概要
笑福亭鶴瓶がゲストとともに日本各地を訪れる番組。出会った人と話をするのがメイン。鶴瓶とゲストが合流するところから番組はスタートし、しばらく経つとゲストと別れて別行動となる。後に旅の様子をゲストとともにスタジオで見る。鶴瓶は台本なしのアドリブで進める番組を多く持ち、この番組も台本は一切ない。現場で得られなかった情報を補完するためロケ終了後に取材をすることも多い。
放送スタイルの変遷
1997年4月に月1ペースの準定期番組としてスタート。この時は土曜日のゴールデンタイムに放送されていたが、実は放送時間はまちまちであった。
2005年4月に定期番組に昇格。45分ずつの前後編に分けての放送形式に変更している。昇格当初は金曜20時台の放送(ただし北海道は放送日時差し替え)であったが、2006年4月から月曜20時台に移行(その際北海道での放送日時差し替えも解消)した。
2016年4月からは同じ月曜でも19時30分から20時43分まで放送時間を拡大した上で、1話完結スタイルに戻した一方で、放送頻度が減っている。
2020年のシーズンは新型コロナウイルス感染症蔓延の影響で、ロケが困難になったため、過去の映像のアーカイブを、都道府県別に再編集して放送。ゲストも呼んで振り返っている。
2022年4月からは放送時間が19時57分から20時43分までの46分間に短縮された。放送曜日は引き続き月曜日。
追記
元々は、さだまさしが、鶴瓶を道連れに、自らがコンサートを行った場所の近くに存在する、終着駅のある村をひょっこり訪れ、村人達とふれあう、と言うコンセプトの「さだ&鶴瓶のぶっつけ本番ふたり旅」と言う番組であった。1995年から1996年にかけて3回放送されている。さらに言えば、「家族に乾杯」として準定期番組に昇格してからも、鶴瓶の相方としてさだは3回出演しており、準レギュラー的な位置付けであったのだが、さだのスケジュール確保の難しさに加え、さだの方から「降ろして下さい」と頭を下げられたため、結局降板となってしまったのだった。ただしさだは普通にゲストとして、その後4回出演している。
一方、「ぶっつけ本番ふたり旅」のコンセプトを元に、さだの役割を鶴瓶に、鶴瓶の役割を他人に置き換えた番組として「鶴瓶のにっぽん家族に乾杯」が1996年9月に放送された。その後1997年3月に、同じ内容で「鶴瓶の家族に乾杯」として放送され、準定期番組昇格へと至ったのだった。
関連タグ
ブラタモリ:たびたびコラボする。
久米明:ナレーションを担当していた。現在は元NHKアナウンサーでフリーアナの三宅民夫が担当。