人化の術

じんかのじゅつ

漫画『BLEACH』に登場する術の一つ。

一般用語としては→人化、擬人化

概要

狛村左陣が使う術の一つ。

元々、狛村家は狼になる呪いを掛けられているのだが、人狼一族の長である大爺様に心の臓を捧げることで一時的に人間の姿に戻ることが出来る。

その間だけは不死身になるが、その代償に術が解けた直後、完全に狼になってしまう。最後の月牙天衝よりも代償が大きい。

活躍

作中では千年血戦篇における星十字騎士団のバンビエッタ戦で使用。

対戦相手であるバンビエッタは敗北後、ジジにゾンビにされた為、末路としては実はバンビエッタよりはマシだったりする。

その後は隠居し、七番隊隊士で同じく人狼のうるいやショウマを通して現隊長の射場鉄左衛門と会話している模様。

黒縄天譴明王・断鎧縄衣

同じく千年血戦篇にて使用。

人化の術によって、狛村の卍解・黒縄天譴明王が変化した姿。

鎧を脱ぎ捨て、鬼のような内面を剥き出しにした明王。黒縄天譴明王の鎧は狛村の命そのものであり、それを捨て去った姿は狛村が命を捨てた事の証明でもある。

特性は以前と変わらないが、狛村が不死身と化した事により、明王も攻撃を受けた端から再生する不死身の卍解と化している。

また身軽になった事で動きも進化前とは比べ物にならないほど俊敏になっている。

余談

• 人間と虚は元来同じ存在ではあるので虚化とは死神からより人間に近付いたという意味では同じと言える。
• 奇しくも東仙要とは復讐を果たす為に得た力という意味でも共通している。

関連タグ

BLEACH　狛村左陣　黒縄天譴明王

最後の月牙天衝、滅却師最終形態：理由があるのか偶然の一致かは不明だが短時間限定の圧倒的破壊力、使用後の強烈な代償と似通った部分が存在する。