「ならばその欠伸を……止めてやろう」
概要
自身と連動する巨大な鎧武者・明王を召喚する能力。
明王に特殊な能力は無い直接攻撃系の斬魄刀であり、脅威的な破壊力で相手を叩き潰すと言う他の卍解と比べれば分かり易いまでに力押しの能力。
明王は狛村とリンクしており、狛村の動きに合わせて明王も動くほか、明王と狛村のどちらかがダメージを受けると、同様のダメージがお互いにフィードバックする。その故に明王を破壊されて狛村敗北と言うパターンが多々ある。
この質量を持ちながら狛村の動きとリンクする超スピードを持つこともあり、作中において単純な物理戦ならば間違いなく最強クラスの部類であるが、互いに戦法を熟知している東仙要との戦いでは、虚特有の超速再生で自慢の攻撃力が全く通用しない上に、巨体故に小回りが利かずに速さで翻弄されて圧倒されると言う、正に典型的な攻め方で苦戦を強いられた。
東仙からも、「その破壊力故に一撃で相手を仕留めきれず、反撃されるとは思わない」「不便な卍解」と酷評された上に、藍染には卍解ごと一撃で倒される羽目になった。
しかし、狛村が回復すれば明王も回復する為に、卍解唯一の修復機能を持っている。
そのため一対一よりは一対多に向いていると思われる(尤も、作中では一対一ばかりだが)。
上位形態については、人化の術の該当箇所を参照。
余談
- 劇中での初披露時、つまり更木剣八との戦いでは、狛村の素顔を見た剣八が「果たして見た目通りに獣の様な強さを持っているのか確かめたい」と言っていたが、凶暴な野獣の様な剣八と獣人だが紳士的な狛村という対比になっている。