概要
オンラインゲームではチートやRMT、ハラスメント行為などを行った人物もBANの対象だが、これらの対処は日常的に行われているため、一斉にアカウント停止報告がされても祭りとは呼ばれることが少ない。
主なBAN祭りとして扱われるのは、ゲームのデータがアップデートされたときと同時に発生したバグ(不具合)を用いた人物が大量にBANされたときである。
多くのオンラインゲームでは、不具合を利用して自分が得をする行為は利用規約で禁止されている。
なぜかというとコンシューマーゲームであるマリオの無限1UPやポケモンのなぞのばしょなど、言うところのシステムの穴を突いた「裏技」は、スタンドアローン(オフライン)に限定して行っている限りは自己責任でありグレーゾーンであるが、多くの人とインターネット回線を通じて繋がっているオンラインゲームでは、このバグの存在が大きくゲームバランスを崩壊させてしまう。
「裏技」を知っている人と知っていない人で経済的&戦力的格差が生じるのだ。
裏技でのアイテム無限増殖などを認めてしまったら、金策やアイテム収集をする必要がなくなりゲームとしての存在が危ぶまれてしまう。ゲーム世界の経済も完全崩壊する。そのため「裏技」を使った人間はBANされるかロールバックでのデータ差し戻しなどの厳しい処分を受けることになる。
この大量粛清こそがプレイヤーの間からBAN祭りと呼ばれるものである。
なおゲームのバグは基本的にBAN祭りの後に、修正パッチやらアップデートで修正されることになる。
また、無差別的なBAN祭りとして2023年2月3日に、Twitterにて大量のアカウントがいきなり無差別にBANされるという自体が起きた。
このBANは、違反を犯したプレイヤーどころか、普通の使用者も対象になっており大手配信者からフォロワー二桁の使用者までもBANされており、理由などは未だにはっきりしておらず、「凍結祭り」というワードがトレンド入りを果たした。