概要
城之内克也のエースモンスターである『真紅眼の黒竜』の必殺技であり、黒い炎の塊を吐き出して相手を攻撃する。
元々の読みは「こくえんだん」だが、同名の魔法カード(後述)との混同を避けるためか、遊戯王GXからは、『真紅眼の黒竜』の必殺技の読みは「ダーク・メガ・フレア」に変更・統一され、現在に至る。
ちなみに「ダーク・メガ・フレア」は、元々キース戦で登場したレッドアイズ・ブラックメタルドラゴンの必殺技である。
テキスト
通常魔法
このカードを発動するターン、「真紅眼の黒竜」は攻撃できない。
(1)自分のモンスターゾーンの「真紅眼の黒竜」1体を対象として発動できる。
その「真紅眼の黒竜」の元々の攻撃力分のダメージを相手に与える。
解説
最強クラスのバーン効果
2004年5月27日に登場した『SOUL OF THE DUELIST』にて登場。
『真紅眼の黒竜』の元々の攻撃力(基本は2400)のダメージを相手に与えると言う、最強クラスのバーン効果を持つ魔法カード。発動ターンは『真紅眼の黒竜』が攻撃出来なくなるデメリットがあるものの、使用回数に制限がないため、1ターンに複数枚発動させれば、一気に相手のライフを減らせる強力なカードである。
アニメでは主に天上院吹雪が使用しており、その強烈なバーンダメージを相手に与えた。
ちなみに、『Sin真紅眼の黒竜』の攻撃名も「黒炎弾(こくえんだん)」である。
「真紅眼の黒竜の元々の攻撃力」分のダメージなので、上述したように基本的には2400ダメージだが、現在の遊戯王OCGにおいてこれは絶対的な数値ではない。真紅眼融合によって融合召喚されたモンスターは『真紅眼の黒竜』として扱われるため、これを利用することで2400を上回るダメージを発生させることも可能となっている。真紅眼融合から繰り出される現在の最大火力はメテオ・ブラック・ドラゴンもしくは流星竜メテオ・ブラック・ドラゴンを指定した場合の3500。特に後者の場合は自前の効果によって更なる追加ダメージが見込めるので、先攻1ターンキルというロマンもある。
さらに真紅眼の亜黒竜の効果により蘇生された真紅眼の黒竜は「元々の攻撃力が倍になる」、つまり4800のバーンを繰り出すことが可能となり、現在のレッドアイズ全体ではこれが最大のバーン数値となる。
遊戯王ラッシュデュエル
通常魔法
【条件】自分フィールドに表側表示の「真紅眼の黒竜」がいる場合に発動できる。
【効果】相手に2400ダメージを与える。
このターン、自分は「真紅眼の黒竜」で攻撃できない。
解説
Vジャンプ7月特大号では応募者全員大サービスとして『伝説の真紅眼の黒竜』のパックの中に、『真紅眼の黒竜』と『黒竜の雛』と共にラッシュ化されている。
通常版同様に『真紅眼の黒竜』が存在しなければ発動できないが、大ダメージを与える事ができる。
正し、ラッシュ版のは『真紅眼の黒竜』の元々の攻撃力分ではなくその数値の2400と確定的なものである。
なお、OCGの中で数多くの必殺技カードの中でラッシュ化されたカードはこれが初めてである。
しかし関心の『真紅眼の黒竜』は『青眼の白龍』同様にレジェンドカードである為にデッキに入れられるのは1枚だけのため、通常版にはない難点と化した。
遊戯王SEVENS
オーティスが使用。