プロフィール
血液型 | B型 |
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誕生日 | 5月19日 |
CV | 永島由子 |
概要
芽美達のクラスにやって来た転校生。聖華市長の姪。
アスカJr.とはゲーセンで出会って以来の縁でアスカJr.に想いを寄せる芽美の恋敵。アスカJr.よりも背が高く、モデル並みの抜群のプロポーションそして俊足と怪力を誇る。
正義感が強く大胆な性格で、将来の夢は婦人警官。思ったことはズケズケ言うタイプ。自ら信じた正義は決して疑わず聖良とは別の意味で独善的な少女。
やや思慮に欠けており、周囲の迷惑を考えず猪突猛進に突っ走りがちな女子力(物理)の持ち主。アスカが中にいるのに催涙バズーカ砲をぶっ飛ばしたり、アスカとセイント・テールが抱き合ってると誤解してゲンコツひとつで頑丈な壁を破壊するなど、単純でありながらメチャクチャな描写も目立つ。ある意味では「大きな正義のために、多少の犠牲はやむをえない(社会正義のためならば注意の足りない迷える子羊など切り捨てて然るべき)」とする、いわば熱き魂で冷徹な正義を執行する少女でもある。早い話簡単に言えば『セイント・テール』世界における少女の姿をしたこいつら。
そのためセイント・テールが市民の支持を一定数得ている事やアスカJr.がセイント・テールに対し理解もしている事を「間違っている事」と捉えており、特にアスカからセイント・テールを引き離そうと画策している。
初期はアスカと共にセイント・テールの捕獲の奮闘中での出来事と聖ポーリア学院での学園生活から、芽美がセイント・テールである可能性を疑い、彼女に揺さぶりをかけるようになる。それを知ったアスカJr.からは「クラスメートを疑うのか 」と非難されたが、逆に彼のその甘さを非難し返した。最終的にはセイント・テールのトリックにしてやられ、芽美に対する疑義を強制的に解かざるをえなくなり、それ以降はセイント・テールの捕獲を諦めてしまう。またアニメではルビィの策略で女刑事にセイント・テールと勘違いされ、結果的には彼女と格闘してしまう。
実際のところ、おおむねアスカに対する恋心も相まってそうさせているのだが、彼女はそれを正義と信じて疑わない。それがいかに人を傷つける卑怯で残酷な行為であろうとも、大勢の人が規律の大事さを自覚し平和に過ごせる社会を保つ、その正義のためならばそれは正しい事である、という「残酷で非道な正義(正義のための残酷な非道)」こそが彼女のスタンスである。
まぁ、おおよそ正義を志向しながら、それゆえに読者からの憎まれ役でもある、ある意味でかわいそうなポジションにいるキャラクター。
あとアニメ版やセガサターン版ゲームでは出オチ・イジられポジションが強化され、自称・腕利き刑事にセイント・テールに間違えられたり、自分によく似たお嬢様と張り合ったりと、コミカルな一面を見せる事もある。
作品の終盤(最終決戦編)ではアスカ×芽美が確定して見事な失恋を味わう事となった。その一方で同じく芽美に振られた失恋組仲間である佐渡真人を、ストレス解消のサンドバッグにぶん殴る事を覚えてしまう。本人曰く「とりあえずコイツを殴っとけば落ち着く」らしいが、この事で佐渡本人からは恐怖の対象として捉えられてしまっている。
実は自身が納得さえすれば遺恨は後には持ち越さないサッパリとした潔い性格でもある。そのため『セイント・テール』最終局面のアスカJr.行方不明事件においては芽美を励まして元気付けるなど決して冷徹だけではない優しい一面も見せている。
8年後の世界では念願叶い婦人警官となったが、いつもアスカJr.に手柄を取られていて不満を抱えていたりする。そして駐禁をした佐渡を乱暴に追い回すなど彼との関係は相変わらず。
備考
芽美の身軽さやマジックと対極になるように能力が設定されている。そのため「怪力」と「デバイス・武器の操作能力」に長けている。
実は立川恵の最初の連載作『熱烈台風娘』のヒロインであるチャキに似た容姿を持っている。チャキもまた怪力を得意とするキャラであるため、実は同族(血縁)ではなかろうか、などと言及される事もある。(ただしチャキの一族はチャキを残して絶滅したと『熱烈台風娘』内で言及されているため同族の可能性は実は低い。逆に、もしもそうならば遠き過去に一族から離れてチャキの一族からもリナ自身からも存在が失伝された分派ということになる)
関連タグ
マキャベリスト:リナの社会に対する考え方はこれにかなり近い(個人に対してはそうでもないため、辛うじてそのものではない)