※アニメ23、24話、単行本8巻以降のネタバレ注意
「絶対に殺してやる」
概要
漫画「推しの子」に登場する星野ルビーが闇落ちした姿。
経緯
アイドルとして順調に活動を進めている「新生B小町」。
MEMちょのツテでMV撮影をするため、宮崎へ東京ブレイド出演組(あかね、アクア、かな)と共に観光に来ていた。
宮崎はルビーにとって思い出の、先生と過ごしていた病院がある県であり、懐かしく思っていた。
順調にMV撮影をしていた新生B小町。ルビーは未成年のため早く撮影を終えて宿に戻る。
アクアの彼女であるあかねをお姉ちゃんと呼び、親睦を深めるため共に夜散歩をしていた。
しかし宿の鍵をカラスに奪われてしまう。
焼き鳥にしてやる、と怒りながらカラスの後をあかねと共に追いかけるルビー。
「ルビーちゃん、戻って」
「死体だよ これ」
鍵を奪ったカラスを追いかけて入った洞窟。その先には遺体があった。遺体の状態は最悪で十数年も経っているせいか白骨化しており、白衣で辛うじて医者と判定できるくらいであった。
ルビーは気づいてしまった。
彼の名札に付けられている
「アイ無限恒久永遠推し!!!」
の文字。
それは彼女が前世の死の間際、信頼する「先生」に形見として託した物だった。
遺体の正体は、まごうことなき「先生」、雨宮吾郎の遺体であった。
彼女のアイドル活動の理由の一つ。「いつかアイドルとして有名になり、先生に見つけてもらい、再開する」
という長年の願いはこの瞬間に叶わぬものとなった。
明るかったルビーはこの瞬間から一転して暗い影を纏うようになっていく。
翌日立ち入った病院にて、謎の少女に犯人が二人いること、一人は当時中学生くらいの男の子であることを教えられ、
彼女の中の闇はどんどんと大きくなってゆく
その感情は同日のMV撮影中遂に限界に達し、
彼女の家族を象徴する星の瞳は完全に闇に染まる。
この瞬間から、彼女の一番の目標は「ママに負けないくらいのアイドルになる」から
「せんせとママを殺したやつに復讐する」に変わった。
この状態は通称黒ルビーと呼ばれている。
余談
アニメ化によって、この時新生B小町が撮影したMVが映像化したのだが、この状態のルビーも撮影に加わっているため、とてもショッキングな映像となっている。
映像のルビーの状態によって時系列が分かりやすくなっているので
興味のある方は閲覧してみてはいかがだろうか。(曲としてのクオリティも素晴らしく、
高評価数は45万を超えている)