概要
『賭博破戒録カイジ』地下チンチロ編における主人公・カイジ率いる6人組の名称。
由来としては、帝愛の地下帝国での強制労働の月給が9万1千ペリカ(日本円で9千100円)なのだが、借金等の理由で給料を前借した場合、班長は手数料として一定額天引きできるようになっており、2ヶ月分の給料を前借りする場合は、正規の給料の半分である4万5千ペリカしか貰えなくなってしまうため。
つまり全員が地下チンチロで大敗して大槻班長に借金を背負った負け組であり、原作やアニメでも同じデザインのキャラクターが賭場に参加している描写がある。
作中では、イカサマを使って地下チンチロでぼろ儲けしている大槻班長を打ち倒すべく、まずは軍資金を集めようというカイジの提案により結束。個々では浪費癖のある彼らだが集団による目的意識の共有により大槻が仕掛ける贅沢品の誘惑や嫌がらせを跳ね除け、資金の貯蓄に成功する。続く大槻との決戦では、作戦の詳細を明かそうとしないカイジに対して疑うことなく全資金を委ねており、その信頼の厚さが相手の判断ミスを誘う一因となって大槻を倒すことに成功する。
その後、地上で借金分の金を稼ぐため、地下チンチロで手に入れた大金を45組から託されたカイジは「沼」での死闘の末見事大勝利を収め、晴れて45組は全員地下脱出となった。
メンバー
- カイジ
- 三好智広:続編『賭博堕天録カイジ』にて裏カジノの店員として再登場する。
- 前田:同上。眼鏡の坊主頭。
- 北川:たらこ唇。「うし…うし…」という独特の効果音で焼き鳥を食べていた。
- 横井:糸目。本人曰く41歳。
- 橋本:裸眼の坊主頭。