概要
『魔砲使い黒姫』(まほうつかいくろひめ)は、片倉・狼組・政憲による日本の漫画作品。
かつて『月刊少年ジャンプ』(集英社)に連載され、その後同誌の休刊に伴い、後続誌『ジャンプSQ』(集英社)の公式サイト内にて連載再開し、2011年2月更新分(第5部第24話)にて完結。話数カウントは「装○弾」。
主人公の女性・黒姫は、銃に似た武具「魔砲銃」から魔力を込めた弾丸「魔砲弾」を発射し、それによって攻撃や治癒などの様々な効果を引き起こすことから、“魔砲使い”と呼ばれる。バトルアクションのみならず作者による優れた心理描写が見られる。
この作品の特徴として、スター・システムが見られ、同作者の他の作品よりキャラクター(全くの別人で姿のみ同じ)がよく登場している。
2006年3月に、タカラトミーよりPlayStation 2専用ソフトが発売された。
世界最強の魔砲使い。絶世の美魔女「黒姫」は神に戦いを挑み、死神「堕悪霊」との戦いに敗れ記憶と“愛”を奪われ子供の姿(姫子)に変えられてしまった。
真実の愛に目覚めた時のみ神の封印が解け、本来の美しい姿と絶大な魔力を取り戻す。
また、魔力を全て開放すると髪型が金髪のポニーテールに変わり、服装も変化する。
当初はきわめて高慢で自己中心的な性格であったが、正義の拳銃士「零(ゼロ)」との出会いにより、次第に真実の愛を取り戻していく。
初期はピンチになると、零に敵から庇われる等して零の愛に触れる→真実の愛に目覚めて呪いが解け、無双。
というパターンが多かったが、中盤以降は愛に目覚めた黒姫が、奪われた零の魂を取り戻す為の戦いの旅に出るヒロイックファンタジーとなっている。