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概要編集

風鳴翔とは「響き交わる伴装者」の登場人物、主人公である。

書きたい人がいれば追加してください。


プロフィール編集

出演作品戦姫絶唱シンフォギア〜響き交わる伴装者〜
性別男性
誕生日7月5日
身長169cm
体重62.1kg
特技ピアノ、バイオリン、三味線
好きなもの自炊、音楽、翼姉さん、鍛錬
嫌いなもの風鳴訃堂

イメージCV:梶裕貴


人物編集

一言で言うならば、主人公。

ノイズの災害に乗じて火事場泥棒を行おうとしていた男を一本背負いで投げ飛ばすなど、曲がったことを嫌う性格をしている。

純やUFZなどの友人を大切にし、彼らのことを心から信頼している。見てくれはいいのに残念などと言われているUFZに対するからかいこそ笑って受け流すものの、本気で傷つけようとしたならば烈火のごとく怒るであろう。

緒川曰く、未熟なれどそれは彼の武器。真っ直ぐに、一直線に、大胆不敵に。

まさに彼女の相手に相応しいと言えるだろう。

また、集団による精神的、物理的な悪意を憎んでおり、その根底には一人の少女が関わっている。

彼の信条は、命の価値など最初から決まっていない。誰もが平等に、生きていることそのものが美しいのだ。

なお、二課に入ることを司令に拒まれた後、こっそりノイズ災害の現場のことを盗聴するなど、割としたたかでもある。



経歴編集

苗字から分かる通り、風鳴家の長男であり、風鳴翼の弟である。シスコン。

姉の系譜から分かる通り、イケメン。本人もそれは自覚しており、しかしあまりいい思い出がないので自信があるわけでもない。

トップアーティストの弟、というブランドにあやかろうとしたり見た目で近づいて来ようとする輩を嫌っているものの、姉に対してこれと言った苦手意識があるわけではなく、むしろ常に彼女の身を案じている。よってそのような輩を最初から意識しないことで回避している。

無印編にて聖遺物、生弓矢に覚醒。ずっと孤独にノイズと戦っていた姉の隣で、そしてかつて救えなかった少女と共に無辜の民を守らんがため、防人として戦った。

そして、彼の聖遺物は無印編からG編に至るまで、凄まじい秘密を発揮することとなる。



過去からの残響編集

彼が心の奥底に楔とし、抱え続ける苦悩と後悔。

それは中学時代、立花響を周囲の無慈悲の悪意から守ることができなかったこと。

いわれなき誹謗中傷やいじめ、家族に対する暴力、暴言など、地獄の中心で必死に耐えていた彼女に、彼は手を伸ばせなかった。年端もいかぬ子供達の百の悪意に、彼の一の義憤は無力だったのだ。

故に彼は、ガングニールの適合者となったのが彼女と知ったその時にもう一度向き合うことを決意した。





二度と、手を伸ばせないのは嫌だから。






恋愛事情編集

始まりは、立花響がガングニールの装者となったこと。

彼はかつて手をとることのできなかった彼女と向き合うことを恐れていたが、デキる女などからの(いろんな意味での)激励で覚悟を決め、二度と見て見ぬ振りはしないと自分に誓った。

