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概要

鳥人族の遺伝子を使用して作られた像。横スクロール版のメトロイドシリーズをプレイしたことがある人なら、「ビームアイテムの台座」「アイテム持ってる像」といえばピンとくるだろう。

大半は老朽化しているが、中にはセキュリティとして武装と自律思考を備えたものも存在する。

スーパーメトロイド』でも登場するが、ボスキャラとして襲い掛かってくる事もある。序盤でボムを持っていたものがそれであり、アイテムを入手すると外装が剥がれて動き始める。接近しての引っ掻き攻撃や波動ビーム、口から大量の爆弾を吐き出して攻撃してくる。ダメージを与えるごとに損傷していくが、胸部を破損しようとも、頭部を吹き飛ばされても完全に破壊されるまで戦闘をやめない。

ノルフェア深部では金色の鳥人像も登場。攻撃スピードなどが速くなるなど軒並み戦闘力が強化されており、特に撃ってきたミサイルに対して身をよじらせて回避したり、果てはスーパーミサイルをキャッチして投げ返すという離れ業を披露する。余談だが、サムス自身も漫画『メトロイドEX』にて発射されたスーパーミサイルをキャッチし、敵目掛けて投げ返すアクションを見せる。

他にもギミックとして組み込まれているものもあり、差し出された手にボール状態で収まると起動、歩き出してトゲトゲをなぎ倒したり、酸溜まりの水位が下がったりと攻略に必須な一面もある。

メトロイドフュージョン』にも序盤のボスとして登場、遺伝子を含んでいるためXに寄生され、擬態された個体も存在する。セクター1『SRX』のある部屋に鎮座しており、手に持ったアイテム入れを破壊すると擬態を解除してコア-Xとなる。撃破して吸収するとチャージビームの能力が覚醒する。また、擬態を解除する前に入っていたアイテム(青いモーフボールみたいなやつ)を取ろうとして接触するとダメージを受けてしまうため、シリーズ経験者はちょっとした初見殺しに面食らったことだろう。もっとも、鳥人族と関わりがないはずのB.S.Lに置いてある時点で、察しのいいプレイヤーには見抜かれる事がある。

中盤あたりにも金の鳥人像が登場。メイン動力炉のトラブルを引き起こした原因はこいつであり、セクター2『TRO』へ通じる通気口から植物の根を張り巡らせていた。ボス部屋で植物に包まれた状態で佇んでおり、部屋の上には何かを彷彿とさせる胞子を撒く植物、下にはサムスイーターに酷似したものがある。体力が減ると本体が欠けていき、プラズマビームで攻撃し始める。撃破してコアXを吸収するとプラズマビームを覚醒させることができ、根が枯死して動力炉を復旧できる。ちなみに、海外ではNettori』と呼ばれている。何故?

メトロイドゼロミッション』でも続投。例にも漏れずアイテムを持っている他、前作フュージョンにおけるリチャージルームを兼任しており、ボール状態で手に収まるとエネルギーと武器を補給できる。

立ち上がっているものは次の目的地を指し示すナビゲーションの役割を担っており、こちらもボール状態で手に収まると起動、アイテムやボスの位置を示すカーソルをマップ上に表示し、そのあと座り込む仕組みになっている。

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