概要
ジャンルはシミュレーションRPG。2015年7月23日にPSVita用ゲームとして発売された。
同じく悪魔や魔界を主軸とした『魔界戦記ディスガイア』のスタッフが制作に多く携わっており、作風にも類似点が見られる。
ジャンルが『死に際に想いを託すRPG』と銘打たれているように、キャラクターの死亡率が高い作品であり、特にゲーム序盤にメインを張るヒロインは死を運命づけられたようなもの(強くてニューゲームならこの限りではない)。
そうして彼女らが死ぬ度に章が進む進行形態となっており、どの担当キャラ時でクリアしたかによりエンディングも大きく変化する。
あらすじ
ある異世界・魔界の民は、天界との戦いに明け暮れながらも、彼らなりに楽しい日々を送っていた。
だがある日、謎の敵性体「魔壊神トリリオン」が出現したことでその平和は崩れ去る。トリリオンは瞬く間に魔界軍へ大打撃を与え、魔界を守ろうと立ち向かった大魔王ゼアボロスも無力に散ってしまう。
死を迎えたゼアボロスの耳に、「ヤツを倒すために、自分の魂を捧げることはできる?」という声が響く。その問いかけに了承した彼が目を覚ますと、到底自分では戦えない継ぎはぎの身体で蘇っていた。
そこへ現れたのは謎の少女・ファウスト。何としてでもトリリオンを滅したいと語る彼女と協力する事にしたゼアボロスは、親族である女魔王たちを呼び集め、「力を失った自分の代わりにトリリオンを倒した者を、次代の大魔王とする」と宣言。
かくして一行は、若き魔王たちの修練を行いながら、休眠と破壊を繰り返すトリリオンの討滅を目指すのであった。
登場キャラクター
- ゼアボロス(CV:川口翔)
- ファウスト(CV:日笠陽子)
- ルゥシェ(CV:佐倉綾音)
- レヴィア(CV:今井麻美)
- フェゴール(CV:田辺留依)
- マモン(CV:大西沙織)
- ペルペル(CV:渕上舞)
- アシュメディア(CV:笹本菜津枝)
- エルマ(CV:小澤亜李)
- ケルベロス(CV:吉岡麻耶)
- アスタロス(CV:酒井広大)
- リリス(CV:能登有沙)
- バフォメット(CV:矢野龍太)
- ラゴン(CV:石田大祐)
- ガーオ(CV:鳴海崇志)
- モクジン(CV:松岡正法)
- ウリエル(CV:奥山敬人)
関連タグ
俺の屍を越えてゆけ:プレイアブルキャラが主人公の血縁であったり、遠からぬ死を運命付けられている等と共通点が多い他作。プレイヤーは一族の子孫を残し彼らに後を託す事でゲームを引き続けられるのだが、その子孫の数にも限りがあり有限の時間での攻略を求められる。が、こちらとは違いよほどやり込みに精を出さない限り上限に達する事はまず起こらない。また上限に達した場合バッドエンドになるどころか逆に、いつのまにか一族が宿敵を倒していた事になっているというキングクリムゾンな展開が待ち受けている。