都、あの子、自首できたんだよね
人物
常総高校1年6組。島都とは同級生で小学生の時からの親友。
探検部の部長を務める。黒髪ロングでスタイルの良い優等生。
個性派連中が集まった探検部ではほぼ唯一落ち着いた性格でバランス感覚にも優れた、部の良心(結城秋菜の憧れの先輩でもある)。
ただし教師が間違っているときや、大人の理不尽に対しては決然とした態度を取る。こうした性格は、小中学生時代教師に理不尽な差別を受けていた都にとって、救いとなっていた。
現在でも実質的に島都の保護者となっている。ある意味結城竜以上に都の生態を知り尽くしており、結城と比べると割と大らかに都に接している。
休日は買い物などを一人でするのが好きであり、都とはあまり一緒には過ごしていない。
父親は検事。家は一戸建てで弟の陸翔と、専業主婦の母がいる。父親の影響で法律全般に詳しい。
容姿
黒髪ロングで前髪を左右に分けた髪型。身長は探検部女子の中では最も高い160㎝である。
スタイルもかなり良く、スレンダーながら出るところは出ている。作中でも巨乳であることを示す描写は多い。クラスでもかなりの美少女と認識されているようである。
格好は探検部の女子の中では一番あか抜けており、私服ではボーイッシュな服装を好む。
作者の解説によると「高校生探偵ものには黒髪ロングの巨乳の美少女が必要だろ」ということで、この容姿になったとか。
性格
基本的にはおしとやか、温厚、探検部部長として個性派の部員をまとめる事が出来る寛容さとリーダーシップを持つ。
都や結城と比較すると事件慣れはしていないものの、探検部としての最終判断を下せるだけの度胸と冷静さ、何よりも都の精神的支えになるだけの知性と共感性を持っており、探検部の本当の大黒柱であるといえる。
優等生ではあるが、割と自然体でノリのいい性格で、巻き起こる騒動をむしろ楽しんでいる。中学校の時は都や勝馬と一緒に授業をさぼっていた。
が、部員の増長が度を超すと都や北谷勝馬、薮原千尋が震え上がる怒りのオーラを放つ。
とはいっても素行の悪い勝馬や板倉、毬栗相手にも物おじせず不良だと蔑まず、対等によき友人として接しているなど、決して他者を偏見で判断したりしない。
島都の成績の悪さには呆れかえっており、試験期間中は都に対して強制的に試験勉強をさせている。彼女が赤点を回避しているのは瑠奈のおかげである。
都の最大の理解者であり、結城竜にも都関連でアドバイスを行う。都の生態について結城以上に知っている例として、結城は都に対してかなり心配性だが、瑠奈は都の生存能力を信頼している。
都とは多くの冒険を乗り越えてきた戦友であり、ちょっとやそっとの事では動じず、都と結城が犯人に拉致された後、残った探検部を見事にまとめ上げた。
意外と感受性が強く、悲しいことがあると都と一緒に号泣することも多い。
部員や結城秋菜などの知人が危機的状況に陥ると、涙を流しながら無事を祈る、恐怖するなど、皆の事を大切に思っている。また真面目な優等生とは言っても、探検部員である事には誇りを持っており、部を愚弄されると不快感を露骨に示す。
都が高校生探偵に向いていないことも理解しており、事件で彼女が傷ついた時には誰よりも精神的な支えとなっている。
ピンチシーン
探検部のメンバーの中でピンチシーンがダントツで多く、犯人に誘拐された回数、襲撃された回数は都を軽くしのぐ。多くがアリバイ作りを目的とした悪意のない誘拐だが、美少女であることから、事件においてサイコパスの犯人や事件関係者に劣情を抱かれ、拉致や性暴力未遂の被害にも何度かあっている。
実は初登場直前に轢き逃げ被害を受けており、軽傷を負っている。この時は結城竜に応急処置を受けた。