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EpicBattleFantasy

えぴっくばとるふぁんたじー

「EpicBattleFantasy」とは、Matt Roszak氏制作の同人ゲームシリーズである。4作目以降、有料完全版がSteamより販売されている。
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概要編集

Matt Roszak氏が制作している同人ゲームシリーズ。

1作目は戦闘のみでパロディ全開(例えば、ポケモンが名前も姿もそのまんまで敵モンスターとして出てきたり、BGMも他作品のサントラ等から引用していた)だったが、

EpicBattleFantasy2では敵モンスターが全てMatt Roszark氏のオリジナルキャラクターになり、BGMもPhyrnna氏が作曲した本格的なものになった。

3作目「EpicBattleFantasy3」以降はフィールド、探索、イベント、クエストといった要素が追加され、オーソドックスなRPG形式に変化した。

4作目までは英語中心で、まさしく知る人ぞ知る海外製ゲームに留まっていたが5作目ではとうとう日本語に対応。日本人にもとっつきやすくなった。


作品一覧編集

EpicBattleFantasy編集

記念すべき第1作目にして、パロディ祭りの全盛期

パーティメンバーはMattとNatalieの2人のみ。

ラスボスはどっかで見た人がゾンビになって蘇った存在。


EpicBattleFantasy2編集

第2作目。前作よりボリュームアップしたほか、要所要所にイベントシーンも挟まれるようになった。

また、ボスを倒した後にセーブが可能になった。

(前作はセーブ不可能だったため、全滅したら最初からやり直しになった。)

この作品からBGMが全てPhyrnna氏が制作したものになった。

パーティメンバーは第1作目と同じくMattとNatalieの2人のみ。

ラスボスはLance(ランス)と戦車Valkirie。


EpicBattleFantasy3編集

第3作目。本格RPG化し、シリーズの転換点となった作品。

パーティメンバーはMattとNatalieとLanceの3人。

ラスボスはAkron。


EpicBattleFantasy4編集

第4作目。前作をベースに、本格RPGとしての色を強める。

また、今作より武器やボスなどが一部追加された有料版がsteamで販売されている。

パーティメンバーはAnnaに加え前作のパーティメンバーの計4人。なお、この作品のみストーリーの都合上Mattが最初のメンバーでない。

ラスボスはGodcat。


EpicBattleFantasy5編集

第5作目。前作・前々作をベースに、さらなるボリュームアップを図った大作。

対応言語にとうとう日本語が追加された。

パーティメンバーはNolegs(アシナシ)に加え前作のパーティメンバーの計5人。

ラスボスはDevourer(喰らいし者)。


Bullet Heaven編集

縦スクロール弾幕系シューティング形式のスピンオフ作品。Annaはこの作品で初登場した。

何気に、Nolegsが初のPC化を果たした作品でもある。

後にイベント会話などが追加された続編「Bullet Heaven2」も出ている。


Adventure Story編集

横スクロールアクション形式のスピンオフ作品。

久々にLanceが悪役側で登場する。


ゲームシステム編集

基本的なターン制コマンドRPGだが、ターンは必ず「味方→敵→味方→…」の順番でループする。

全作品共通して装備を変更することができるが、それだけで1ターン消費してしまう。

場に出られる味方は3人までで、EBF4以降は4人以上メンバーがいる場合残りのメンバーは控えに回る。

EBF3以降、武器や防具にさまざまな耐性や追加効果などが設けられており、戦局を左右する重要な要素となっている。また、その関係か武器無し防具無しといった縛りプレイは不可能。

4以前はMP制を採用していたものの、5ではクールダウン制に変更された。


登場キャラクター編集

PC(プレイアブルキャラ)編集

  • Matt(マット)

海賊風の装いをした金髪ロングの青年。日本語版での一人称は「僕」。

無鉄砲で冒険好きな性格。EBF5ではゲーム好きでややオタク気味な面も見られる。

窃盗などは日常茶飯事のようで、愛剣として掲げている「ヘヴンスゲート」も元はどこかから盗み出したらしい。4ではナタリー、ランスと共に世界を救った功績を盾に窃盗を繰り返した結果、大泥棒として世界中から顰蹙を買っている。

