概要
由来はサブイベントのターム襲来時のセリフから。サバンナ地方の集落にある宿で一泊すると、夜中に突然聞こえる住民たちの叫び声。起きてみると、巨大な白アリの化け物が集落中を歩き回っているという衝撃のシーン。……にもかかわらず「アリだー!!」という緊張感ゼロのセリフ。このギャップがのちにネタとなったものである。
ちなみにリメイク版ではこの後
皇帝が外に出た際、住民の一人であるハムバが「穴の中からアリのモンスターが!」と
シリアス展開らしい切羽詰まったセリフを言うが、
発売前でもTGSの2024年版トレーラーの最後にてその「アリだー!!」が
(※ちなみに英語版では攻略本の英語表記同様「Termites!!」と叫ぶ住民の声が聞ける。)
アリの巣の入り口に行くと選択肢が出て、「穴を塞ぐ」を選ぶと一時的に事態を収めることが出来る(根本的な解決ではないためイベントクリアにはならない)。このシュールな光景もネタ扱いされる一因だと思われる。
地下に潜入し、タームの「クィーン」を撃退することに成功すれば、イベントは終了する。
……と、誰もが思っていた。
永き時が経過した後の時代。突然、悪夢は蘇る。帝国の首都アバロンに、サバンナと同じ白アリが大量発生するイベントがある。しかもこの時、住民が体を寄生されており、体を食い破られて中から白アリが出てくる。
街中で買い物や話をしようとした時にこれが発生するため、非常に心臓に悪い。まさかの「時を越えた二段構えイベント」であり、まさに歴史物語であるロマサガ2を代表するサブイベントと言える。
さらにこの時、2度目のイベントで見られる「リアルクィーン」のグラフィックの艶かしさやボスとしての強さも勿論ネタにされる要因のひとつ。ただし、この2度目のリアルクィーン関連のイベントでは「アリだー!!」のセリフは一切無いので注意したい。
外見の似通った蟻や昆虫系のイラストにも、このタグが付けられることもある。
字面だけだとシュールに見えてしまうが、今作のアリは冗談抜きで人類最大の脅威と言ってよい存在なので、切迫した叫び声が出ることになんら不自然はない。
しかもリマスターやリメイク版では裏ボスとしてドレッドクィーンまで登場し、かつて繁栄した古代人も多数の犠牲者を出し、七英雄が吸収の法を会得してようやく討伐に至り、にもかかわらず現代で復活しているのだから、目の前で蠢かれてはたまったものではないだろう。
余談
シロアリは蟻ではなくゴキブリの近縁である(葉っぱを食べるゴキブリである「キゴキブリ」から進化した生物がシロアリ)。
マップチェンジバグを使ってデバッグルームに入ると、その度にサバンナでクイーンが復活するため、この台詞を再び聞く事ができる。
関連タグ
シムアント ゲームクリアすると家の住民がリアルにこうなる。