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概要
シルエットだけならラミアのようにも見える黒く細長い魚の身体を持ち、人間部分にも魚体同様の色や特徴が現れている。
ぬめぬめとした粘液を体表に分泌しており、体表の部位、部分ごとに任意にぬめりの調節をすることもできる。
これには摂取することで体力と精力を回復させる効用がある。鰻女郎の体内にも存在し、彼女達自身もその影響下にある。
魔物娘として持つ性欲と、粘液がもたらす精力を常にもてあましているが、魔物娘全体から見ればその色欲はあからさまではない。
しかし献身的な性格からくる穏やかで淑やかな所作は男性の心を引きつけ、男性側から求愛されることも多い。
鰻女郎に気に入られた人間の男性は、粘液を巧みに配置された魚体に絡め取られ、いつしか長丁場の交合に導き入れられることになる。
そして夫となった男性の食事には毎度のように粘液が込められ、その体力と精力をとめどなく高めていく。
なお実在するニホンウナギが鮭とは逆に海に降りてはるかかなたのマリアナ海溝で一連の繁殖活動を行い、生まれた卵は海流に乗って孵化した稚魚が川へと遡上する性質を持つが、前述した容姿や粘液を始めウナギを連想させる特徴を持ちながら、図鑑の該当項目には「海」に関する記述が無い。
人間が呼吸できる場所で、意中の男性と生殖行動をする彼女達に、魚類のウナギが遠洋の繁殖場所に向かうような旅は必要ないのだろう。
同様にウナギは高熱で無効化できる有毒成分が血液中に含まれるため生食不能だが、血液に特殊な力を宿すマーメイドの系統だからかこれに関しても触れられていない(コメントコーナーにはこれに関する推測が載っている)