ナタリーのボーイフレンド。4以前ではあまり異性として意識した発言はないものの、5では逆にナタリーに一目ぼれしてアプローチをかけている。

性能的にはHP、物理攻撃、物理防御が高く魔法系統のステータスが低い典型的な戦士キャラ。攻撃は単体攻撃に強力なものがそろっているものの、全体攻撃のレパートリーに難がある。

武器は大剣がベース。中にはハンマー、斧、ギターなどもある。


  • Natalie(ナタリー)

白魔導士の装いをした女性。日本語版での一人称は「私」。

ロングのオレンジ髪を束ねたヘアスタイルと、何よりでかいのが特徴。深い谷間の除いた服装がそれを際立たせる。そしてダメージや攻撃のたびにバッチリ揺れるしマウスクリックで揺らすことだってできてしまう。素晴らしい。

また、アンナに「pretty cute(すごく美人)」と言われるなど、顔立ちも整っている。

感情の起伏はやや激しいが芯の強い女性。動物好きだが、逆にスライムやお化けの類は苦手。

マットのガールフレンド。マットに比べ、明確に彼のことを異性として意識している描写がある。反面でランスのことは仲間として信頼こそすれど異性としては良い反応を見せていない。

性能的には魔法系統のステータスが高くHP、物理攻撃、物理防御が低い典型的な魔法使いキャラ。さまざまな属性魔法に加えて回復もできるオールラウンダー。

武器は杖がベース。5では扇子や短剣も装備できる。


  • Nolegs(アシナシ)

マットとナタリーについてきている青い猫。名前の通り、人間でいう脚(後ろ足)がなく手(前足)に武器を持って直立歩行をしているが、どうやって歩行しているのかは不明。

台詞はやはりというべきか「にゃー」という鳴き声でしか表現されないが、5では彼の内心が人間の言葉で見られることもある。そのテキストを見る限り、見た目のわりに結構勇敢でプライドが高いようだ。

4以前はスキルなどで呼び出されることが多かったものの、スピンオフのBulletHeavenでPC化し、5では正式に仲間として参戦。

性能としては回避や命中といったスピード系のステータスが高く、それでいて優秀な属性攻撃も覚える。ただし、耐久は脆い。

武器は玩具の剣と盾がベース。


  • Lance(ランス)

茶髪の軍人。2において世界征服を企むもマットたちに阻止され、その後仲間となった。日本語版での一人称は「俺」。

知的で冷静なリアリスト。知識も上記3名に比べれば豊富だが、出展がSF作品だったり「パズルは苦手だ」と公言していたりする。また、結構ムッツリ

ナタリーに片思いしている描写があり、AdventureStoryでは彼女を誘拐したり、5ではマットに嫉妬している。また、どういうわけだか彼に片思いしているNPCがいるが、

性能としては命中のステータスが高く、それ以外は比較的バランスの取れた、悪く言えば器用貧乏気味。スキルはどちらかといえば魔法攻撃に偏っているが、物理攻撃や回復スキルもそろっている。

武器は4までガンブレード&大きめの銃がベース。5はリボルバー&大きめの銃。


  • Anna(アンナ)

森に住むレンジャーの少女。日本語版では一人称が「ウチ」の方言娘。

緑髪で、普乳。ナタリーの胸を気にする場面も見られる。

正義感が強く猪突猛進気味の性格。4のストーリーの都合もあるが、窃盗を平気で繰り返すマットたちと比べ、盗みの類には厳しい目を向けている。

BulletHeaven2ではマットに気を遣われたことで一時的に彼にときめく場面も見られたが、それ以降は自身が色恋沙汰に関わることはそれほど無い。

性能はランス同様にバランス型。スキルは物理攻撃の方が強力だが、魔法攻撃や回復スキルもそろっている。

武器は弓矢がベース。5ではハープも装備できる。


NPC編集

  • One of our rival

「EBF2」に登場。冒険者風の装いをしている。

集めた財宝を売ろうとMatt達の前に現れた。

Mattの反応からして仲はそれほど良くないようだが、これ以降全く音沙汰がないため詳しい関係は不明。


  • Angel

「EBF2」に登場。巨乳

倒した魔物を食べて食中毒を起こしぶっ倒れてた2人のもとにアイテムを売りつけに来た。



関連タグ編集

同人ゲーム Flashゲーム 海外製 パロディ FF

EBF/EBF5:表記揺れ

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