ。動揺するクリスティーヌだったが、あとから駆けつけてきた長靴をはいた猫により、エリックが向こうにいることを伝えられ、エリックのもとへ急ぐ。一行は長靴をはいた猫とともに、想区の運命を狂わせた元凶である偽ファントムと戦う。

終幕:敗れた偽ファントムは逃げようとするが、ヴィランたちに取り囲まれ、どこかへ消えてしまう。あとには仮面と服だけが残された。クリスティーヌもエリックと言葉を交わし、改めて二人の奇妙な関係とそれに対する想いを再確認する。

こうしてこの想区の騒動は幕を下ろしたかに思えた。だが長靴をはいた猫にはもうひとつ、やらなければならないことがあったのだ…

猫と仮面のラプソディ

開幕:ついに迎えた公演当日。初めての主役に緊張するラプンツェルをクリスティーヌが励まし、ラプンツェルはそれを受け、舞台に立つ。一方、一行は長靴をはいた猫からある告白を受ける。ラプンツェルが本来結ばれる相手、それは猫の飼い主であるカラバ侯爵だったのだ。自分の飼い主のために活動をしていた猫は怪我を押して、公演を消し去ろうとするヴィランたちに立ち向かおうとするが、そこへファントムが現れる。ファントムの加勢を受け、一行は最後の戦いに挑む。

終幕:公演を終わらせ、ラプンツェルは王子さまへのこだわりを捨て、自分が抱いていた本当の願いを知る。そこでカラバ侯爵と運命的な出会いを果たす…

すべての運命が収まるべきところに収まり、一行は黙って想区を立ち去る。残された長靴をはいた猫とファントムはお互いににくまれ口を叩きあいながら、感謝を捧げ、そして別れるのだった…

前回キャラクターイベント「メイドキャット・リポート
次回メインストーリー「不思議の国の想区

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靴をはいた猫VSファントム
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靴をはいた猫VSファントム
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