都、あの子、自首できたんだよね
人物
常総高校1年6組。島都とは同級生で小学生の時からの親友。
探検部の部長を務める。黒髪ロングでスタイルの良い優等生。
個性派連中が集まった探検部ではほぼ唯一落ち着いた性格でバランス感覚にも優れた、部の良心(結城秋菜の憧れの先輩でもある)。
ただし教師が間違っているときや、大人の理不尽に対しては決然とした態度を取る。こうした性格は、小中学生時代教師に理不尽な差別を受けていた都にとって、救いとなっていた。
現在でも実質的に都の保護者となっている。
格好は探検部の女子の中では一番あか抜けており、私服ではボーイッシュな服装を好む。休日は買い物などを一人でするのが好きであり、都とはあまり一緒には過ごしていない。
父親は検事。家は一戸建てで弟の陸翔と、専業主婦の母がいる。父親の影響で法律全般に詳しい。
性格
性格はおしとやかであるが、怒ると怖い。
優等生ではあるが、割と自然体でノリのいい性格で、巻き起こる騒動をむしろ楽しんでいる。
が、増長が度を超すと都や北谷勝馬、薮原千尋が震え上がるオーラを放つ。
とはいっても素行の悪い勝馬や板倉、毬栗相手にも物おじせず不良だと蔑まず、対等によき友人として接しているなど、決して他者を偏見で判断したりしない。
島都の成績の悪さには呆れかえっており、試験期間中は都に対して強制的に試験勉強をさせている。彼女が赤点を回避しているのは瑠奈のおかげである。
都の最大の理解者であり、結城竜にも都関連でアドバイスを行う。
都とは多くの冒険を乗り越えてきた戦友であり、ちょっとやそっとの事では動じず、都と結城が犯人に拉致された後、残った探検部を見事にまとめ上げた。
意外と感受性が強く、悲しいことがあると都と一緒に号泣することも多い。また真面目な優等生とは言っても、探検部員である事には誇りを持っており、部を愚弄されると不快感を露骨に示す。
都が高校生探偵に向いていないことも理解しており、事件で彼女が傷ついた時には誰よりも精神的な支えとなっている。
反面美少女であることから、事件においてサイコパスの犯人や関係者に劣情を抱かれ、拉致や性暴力未遂の被害に何度かあっている。
実は初登場直前に轢き逃げ被害を受けており、軽傷を負っている。この時は結城竜に応急処置を受けた。