そして本来受けるべきではない迫害を受けた彼女の身を案じた彼の言葉は、強く自分を保っていた響の心を溶かすに至る。

最初はただ彼女を守りたい、というその想い。だがやがて彼女と関わるうちにそれは強く、激しくなっていき、彼の覚悟は恋慕へと変わった。

そして未来との一時的な対立や様々な紆余曲折を経て、彼女と強く固い絆で結ばれている。

現在は同じ部屋に同棲していたりと、かなり良好な仲。

詳細は当作品の本編番外編を読むべし。

なお、まだ翔と響が再会して当初の頃に気を揉んでいていた某防人がいたとかいないとか。



支え、支えられ。編集

上記の通りに、彼は響を取り巻く環境に手出しをできなかったことを悔いてきた。

そして彼女と再会し、互いに互いの心のうちを曝け出したことである種の救いを得たのだ。

響は、翔に一人ではなく、支える仲間がいることを。

彼は、響にとってたとえ一度だったとしてもヒーローだったことを。

彼は一度だけ、とある一件で間接的に響へのいじめに口を出したことがあったのだ。

支え、支えられ。

そうして彼らは、一つの音を奏でていく。



戦闘スタイルと、覚醒編集

櫻井了子の開発したRN式回天特機装束、通称〈シンフォギアtype-P〉を身に纏い、生弓矢を巧みに使い戦う。

生弓矢を護送中、例のごとく当然ながら襲撃された際にそれが入ったケースを持って逃げ回り、RN式の要でもある腕輪なども使ってノイズから逃げ回るも半ばで力尽きる。

しかし、助けに来た響がノイズの大軍に、自分を守るために多勢に無勢を強いられている様を見て自分を叱咤。



そして精根尽き果てた響を守らんがため、我が身を犠牲にしながら、彼女への愛を自覚し灰と朽ちーー不死鳥の如く復活を遂げた。




今日生きる誰かの命を、明日へと繋ぐため。誰かを守るために戦っている人達を支えるため。その想いを胸に、彼は戦場で協奏曲を奏で続ける。



生弓矢編集

立花響が二課に配属されて数日後、日本で発掘されたばかりの第5号聖遺物。日本神話にて、 須佐之男命が持っていたとされる三種の神器の一つ。生命の宿る弓矢であり、地に眠る死人さえ甦らせる力があるとされている。

残る神器である 生太刀、天詔琴は残っていなかったと報告されているが……?



本編あとがきから抜粋。しかしてその正体は三位一体の聖遺物、三つの聖遺物を混合させた三つで一つのヤベーやつである。そのため各形態に変形できるという男のロマンを兼ね備えた戦闘スタイルを発揮することが可能。

しかし、それはあくまで前座。

真髄はその伝承の通り、音楽によって記憶を呼び起こし、それを縫合することによって魂を復元、死者を黄泉帰らせることにある。

この力は朽ちかけていた櫻井了子を延命させたばかりか、後に重大な人物を黄泉帰らせることになる。



RN式回天特機装束編集

シンフォギアシステムの試作品。性別を問わず、フォニックゲインの代わりに使用者の精神力で聖遺物の力を引き出すために開発されたが、その燃費の悪さは開発者の了子でさえガラクタ以下と評価する欠陥品。現在改良が進んでいるものの、やはり使用者の精神力に性能を大きく左右される点だけは変えられないらしい。

しかし数秒と言えどノイズから身を守る事は出来るため、護身用であり最終手段として翔に貸し与えられる。

訓練されたレンジャー部隊でさえ数秒しか持たなかった所をなんとか3分も保たせたものの、翔の精神力は大幅に削られ、ノイズに襲われる隙を生ませてしまった。


しかし翔がノイズによって炭素分解される瞬間、RN式は保護膜を展開する程の出力こそ発揮出来ていなかったものの、その性能の根幹……使用者の精神力によって聖遺物の力を引き出す機能そのものは、僅かながらに発動していた。

それが炭素分解の瞬間、翔の精神が一時的とはいえ“ある強い感情”によって補強された事で、RN式は生弓矢の鏃を起動させるに至り、更に翔が生弓矢の鏃を自らの体内に取り込む事で融合症例となるきっかけを作った。

現在のRN式は、暴れ馬の如き聖遺物の力を抑え込み、擬似シンフォギアとして制御する役割を担っている。

融合症例としての、融合した聖遺物から引き出される強力な力を、RN式の保護膜で覆う事で、生弓矢のシンフォギアはその形を成しているとも言えるだろう。

融合症例第1号、立花響に続く希少なケースに様々な偶然が重なり生まれた融合症例第2号。それが現在の風鳴翔である。

ちなみに翔本人曰く、起動した鏃を胸に突き刺す事で融合症例になれるかの個人的見込みは五分五分で、融合症例になれなくても生弓矢の力で炭素分解の影響をリセットするくらいは出来ただろう、との事。


どうでもいいおまけ編集

彼と響、他数組のカップルはとある場所ではネコミミ生やしたり酔わされたりアハーンな部屋に強制入室させられたりしている。おそらく誰にも意味がわからないと思うので、この見出しは気にしなくてよい。


関連イラスト編集

風鳴翔風鳴翔・イクユミヤギア


関連タグ編集

響き交わる伴装者

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