ALONE(B'z)

びーずのあろーん

B'zの9thシングル。およびそのシングルの表題曲。

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目次 [非表示]

1 概要

1.1 収録楽曲

2 楽曲について

2.1 テレビ番組での演奏

2.2 ライブ演奏

3 関連動画

3.1 公式YouTubeチャンネルによるPV(ショートver)

3.2 公式YouTubeチャンネルによるLive from AVACO STUDIO

4 関連タグ

4.1 B'zのシングルCD年表

概要

シングル発売日は1991年 10月30日。

5thアルバム『IN THE LIFE』からの先行シングル。

CDジャケットの表には左側に稲葉の顔が左半分、右側に松本の顔が右半分映っている。裏ジャケットには稲葉の顔の右半分と松本の顔の左半分が映っていて、2枚以上の同じジャケットの表と裏を組み合わせるとそれぞれの顔が完成する様になっている。

収録楽曲

作曲・編曲	松本孝弘
作詞	稲葉浩志
編曲	明石昌夫

#	タイトル	時間	備考・タイアップ
1	「ALONE」	6:03	関西テレビ・フジテレビ系ドラマ『ホテルウーマン』主題歌
2	「GO-GO-GIRLS」	3:48	坪倉唯子に提供した「GO-GO-GIRLS」のカバー

楽曲について

キャッチーなメロディーと孤独をテーマにしながらも前向きで力強い歌詞が印象的なバラード楽曲。

イントロで初めてオーケストラ・ヒットを使用。演奏時間は6分3秒とB'zのシングル曲では「愛しい人よGood Night...」の6分13秒に次いで長いが、5thアルバム『IN THE LIFE』、バラード・ベスト・アルバム『The Ballads 〜Love & B'z〜』ではラストのコーラスが最初に始まるバージョンが収録されており、こちらの演奏時間は6分20秒となっている。(コーラス部分の歌詞は『IN THE LIFE』の歌詞カードに掲載されている。)

アルバム『IN THE LIFE』で2曲目に制作された楽曲。

松本によると『B'z LIVE-GYM '90-'91 "RISKY"』のツアー中にメロディの制作はスタートしていて、Bメロが現在と違う形になりながらも本当にすごい時間をかけて制作したとコメントしている。

稲葉はデモテープを聞いた後、「夕焼け」と「花」というイメージを思い浮かべ、そこから「花束を抱えた男性が夕焼けの中を好きな人を思いながら一人佇む光景」をイメージとして作詞したとコメントしている。

松本は『IN THE LIFE』収録曲の「もう一度キスしたかった」をシングルにしたかったが、スタッフの判断でこちらがシングルとなった。ファンクラブ会報のアンケート「20周年のライブで聴きたい1曲」で5位にランクイン(ただし、2008年のライブツアーでは両方とも未演奏)するなど、初期のB'zを代表するバラードとなっている。

GLAYのTAKUROは、思い出の曲の一つにこの曲を挙げている。

テレビ番組での演奏

番組名	放送日	局名	演奏曲
『ミュージックステーション』	1991年11月1日	テレビ朝日	「ALONE」

ライブ演奏

1995年のライブツアー『B'z LIVE-GYM Pleasure '95 "BUZZ!!"』ではステージ下からせり上がってくる形で稲葉がピアノを弾き語り、松本が1コーラス目のAメロまでピアノの上でギター演奏する演出で披露されている。

この演出について松本は「(稲葉がピアノを弾くという案について)かなり前からあったけど、本人が拒否し続けていた。今回、舞台監督と演出の打ち合わせをした中で松本が(稲葉がそういうことをやるべきだ)と説得したことにより実現」、「(この曲になった理由について)ライブの曲順、構成を決めていった中で「ALONE」がいいんじゃないかということになった」、「当初、(ピアノ演奏は)ワンコーラスだけだったけど、やってみたらすごく良くて、フルコーラスでやることになった」と会報でコメントしている。

この演出は2018年のライブツアー『B'z LIVE-GYM Pleasure 2018 -HINOTORI-』(ドーム、スタジアム公演)でリバイバルされており、こちらでは松本とキーボード増田隆宣が『星に願いを』を演奏したあと稲葉がピアノと共にせり上がってくる形で曲に入っている。

稲葉は「(ピアノ演奏を当時)拒否した理由について全然、覚えてないけどきっと練習するのが面倒くさかったからじゃないかなと、今回は(練習が)すごく楽しかった」と会報でコメントしている。

ライブではラストのバックコーラスは観客と合唱するのが恒例となっている（CD版では2回で終わるが、ライブでは基本3回繰り返す）。