概要
『金田一少年の事件簿』に登場する高遠遙一×金田一一のBLカップリング。
凶悪犯罪者と探偵。年の差は六つ。
正反対の立場であるが犯罪のことを考えている点では共通している。
金田一にとって高遠は祖父の名でなく、己の名を懸けて捕まえると誓った『宿敵』である。
高遠にとっても金田一は『宿敵』であると同時に『理解者』として認識しており、再会時の豪語はやまない。
事件によって二人は協力する場合もあり、殺人経験とトリック技術及び犯罪者視点を持つ高遠と作中髄一の推理力を持つ金田一のコンビはまさに無敵。しかも二度の事件は合意の上の演技で犯人を誘きよせている。
美雪には「微妙に似た者同士」と評されたほど息が合っていた。ちなみに金田一は事件の裏で高遠が絡んでいると直感でわかる。
高遠は金田一に複雑ながらも信頼を置いており、薔薇十字殺人事件ではジョーカー(協力者)として呼びつけている。このとき金田一は犯人として高遠が疑われたときは「こんな頭のいい奴が自分に真っ先に疑いがかかりそうな計画を立てるはずがないんだ」と真っ向から庇っていた。
そして高遠を捕まえるべく明智と張り合っている。
(逮捕されても毎回脱獄するのだが)
まだ未確定であるが二人には従兄弟(母親が異母姉妹)説が浮上している。
元から二人には明晰な頭脳と手品といった共通の才能があり、それは遡れば金田一耕助の才覚と繋がっている。
(余談であるが当の祖父は被害者の生死には無関心であり、気質は高遠寄りだったりする)
続編では高遠の金田一への執着は一層増している。しかも金田一と美雪の別離は高遠が深く関わっている。
高遠の名台詞
「自分達は決して交わることのない平行線だ。だが平行線は交わりこそしないがいつも隣にある、まるで双子の兄弟のように」
「流石金田一くん、この地獄の傀儡師高遠遙一の心理をよく言い当てている」
「エセ芸術とは悲しいな。私の芸術犯罪を誰よりも理解しているのは君かと思ったのに…」
注意事項
マイナス検索、棲み分けのために腐向け表現のある作品にはK田一少年【腐】とカップリングの表記を必ず付けてください。一般向けの平行線コンビとの併用は決してしないように!