概要
お笑いコンビ「男性ブランコ」がM-1グランプリ2022の決勝戦で披露したネタ。
平井曰く「音楽家に音符を届ける仕事」で、興味を持った浦井にどんな風にして音符を持ち運ぶのか披露する…という内容になっている。しかも音符そのものは担がないと無理なくらいデカいし重い。(あくまでもネタ上の設定)
最初に八分音符を運ぼうとするが、刃物になった上のにょりんシッポ(内側)が浦井に当たって気絶(死んだフリ)してしまい、平井が大袈裟にパニくっていると浦井が何事もなかったかのように起き上がって「周り気をつけなお前は…」と優しく諭す。(なお、シッポが刃物形状なのはあくまでもネタ上の設定)
次に二連音符を運ぼうとすると、今度は振り返った拍子に紐で繋がった丸玉が浦井に当たって死に、パニくると再び起き上がり「もう2機失ってしまったんですけど…」「ダブルあさま山荘」と言い合う。(なお、紐繋がり形状はあくまでもネタ上以下省略)
その後もキャスター付きのホワイトボード状になった五線譜ではつまづいた上に輪切りにされて死ぬ。
フォルテシモは十字形にしてブーメランのように投げた途端つかみ損ねて首筋に当たり死ぬ。という事態が起き、結局音符運びは危ないから辞めよう。というオチで終わる。
(なお、形状はあくまでも以下省略)
「音符運び」という職業自体がまずありえない上に事故が頻繁に発生。
さらに平井の大袈裟な慌てぶりに対し浦井の淡々とした窘めの言葉の対比が笑いを呼んでいる。
…………と、ここまで行けば普通のネタだが
まさかの派生
2022年12月22日に朝の情報番組『ラヴィット!』で男性ブランコがゲスト出演。
その日のOPトーク「ふわふわしたもの」で浦井が大阪名物「りくろーおじさんの店」のチーズケーキを紹介。(持って来たのは新大阪駅店の支配人を務める彼の妹)
なんとそこで番組スタッフ特製ネタそのままの巨大音符の現物(尻尾鎌の八分音符と紐状の二連音符両方)を持ってきてネタ通りKO。さらに終盤でシーズンレギュラーの「れなぁ」こと守屋麗奈(櫻坂46)が八分音符を持って来て再び男性ブランコをKOしてしまうミニコント(しかもれなぁ自身はネタをよく解っておらずガチ困惑していた)が披露された。
これに味をしめたのか、以降男性ブランコが番組ロケにゲストで呼ばれる度に音符運びグッズを作成してはお披露目する事が増えだし、これには当人たちも苦笑い気味であった…。
とはいえども音符グッズ自体は懐中電灯やメジャー、果ては食器にガンダムなど実用性の高いものも多く、ラヴィットメンバーからは「男性ブランコオフィシャルグッズにしたら売れそう」という声が多数上がっており、実際視聴者の中にも発売を希望する声が多い。
その後ラヴィット!ミュージアム開催に合わせ、当番組とタイアップした公式オフィシャルグッズ『男性ブランコの運べる音符アクリルキーホルダー』が発売される。ちなみにミュージアムには今までに登場した音符運びグッズも全て展示されている。
さらに極めつけは、2023年3月16日放送の番組コーナー「ニューヨーク不動産」にて浦井の新居探し&引っ越しを手伝った際、番組祝いと称して彼の寝室を音符グッズで埋めつくしたファンシーなお部屋に改装してしまった。
(浦井も流石に「(デザインとしては)俺そんなに音符好きじゃない…」と困惑している)