オンラインゲームWorld_of_TanksにおけるAMX-40についてはAMX40を参照。
解説
AMX-40は、第二次世界大戦期のフランスで開発されていた騎兵戦車。
特徴的な卵のような曲面形に仏国面を感じずには居られない。
全体的に丸みを帯びた車体と、非常に独創的な卵型砲塔とが相まり、トップ画像の通り非常に特徴的なシルエットとなっている。加えて、計画ではその後ろに対空機銃を搭載する予定にあったとか。
エンジン出力は低かったが、BT戦車に似た新型の駆動装置を採用することで理論上は補えるとされた。
1940年からソミュアS35の後継として開発が進められていたが、ほどなくしてドイツの電撃戦によりフランスは降伏。
実車は一輌も製作されず、設計図のみで計画は消滅した。
なお、戦後のフランスには全く同名の輸出用主力戦車が存在したので混同に注意。
現在のPixivでは主力戦車の方のイラスト作品は投稿されていないため、現状で混同する可能性は低い。
こちらは輸出用でありながら輸出はまるで上手くいかなかったが、現用の第三世代主力戦車「AMX-56ルクレール」の原型となった。