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概要編集

写真週刊誌『スキャンダル』編集部に所属する女性カメラマン

黒髪ショートでスタイル抜群の巨乳美女だが、極めて陰湿かつ執念深いドSな性格で、陽キャを異常なまでに嫌悪している。

目的のためなら手段を選ばず、金に糸目もつけないため、編集長の本郷タダムネからは「『週刊スキャンダル』を象徴するエースカメラマン」として一目置かれ、編集長に文才を見込まれた新人記者の葉山ユウとコンビを組み、数々のスキャンダルを取り上げていく。


(本人曰く「撮ってもいい」)陽キャのスキャンダルを暴いて自分のSNSをバズらせることを生き甲斐としており、相手を「撮り殺す」ことで性的快感を覚える異常者である。そして、目的達成後は自慰行為で自分にご褒美をあげている。

スキャンダルを撮る手段として、ネタ元からの提供やタレコミの電話、TwitterInstagramといったSNS等でターゲットとなる陽キャをチェックし、あらゆる策を駆使して芸能人の不倫詐欺などといった秘密や裏の顔を暴いていく。

また、羞恥心はあまりない方であり、着替えを見られたり、葉山と恋人のフリをする際に自分の胸を揉ませても動じないが、覗きにはきつい罰(主に相手の顔写真を撮って即通報しようとしたり、その顔写真をネットに晒そうとするなど)を与える。


自身のパートナーとなる葉山のことは「バカ葉山」と呼んだり、弱味を握って強引にターゲットへの取材や張り込みに行かせる等とぞんざいに扱うことが多いものの、編集長にも認められるほどの葉山の文才はそれなりに認めている模様。


作中の描写や1巻収録のおまけ漫画によると、主に車上生活で日常を過ごしており、漫喫のシャワールームやコインランドリーをよく利用している。


詳しい過去や素性、陽キャを執拗なまでに毛嫌いする理由については未だ謎に包まれているが、自身のネタ元である柴田ミツコによると、10年前に発生した連続誘拐事件の黒幕とされる「嗤う赤獅子」を追っているらしい。


関連タグ編集

東京ネオンスキャンダル

カメラマン マスゴミ パパラッチ スキャンダル

鬼畜ヒロイン ゲスイン お色気担当 歩く18禁


※ネタバレ注意!!編集

※この先、重大なネタバレを含みます。



















黒羽根サユリの過去

10年前、当時17歳の黒羽根サユリには5つ離れた姉がいた。

その姉とは、当時売り出し中の新人女優・松桐ナギ(まつぎり ナギ)だった。


両親が離婚し、離れ離れで暮らしていたサユリだったが、姉が一人暮らしを始めたタイミングで父の元を離れ、大荷物を抱えて姉の住むマンションへと転がり込んだ。姉のナギも妹の突然の居候に驚くも、これを拒否することなく素直に受け入れ、姉妹二人で暮らし始める。

姉妹揃って私生活面ではだらしない性格だが、それでも上手く生活しており、サユリは当時売り出し中の新人女優であった姉に悪い虫がつかぬよう警戒していた。



しかしそんなある日、姉が何者かに誘拐される事件が発生。この事件が「嗤う赤獅子」の起こした最初の誘拐事件だった。


姉を誘拐し、過剰な演出を行う犯人の配信動画を見て姉の危機を知ったサユリは自分がどれほど姉が好きだったのか、誰にも姉を奪われたくなかったことを気づき、身代金の受け渡し場所の発表動画で徹底的に動画を見通し、受け渡し場所を見事に当てたサユリは誘拐された姉を助け出すことに無事成功した。

しかし、どこからともなく姉の誘拐事件が彼女自身の自作自演だったという噂が流れ出し、SNSや掲示板等で姉に対する誹謗中傷が書き込まれ、サユリも片っ端から削除依頼を出す等と必死に姉を庇っていたが、姉に対する誹謗中傷は日に日に増してしまい、作品の降板まで増えてしまう始末だった。

サユリは姉の味方をしようとしない事務所や芸能界関係者に苛立っていたが、ある日帰宅すると…




姉は部屋で首吊り自殺を図っていた。




姉の突然の死に愕然となるサユリは、彼女が遺したとされる遺書から、姉の全てを狂わせた「嗤う赤獅子」への復讐を誓う。

その頃、姉の自殺に関する事件の真相を追っていた『週刊スキャンダル』の当時の記者にして後の編集長である本郷と当時カメラマンだった柴田と出会ったサユリは自身が「嗤う赤獅子」や姉を見捨てた陽キャを追い詰めることを宣言。

本郷に手を差し伸べられ、赤獅子や陽キャへの復讐の手段を見つけたサユリは週刊誌の世界に足を踏み入れ、『週刊スキャンダル』エースカメラマンとして上り詰めたのだった。

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