概要
トップチューブとシートチューブの接合部より、シートチューブとシートステーの接合部を下にずらした形状の自転車のフレーム(iSCと呼称)が特徴で、角型のチューブを多用する。
スイスの工場で製造されている。
pixivでは主にBMCの自転車が描かれた作品(弱虫ペダルなど)のタグとして使用されている。
来歴
1986年、スイスでアメリカ人のボブ・ビゲローがラレー(イギリスの自転車会社)の代理店を開く。
1994年、代理店の資格を失ったため、「BMC」ブランドで自転車製造を始める。
2000年、スイスの補聴器メーカー「フォナック」のオーナー、アンディ・リースがグレンヘン(スイス)にカーボン・チューブの生産施設を建設。「ポルシェ」の競技用自転車を生産する予定だった。
2001年、アンディ・リースが「BMC」を買収。グレンヘンに拠点を移す。
2002年、「フォナック」がスポンサーを務める「フォナック・ヒアリングシステムズ」へ機材を提供。
2007年、ジム・オホヴィチュが結成した「BMC・レーシングチーム」のスポンサーとなり、機材を提供。
2011年、「BMC・レーシングチーム」がUCIプロチーム入り。カデル・エヴァンス選手がツール・ド・フランスで総合優勝。
2018年、「BMC・レーシングチーム」のメイン・スポンサーから撤退。
2019年、南アフリカの「チーム・ディメンションデータ(NTTプロ・サイクリング)」に機材を提供。