アドベンチャータイムのアニメーターNatasha Allegri氏のオリジナルアニメ。
概要
ペットショップをクビになった主人公「Bee(ビー)」。
金欠に悩むものの、ひょんなことから猫なのか犬なのかもつかない不思議な生物「PuppyCat(パピーキャット)」と出会い、少々変わった新たな生活が始まる・・・。
7話以降のアイキャッチではメイドインワリオやリズム天国のキャライラストでおなじみの「竹内高」が描いたビー、パピーキャットが登場している。
登場人物や生物
ビー
主人公。バイトをクビになり無職生活になってしまうハズだったが、パピーキャットに出会い生活は一変する。パイロット版でバイトロボの能力により魔力を授かったが、剣を召喚するも殴りつけるだけだったり、本編2話ではポケットからキラキラした物を出したりなど、大した役に立っていない。
好きなことは「プリティー・パトリック」の食レポを見たり、魚に関係した物が好きなようで、パイロット版は痩せていたが、本編になると生活が潤ったのかむっちりしたデザインになっている。
嫌いなことは水や風呂に入ること。理由は最終回で明らかとなった。ただしネトフリ版では設定が変更され、水に触れても問題は起きなくなった。
パピーキャット
突然現れた、犬とも猫ともつかない不思議な生物。動画の翻訳を使うと一人称は「俺」。
パッと見は猫っぽいが、犬の臭いがして小太り体系である。足が遅い。
声はボーカロイドの「Oliver(オリバー)」をそのまま使用している。ただし音声は普段は「Pupupu~」「Popopo~」などと発し、意味役の字幕(英語)が流れているため、目をつぶると何を言っているのか分からない。
ビーの家に居候しているが、お金に困ると首輪の鈴から依頼の手紙を呼び出し、手をサインに乗せるとバイトロボのいる空間に移動できる。
普段は無口だが、喋るようになって以降は、自意識過剰でずうずうしい面を見せるようになり、
「訳文:飼い主失格だ」と嘆くビーに「訳文:誰がお前のペットじゃ」とつっこんでいた。
パイロット版では元人間のようで本人は「ならず者」と語ってはいるが王子様のような恰好をしていた。持ち上げてシッポをコックするとビームを発射できる。
本編でのビームの使用はフーセンガムを用いてビームを膨らませたガムに入れ、空を飛んだ。
テンプボット
ビーとパピーキャットの収入源となっているコンピューターロボ。
毎回担当の声は違っているが、二人のことは共有している。
パイロット版の当初は「不法侵入者」としてビーを焼却処分しようとしていたが、パピーキャットのおかけで焼かれなくて済む。後に成行きで同行したデカートまでも焼却処分しようとしていた。
依頼を二人に与えさまざまな星に転送でき、大口開けて入口を開く。しかしなぜか出口が入口より狭く、それどころか出てみると「ウェー」や「ゴ、ゴファー」などとゴボゴボしたノイズ音(というか嘔吐音)を出す。
依頼をこなすと元の世界にて報酬を与える。
デッカード
ビーの恋人。パイロット版では分からなかったが、オッドアイ。
彼女の生活には心悪く思わず、自分が料理学校へ働くことを隠していた。ラザニアが好き。
キャス
デッカードの姉。元はレスラーのプログラマー。姐さん肌だが、弟やその恋人のビーを何より心配している。炭酸飲料を大量に買って冷蔵庫に置いている。キスをしたことがない。
兄弟は全員魔法使い系のキャラの名前が元ネタになっている。
カルダモン
ビーたちのアパートの管理人の7歳の男の子。子供ながらも詰まったトイレを修理する優秀な子。学校では告げ口をしたり大人すぎる態度をとったりすることから周りに馴染めずにいる。
ギミックハンマーを持っている。その背景には病状の母の存在がある。
プリティーパトリック
食レポーター。放送日は時間分けされ2回放送しており、ビーは欠かさず見ている。ビーたちが住んでいる街の市長でもある。
パピーキャットも彼のコメントを気に入り、ファンになっている。
カニ
ホモと何かの谷間をこよなく愛する変なカニ。パピーキャットからは嫌われている。
ネコども
バイトロボの転送先のネコ惑星に住む猫たち。
ビーを気に入り、歓迎してくれるが少々強引なところがある。犬っぽいものが大嫌いでパピーキャットのすることなすことに吐き気を催していた。猫の中で一匹着ぐるみを着た犬っぽいのが混じっているがこちらは仲間と認識している。
トースト
好戦的な女性レスラー。キャスとは旧知の仲でよく喧嘩をしている。マーリンとの間に子供がいる。
回りくどい言葉遊びを用いた独特な喋り方をする。
スティッキー
カルダモンの飼っている犬。カルダモン曰くパピーキャットの婚約者。
顔がポムポムプリンに似ている。
ミリー/ムウリー
巨大なネコミミ付きの雪だるまのドーナツ職人。
ちなみにお菓子に土足がついても難なく報酬を渡すナイスガイ(?)
Netflix版では話の前半と後半で名前の発音が異なるためか、字幕などでも名前の表記が上記の2種類ある。
関連項目
動画
公式の動画
設定から日本語字幕の表示ができる
2期はネットフリックスで配信された。
ネトフリ版の1~3話目が1期(Youtube公開版)のリメイクに相当する。
ネトフリ版1話目のタイトル「2回目の初めて」はそれを意図したものと思われる。