概要
「放課後探偵部へようこそ」の主要登場人物で、県立常総高校1年5組。探検部の副部長を務める。身長180を超える長身。
島都の相棒的存在であり、推理の時には名コンビぶりを発揮する。ただし周囲からは結城のほうが名探偵に見えてしまうらしい。
幼い時からなぜか殺人事件に遭遇してしまう死神体質であり(中学の時に遊園地に行ってジェットコースターの乗客の首が飛んだらしい)、本人には探偵の才覚がないにもかかわらず体を張って事件から他者を守ろうとしてきたこともあり、推理力、冷静さ、判断力、状況把握能力などは、パンピーでは最大レベルのものを習得している。
島都の推理力は全面的に信頼しており、その補佐役に徹している。身体能力も高く、その辺のチンピラレベルなら一発で倒せるほど喧嘩慣れもしており、まさに最強のワトソン。
詳細は不明だが、両親を殺人事件で失い、妹の結城秋菜とタワーマンションで2人暮らし。両親の生命保険と慰謝料で生活には問題はない。
授業は真面目に受けていないようだが、成績自体は良好な様子。また女子にはかなりモテている。
性格
ぶっきらぼうで口が悪く、皮肉屋で冷静に見えるが、割と面倒見の良い性格であり、お人好しな面も作中でまま見られる。仲が悪そうに見える北谷勝馬についても、その馬鹿さに呆れつつも男気などは認めている。
推理力はそこそこであるにもかかわらず、数多くの事件に遭遇して来ただけあって「叩き上げ感」があり、事件現場でも冷静で、事件の論点などを整理するなど頭の回転も速い。
ただクール一辺倒というわけでもなく、都や勝馬の増長や、薮原千尋のBLネタにはぶったまげたり突っ込みを入れるなど、割と表情は豊か。
千尋ほどではないがジョークのセンスもある。というより千尋との付き合いの長さから、こうしたネットミームなジョークは千尋の影響の可能性もある。
島都との関係は事件現場では探偵助手という立場を超えたまさにバディ。
高校生探偵としての弱さを含めて不器用に寄り添うなど、大切に思っている。というより完全に保護者。
妹の結城秋菜の事になると、急にポンコツになると作者は設定で語っているが、作中を見る限りぶっきらぼう同士ながらも信頼しあっており、関係は何だかんだで良好である。