「あ、ちょっとそこ通りますよ」
概要
原作・村田版どちらでも披露した合体形態。
原作では10兆、村田版では42兆もの黒い精子が合体することで誕生する。
原作では、S級ヒーロー達でさえ目で追えないほどの速さと、負傷しているとはいえ戦慄のタツマキの念動力による攻撃にも軽く耐える肉体強度を見せている。
村田版では筋骨隆々な容姿をしており、金色に光り輝いており、超合金クロビカリの自尊心を破壊した。
なお、この状態では、常に敬語を用いて話すなど慇懃無礼な品行の性格になる。
また、村田版においてはホームレス帝の助言を素直に聞き入れる、敵の攻撃から味方を庇うなど、黒い精子よりはある程度協調性がある節も窺える。
動揺していた超合金クロビカリを一撃でノックアウトするパワー、Gブサイク大総統の溶解液さえも寄せ付けない耐腐食性まで見せた。
アマイマスクですら「かつてない強怪人」と言わしめた。
余談
- 金は、「王水」と呼ばれる強酸の液体以外では溶解や腐食しない。作中で黄金精子が酸に強いのもこのためだと思われる。
- そもそも精子が入り込む膣内は、本来は雑菌などへの免疫のためだが、ふるいをかける目的もあって酸性に保たれていて、その酸から精子を守るために精液そのものがアルカリ性であることも大いに関係していると思われる。
- ONE先生いわく「本調子のタツマキなら黄金精子を倒せる」とのこと。
関連タグ
ギア4:強化形態が大柄なパワータイプと細身のスピードタイプに分かれる点が共通している。