概要
『ベルセルク』の登場人物。
CV:各務立基
海賊「髭骸骨一家」の頭。長い口ひげと長髪を蓄え、繰り出される命令は場当たり的で、不平を漏らす部下らの訴えには耳を貸さず厳しく接し盲従を科す。
隻眼で右目に眼帯、片足はナイフ仕込みの義足、武器としても使用できる弩弓を内部に仕込んだ松葉杖姿というステレオタイプな海賊の風体。
作中では日々厳しくなる海賊業の取り締まりから、正規の商売に鞍替えしようと子供の身柄を拘束して人身売買業を営んで奴隷商で生計を立てようとしていた。
しかし停泊していたヴリタニス港にてイシドロ、ミュールと諍いとなり、彼等を経験の差で圧倒するも、偶然居合わせたアザンの乱入で劣勢になり遁走。これで奴隷商を諦め「鮫乗り船長号(キャプテンシャークライダー号)」、「船虫号(シーラウス号)」、「田螺号(マッドスネイル号)」の3隻の武装商船(全てキャラック船)を率い本業の海賊業へと戻る…が、本業再開早々、商業船と偽り航行している所を「海馬号」操るロデリックに容易く見破られ撃退される。
その後、執念深くロデリックらをつけ狙うも尽く惨敗。幻造世界現出直後には海神によって肉体と魂を侵食されて魔の存在と化し、海上で海馬号を再度強襲し脅かすも、手下と船もろとも海神に憑り込まれ、最期はそのままガッツによって討伐された海神共々海の藻屑と消え、大量の海竜の餌となった。