楽曲・譜面情報
作曲 | 黒沢ダイスケ |
---|---|
譜面作成 | ?? |
BPM | 189〜284 |
曲ID | dogma1 |
コース | かんたん | ふつう | むずかしい | おに(表譜面) | おに(裏譜面) |
---|---|---|---|---|---|
難易度 | ★×5 | ★×7 | ★×8 | ★×10 | ★×10 |
コンボ数 | 291 | 505 | 680 | 876 | 1259 |
この曲が登場することになった経緯
ニジイロVer.でAIバトル演奏が実装され、ごほうび楽曲として「零の交響曲」、「いっそこのままで」、「wonderful ROUTINE」の3曲が追加された。しかし、AIバトル演奏実装当日に、これらの楽曲を獲得していないプレイヤーとセッションした場合、獲得できてしまう伝導が発覚して、後日一般解禁されることとなった。3曲に代わってAIバトル演奏のごほうびとして追加されたのが本楽曲、「絡繰廻廊」、「テトラリュトモスフォビア」である。本楽曲はAIバトル演奏で2勝することで入手できる。
視聴音源が公開された際、アーティストがInfinite Rebellionや第六天魔王など最難関級の楽曲を輩出した黒沢ダイスケであること、曲からして超高速譜面になりそうであることから、「新たな激ムズ譜面になるのでは」といった声が続出した。また、「Pt.1があるならPt.2もあるのでは」との声も見られた。
そして実装
案の定、星の数はかんたんから5/7/8/10と全コース最高難易度。さぞかし譜面も非常に難しいのだろうと思われたが...
中身は16分は長くて5連打までで複合は2種類4回のみ、ほぼほぼ単色の3連打という明らかに幽玄ノ乱などでいう、おによりもむずかしいに近い難易度の譜面となっていた。裏譜面も当初は無く、「思ったよりも簡単だった」「まともでよかった」との声が多く出た。しかし、超高速譜面としては簡素な譜面であったこと、アーティストが激ムズ曲を多く手掛けた黒沢ダイスケであることから同時に「絶対裏あるだろ」「いつか裏が来るのでは」との声も上がった。
一応、譜面について触れておくと、
上記の通り、BPMは284であり、まださいたま2000よりも少し高い程度。
この高BPMの中で容赦なく現れる8分と16分の絡みをひたすら捌いていく構成になっている。繰り返しになるが、16分はほぼほぼ単色の3連打であり、複合は2種類が計4回、5連打は3回のみ。ただし、16分の数自体はかなり多い。こちらも繰り返しになるが、難易度的には幽玄ノ乱のおによりもむずかしいの方が近い。
難所は5連打が2回立て続けに現れるところ。太鼓の達人でも滅多に無い配置を超高速で捌く必要があり、フルコンボを狙う際は間違いなく難所になるはず。
ちゃんと★×10相応の難易度を誇る高速譜面である。
他3コースについて、特にむずかしいとふつうが難しい。おには中央寄りの難易度であるのに対し、むずかしいとふつうは最上位の一歩手前付近の難易度になっている。
むずかしいは、16分こそ出てこないものの、8分複合が多彩。中には逆手を使うものもあり、半速にすれば間違いなくおに★×8。偶数打が多く、ただの超高速8分譜面だと思ったら大間違い。平均密度も平均的なおに★×8レベルの高さ。
ふつうは、8分複合こそほとんど無いものの、ノーツが505とかなり多い。そもそもこのBPMで8分が大量に襲い掛かる時点で異常である。半速にすればむずかしい★×7相当である。この譜面にも偶数打は多めで叩きづらい傾向にもある。
一方、かんたんは8分が存在しないが、付点配置のオンパレード。8分だらけのふつうに比べると大分マシにはなるが、この譜面も低速HSが一切かかっていないので、速さについていけないなら門前払い。
そして...
一日遅れのクリスマスプレゼント
2020年12月25日、公式より、翌日に裏譜面が追加されることが発表された。これには驚きよりも「やっぱりな」といった声が多く、難易度も最上位クラスになるだろうと予想された。
翌日。
プレゼントを開けてみたら、怒濤の16分3連打ラッシュから始まるゲテモノ物量譜面だった。16分がもりもりに盛られており、休憩もほぼ無い。総ノーツ数はあの幽玄ノ乱とほぼ同じの1259である。とにかく16分、とにかく16分。
動画を見た段階で短い16分ばかりだからまだマシだろうと思ったそこのあなた、甘い。
16分は短いものがほとんどだが、その頻度は幽玄ノ乱やInfinite Rebellionよりも高く、8分長複合などで一息つけるようなところが一切無い。つまり、極端に長い長複合が無い代わりに絶え間なく短めの16分が襲い掛かる全体難なシステムとなっている。やめてくれぇ・・・
配置的にもロール処理はかなり難しく、攻略には高度なシングル力と圧倒的な体力を要する。
平均密度は約10.42打/秒と異常に高く、当時歴代4位の高さ。BPM300未満では史上初の10打/秒オーバーの譜面である。
以上のような要因から、太鼓の達人でも最難関級の譜面とされる。中には、太鼓の達人で最も疲れる譜面との声もあるので選曲時には相当な覚悟が必要。
段位道場
段位道場にも課題曲として登場したことがある。ニジイロVer.段位道場2022の玄人2曲目に表譜面が選ばれた。達人入りを予想されることが多かった裏譜面ではなく、表譜面が先に段位道場入りを果たした。果たして、裏譜面が達人入りする日は来るのだろうか・・・